イヤホン史上最も注目される「AirPods」第1世代と第2世代との違いについて徹底解説!
見た目にそこまで大差がないAirPodsの第1世代・第2世代ですが、どのような違いがあるのでしょうか?違いが分からないとどちらを購入したらよいのか、分からなくなってしまいよね。最新モデルAirPods Proとの比較も含め第1世代・第2世代の違いを紹介します。
世界中で注目される大人気イヤホン「AirPods」
白いワイヤレスタイプのイヤホンを付けている人を昨今、街中を歩いているとよく見かけるようになりました。
AirPodsという製品で、現在世界中で注目されています。
AirPodsは現在第1世代・第2世代とAirPods Proという大きく分けて3種類のものが出まわっており、年々性能が高くなっているようです。
2017年9月12日に第1世代が、2019年3月20日に第2世代が発売されました。
見た目がほとんど同じで一見違いが分かりづらいAirPods第1世代・第2世代ですが、どちらを購入するか迷っている人は多いようです。
第1世代から改良され製造された第2世代のAirPodsが、前代からどのように変わったのかを中心に、2019年10月28日に発売されたAirPods Proと第2世代のAirPodsの比較も含めて紹介します。
第1世代、第2世代って何が違うの?
AirPodsの第1世代・第2世代の見た目がほとんど同じだということは、先ほどもお話しました。
外箱も第2世代の方に「Wireless Chargeing Case」の記載が追加されている程度で、デザインもかなり似ています。
iPhoneとのペアリングの手軽さも同じで、iPhoneをフタを開けた状態のAirPodsのケースに近づけるだけでBluetooth機能により接続可能です。
肝心の音楽の再生時間ですがこちらも第1世代・第2世代ともに変わらずケース併用だと24時間以上、AirPods単体だと最大5時間ほどでした。
音質を比較しても大差はなく、第1世代でもハイレベルなサウンドを楽しむことができます。
新作として販売された当初から第2世代はワイヤレス充電可能なケースが付属されているものもありますが、第1世代でも別途ケースを購入すればワイヤレス充電可能です。
第1世代・第2世代の違いは、その他の性能や作りなどにあります。
AirPodsの第1世代と第2世代の違い①:チップセット
第1世代で使用されているチップセットはW1チップというものでしたが、第2世代ではH1チップに変わりました。
このチップの変化により電話に接続する際にも最大1.5倍と早くなり、iPhone・Apple Watch・iPadなどのApple端末に切り替えた時に接続されるスピードは最大2倍にもなったのです。
端末に切り替える際のスピードが遅いと、ネットの接続が重い時同様に少々ストレスになりますよね。
第2世代ではその問題が軽減されるようになりました。
ゲームをプレイする際の遅延(レイテンシン)も30%ほど低いです。
ゲームの遅延は特に、プレイする人にとってかなり問題ともいえるでしょう。
独自に作られたチップセットによってこれらの点が、第2世代で改良されました。
AirPodsの第1世代と第2世代の違い②:Siri
話しかけるだけでスマホやタブレットの操作を代行してくれる「Siri」という機能ですが、第1世代ではダブルタップすることによって呼び出せます。
機械が苦手な方や面倒な操作を省きたい人にとって「Siri」の機能の向上は嬉しいですよね。
第2世代でもダブルタップによって呼び出し可能ですが、さらに「Hey Siri(ヘイ、シリ)」のひと言で立ち上げられるようになりました。
AirPodsの「Siri」機能を使用するにあたって便利なのは、通話をしたり音楽の再生・音量調整をしたり、ナビ検索など道順やバッテリーの残量を知りたい時などです。
話しかけるだけで答えてくれるので、手がふさがっている時もAirPodsを耳につけているだけでさまざまな機能を利用できます。
AirPodsの第1世代と第2世代の違い③:通話
充電ケースでの15分の急速充電で、第1世代での通話可能な時間は最大1時間以上・3時間の再生となっていました。
15分で1時間以上も誰かと話せるのであればさして問題はないかもしれませんが、リモートワークなどが増えた昨今では長時間の通話も日常化しつつある人も多いのではないでしょうか?
第2世代のAirPodsでは充電ケースでの15分の急速充電で、なんと最大2時間の通話・3時間の再生が可能になります。
1時間も長くなりました。
さっと充電しただけでこれだけの時間、通話可能というのは画期的といえるでしょう。
ちなみに第1世代では充電ケースと併用した場合最大11時間、通常の充電では最大2時間連続通話可能でした。
第2世代では充電ケースとの併用で最大18時間、通常充電で最大3時間とかなり長時間の通話ができます。
AirPodsの第1世代と第2世代の違い④:値段
AirPodsの第1世代の値段は充電ケースとのセットで16,800円ほどでした。
新作が出ていることもあり中古が出回っていたり安売りされたりしているので、もしかするともっと低額で入手可能かもしれません。
対して第2世代は充電ケースとのセットで17,800円、ワイヤレス充電に対応しているケースとのセットだと22,800円と値段が上がっています。
第2世代のAirPodsも中古や安売りなどされているため、もう少し安価で入手できるかもしれませんが、第1世代と比較するとどちらにしても値段は高くなっています。
しかし第1世代よりも性能・機能などが圧倒的に向上されているのは確かなので、長く使うことを考えれば第2世代のAirPodsの購入を考えたほうが良いかもしれません。
AirPodsの第1世代と第2世代の違い⑤:ケース
第2世代のAirPodsは第1世代の時と同様のものか、ワイヤレス充電のケースとのセットかどちらか選択可能です。
第1世代のAirPodsはワイヤレス充電のケースがもともと付属しているものはありませんが、別途で購入できます。
ちなみにワイヤレス充電に対応しているケースは、サイズやLightningコネクタを使った充電可能な点は従来のものと同じです。
ワイヤレス充電可能なケースは2g程重たくなっています。
さらにワイヤレス充電のマットが付いているのと、本体を状態を示すLEDインジケータの位置がケースのふたの下付近、外側になりました。
従来のものはふたを開いた本体との間、ケースの内側にあります。