ピアノの処分はどうやるの?選択肢とその方法を解説!
ピアノを処分したいけど方法が分からず困っている方が多いようですが、賢く手放す方法があることをご存じでしたか?大型のピアノは少し動かすだけでも大変で、業者によっては多額の料金を支払わなくてはいけません。この記事では賢くピアノを処分する方法と選択肢を解説します。
ピアノの処分方法③:不用品回収業者へ
不用品回収業者を利用すれば搬出作業の料金も込みで請求されます。
大きくて重たいピアノの搬出は業者に頼むと100,000円を超えることも多いです。
不用品回収業者に頼めばグラウンドピアノは約40,000円~50,000円、アップライトピアノは約20,000円~30,000円、電子ピアノは約10,000円が作業費も込みの相場になります。
ただし不用品回収業者での処分に関しては事前に知っておきたい、いくつかの注意点があるようです。
不用品回収業者に頼む時の注意(1):手順
不用品回収業者をはじめて利用する方もいると思います。
先に依頼する手順を知っておきましょう。
- 自治体の公式ホームページから「一般廃棄物収集運搬業者」という資格を持っている業者を選択する
- 「ピアノを処分したい」と伝える
- ピアノの引き取り日時を決定する
- 回収業者にピアノを引き取ってもらう
不用品回収業者に頼む時の注意(2):信頼できる業者を選ぶ
不用品業者に処分を依頼する際に最も注意すべきなのは、悪徳業者がいるということです。
自治体が紹介していることと、プライバシーマークがあるホームページの業者を選んでください。
プライバシーマークがある業者は、個人情報の取り扱いなどが信頼できる企業の証明でもあります。
後々のトラブルを避けるためにも業者情報を細かくメモしておくことも大切です。
ピアノの処分方法④:粗大ごみ処分
ピアノを粗大ごみとして処分する際には手数料が1,500円~2,000円ほどかかるといわれています。
ただし特にグラウンドピアノやアップライトピアノなどは、ほとんどの自治体で粗大ごみとして回収されていないことが多いです。
まずは自治体へ問い合わせてみるとよいでしょう。
ピアノの処分方法⑤:譲る(寄付)
人に譲ったり施設・被災地に寄付する場合は、当然運送費用や特殊作業料金というものがかかります。
さらに施設・被災地に送る場合は団体によって運送方法が異なりますので、必ず問い合わせておきましょう。
ピアノを運送するのに必要な費用
業者にピアノを処分する際の全て込みの料金を計算してもらえるのであれば楽ですが、個人で運送業者に頼んで売る・譲る場合は自分で算出しなければなりません。
ピアノの運送に必要な必要①:運送費用
運送費用は距離と重さによって変化します。
以下、ピアノの種類別の額です。
ピアノの運送費用(1):グラウンドピアノ
20kmまで:33,800円
21km~40kmまで:39,867円
41km~99kmまで:61,100円
100km以上:67,340円以上
ピアノの運送費用(2):アップライトピアノ
20kmまで:20,150円
21km~40kmまで:23,400円
41km~99kmまで:34,450円
100km以上:37,700円以上
ピアノの運送費用(3):電子ピアノ
20kmまで:14,300円
21km~40kmまで:17,550円
41km~99kmまで:27,300円
100km以上:31,525円以上
ピアノの運送に必要な必要②:特殊作業料金
ピアノは大きいので、業者がやることは運送するだけではありません。
2階以上のご自宅にあるピアノなら階段・エレベータでトラックまで運ばなくてはいけませんし、場合によってはクレーンを利用することもあります。
そのための特殊作業料金が発生するのです。
ピアノの特殊作業料金(1):グラウンドピアノ
階段の利用(1階ごと):5,000円~9,000円
エレベーターの利用(1階ごと):3,000円~8,000円
外階段の利用(10階ごと):5,000円~8,000円
クレーン作業:10,000円~25,000円
手吊り作業:10,000円~25,000円
解体と組み立て:30,000円以上
ピアノの特殊作業料金(2):アップライトピアノ
階段の利用(1階ごと):5,000円~8,000円
エレベーターの利用(1階ごと):2,000円~3,000円
外階段の利用(10階ごと):5,000円~8,000円
クレーン作業:10,000円以上
手吊り作業:10,000円~30,000円
解体と組み立て:30,000円以上
ピアノの特殊作業料金(3):電子ピアノ
階段の利用(1階ごと):2,500円~8,000円
エレベーターの利用(1階ごと):5,000円~7,000円
外階段の利用(10階ごと):5,000円~8,000円
クレーン作業:10,000円以上
手吊り作業:10,000円〜30,000円
買取不可になってしまうピアノの基準とは?
相場が低いピアノや型が古いピアノ、そもそも壊れているピアノは買取不可になってしまうことが多いです。
グラウンドピアノに関しては50年以上前に造られたものの場合、買取が難しい傾向にあるようです。
しかしそういった場合でも、買い取ってくれる業者が見つかる場合があります。
今はインターネットで操作するだけで査定可能な業者もたくさんありますので、根気強く探してみるとよいでしょう。
まとめ
ピアノの処分は選択肢は限られているものの、買取・回収をしてくれる業者が実はたくさん存在します。
今回は各処分方法と具体的な業者、サービスの紹介をしました。
この記事を参考に自分に合う、後悔のないピアノの処分方法を見つけてくださいね。
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