クラシックをより楽しむための聴き方は?色々な視聴方法ご紹介
レコードがCDになり、ダウンロードからサブスクへ……。メディア(媒体)やライフスタイルの変化にともなって、クラシックを含む音楽の聴き方は多様化しています。本記事ではクラシック音楽を何で聴くか、その楽しみ方を聴き方別に紹介していきます。
まだまだ現役!CDでクラシックを聴く
ストリーミングサイトやアプリに押され気味という印象が出てき始めているものの、クラシック音楽の鑑賞法としてCDはまだまだ欠かせません。1980年代に登場して以来、ジャンルを問わず音楽メディアをけん引してきました。そのような歴史があるメディアですから、市場に出回っているソフトの数はいまだ最も充実していると言えます。
また、これはレコードにも言えることですが、円盤のメディアには「モノ」を持つ、集めるという楽しみ方があります。目に見えないデータではなくやはり形のあるものを手に取りたい、またはコレクションしたいという方にはおすすめです。また、多くの場合(クラシック音楽は特に)、ケースに同梱されているブックレットには評論家やマニアによる解説が収められています。その情報量はレコード以上のものが多いです。音楽を聴きながら情報を得たいという方にもCDはおすすめです。
PCに取り込めば様々な聴き方が楽しめる
CDの利点としてディスクドライブがあるPCがあれば音楽を簡単に取り込むことができることも挙げられます。一度PCに取り込んでデータにしてしまえば、PC上で再生することはもちろん、Bluetoothで同期したスピーカーやヘッドホンで聴いたり、またスマホや、ウォークマンに代表されるポータブル音楽プレーヤーに移して音楽を気軽に持ち歩くことができます。CDという「モノ」をもちながら音楽を携帯できるという点でCDは様々な音楽の聴き方を提供してくれます。
データで持つ!クラシック音楽をダウンロード購入
手軽に音楽のデータを購入し、自分のものにできるのがダウンロード購入という方法です。もちろんデータでの購入なので、用途に合った聴き方ができます。大手購入サービスとして、iTunesやAmazonmusicがあります。音質にこだわりたい方にはSONYのウォークマン公式音楽配信サイトのmoraがおすすめです。ハイレゾ音源が購入できます。