ピアノの弾き語りがしたい!最速で上達する弾き語りのコツを徹底解説!
ピアノで弾き語りがしたい。誰しも、そんな事を思う事がありますよね。でもピアノの習った事無いし、無理って思ってませんか? ここにピアノを習った事がない私が「ピアノの弾き語り」が出来るようになった、コツや練習方法をお教えしたいと思います。
ピアノの弾き語りがしたい!
「ピアノ弾き語り」が出来るようになる為の「弾き方」や「練習方法」は様々あると思います。ここでは初心者が最速で上達するための「コツ」と「練習方法」について、一つの実例を紹介していきます。
「ピアノで弾き語り」をする場合、クラッシックのような演奏とは違って、ピアノは「歌の伴奏」であるという意識で演奏をしていきます。イメージとしては「ギターの弾き語り」と同様に考ると良いです。「伴奏」の基本は「コード+リズム」になります。
ここでは「初心者が最短で弾き語りが出来る」ようになるために、本来覚えるべきコードや弾き方を最小限して、それらしく出来る事を目指します。
もっと、複雑なコード、演奏のやり方もありますが、ここでは「初心者が弾き語り出来るようになる」ためのコツをご紹介します。
弾き語りにはコツがあった!上達するポイントを徹底解説
コツとポイント
- コードの押さえ方を暗記する(難易度 ★★)
- どの曲も白鍵盤に置き換えて対応(難易度 ★)
- 演奏パターンを身に付ける(難易度 ★★)
難易度は★〜★★★で表しています。
初心者が最小の練習で「弾き語り」が出来る様にする為の3つのポイントになります。一つずつ説明していきます。
コードの押さえ方を暗記する(難易度 ★★)
- 伴奏する時に「コード」を演奏していきますが、その指の押さえ方を「暗記」する必要があります。頭で暗記する必要はありません。コードは演奏中に何度もこ同じコードが出てくるので、練習しているうちに指が勝手に動くようになりますので、弾きながら自然と覚えられます。忘れたらコード表を見る位の気持ちで大丈夫です。
- 初心者向けに、覚える範囲が最小限になるよう、まずは#,♭の付かないコードを集中的に覚えて行きましょう。コード本は一冊位あっても良いかもしれません。
覚えるコードは大分類で7種類です。
C,D,E,F,G,A,B
これは
ドレミファソラシ
に対応しています。これが音の高さ、キーを表します。
各音階毎に「コードの種類」があります。これが「響き」を決定します。コードを全種類覚えるのは、いきなりは難しいです。ここではコードを簡単にする為に、まずは4種類覚えれば「それらしく弾ける」ようになりますので、まずはこの4種類を覚えましょう。
例:Cのコード
C:Cメジャー
Cm:Cマイナー
C7:Cセブン
CM7またはCmaj7:Cメジャー・セブン
の4種類です。譜面上「Cm7」と書いてあったら「Cm」を弾いてください。
他の音階だと、Dm,E7,Fmai7等の表記が出てきます。
いきなり7音階×4種類=28個のコードを覚える必要はありません。曲中に出てきたら、その時に覚える程度で結構です。
どの曲も白鍵盤に置き換えて対応(難易度 ★)
使う譜面を”#”、”♭”なしにのコードにしてしまうテクニックになります。
- 自分で楽譜から変換してると時間がかかるので、ここでは楽譜サイトの「楽器me」の機能を使って説明します。
- あと、キーボードの「トランスポーズ機能」を使います。
「トランスポーズ機能」が付いたキーボードを持ってない場合は、ここでのやり方は使えませんので、考え方だけ理解してください。
トランスポーズが使えない場合:
「キーを変更して」、#,♭が出来るだけ付かないキーで練習
または
#,♭が少ない曲を選択してください。
#,♭が付かないキーとは
通常、楽譜はその曲の歌手のキーで表示されています。その場合、例えば以下のようなコード表記になってる事があります。
C#m-G#m-C#m-B7
ここから、キーを-1すると
CmーGm-Cm-B♭7
に直して演奏します。この例のようにB7だったものがキーを下げて♭がついてしまうケースもあります。出来るだけ、#,♭が少ないキーを選ぶというように考えてください。この場合は素直にB♭系のコードを覚えてください。
やり方
1.楽器meのサイトに行って、練習したい曲を選びます。
2.曲のキーを変更します。
選んだ曲の歌詞の上にコードが表示されているはずです。そのコードが"#"、"♭"が多いようなら、キーを変更します。
曲の題名の下に以下の表記があると思います。
キーを変える -6 -5 -4 -3 -2- -1 0 +1 +2 +3 +4 +5
ここで原曲のキーからキーを変更する高さを選んで見てください。
例:曲のキーをB♭→Cにキー変更する場合
→コード表は+1してCのコードにする
→B♭→A なら −1します。
3.キーボードをトランスポーズさせる
ここでは上でキーを+1した前提で説明します。
曲のキーを+1したので、キーボードのトランスポーズは-1します。こうする事で、白い鍵盤中心のコードを弾いていますが、出てくる音は原曲と同じキーになります。
キー:+1
トランスポーズ:-1
合わせると±0で原曲のキーから変更してない音になります。でも弾くのは譜面上は「白鍵盤」が中心のコードになります。
このやり方で全ての曲のコードを「白鍵盤中心にコード」に置き換える事が出来るので、最大28種類のコードを押さえられれば、あらゆる曲に対応出来る様になります。
キー変更
- キー変更+トランスポーズ = (+1)+(-1) = 0
[補足] キーの変化について
キーは以下の様に変化していきます。
C C# D D#(E♭) E F F# G G#(A♭) A A#(B♭) B
0+1+2+3+4+5
C=ドの音です。鍵盤を見て下さい。#や♭は黒鍵になります。
ですので、
B→C ・・・ +1
シ→ド
C→D ・・・ +2
ド→レ
の様に#、♭を減らすのに、+1(-1)の場合と+2(-2)の場合が有ることを理解しておいて下さい。黒鍵を挟んでるか挟んでないかの違いです。
わからなくなったら、鍵盤を思い出して下さい。