【簡単&安い】ピアノ部屋のおすすめ防音対策4選をご紹介!
ピアノの練習をするときに防音について気にする方は多いと思います。お隣のご迷惑になっていないかなど心配される方もいらっしゃるでしょう。こちらではピアノの防音対策について、低コストで身近なグッズで出来る方法についてご紹介しています。ご参考になさってください!
ピアノ部屋の防音対策の必要性
昔も今も、お子さんの人気習い事ランキングの上位に入るピアノ。また、子育てが一段落した、あるいは退職をされてから時間ができたから、というきっかけでピアノを始める、という大人の方も最近では多いです。
ピアノを習うにはまずご自宅にピアノを買う必要がありますが、ピアノとは「音が出る」楽器です。周囲への騒音対策というのは必要になります。
特に近年の住宅事情ですとマンション、団地にお住まいの方も増えてきましたし、一戸建てでもお隣との距離がないケースも多くなっています。お隣との距離が近い分、騒音の被害が大きくなるのは当然のことですね。そのことによってご近所、お隣さんから苦情がきたり、関係が悪くなってしまうと、住みづらくなってしまいます。最悪、裁判沙汰になることも考えられます。その場合、そこにはもう住めなくなってしまうでしょう。
そこで必要なのが防音対策です。一番安心なのはピアノのために防音室を造ることですが、その工事には膨大な費用がかかってしまいます。
こちらでは費用をかけず、グッズなどで簡単にできる防音対策をご紹介します。
ピアノ部屋のおすすめ防音対策4選
ピアノ部屋のおすすめ防音対策をご紹介していきます。ぜひやりやすい対策から実践してみましょう。
床の対策をしよう!
まず、ピアノを設置する前に床に防音対策をしましょう。ピアノを置いてしまった後では移動が大変になりますのでご注意ください。
特にマンションや団地の場合には床に防音対策をすることがかなり重要となります。最近のマンションは壁の厚みがかなりある設計になっているところが多いので、お隣への音漏れの心配はあまりない、とされています。
しかしペダルを踏んだり鍵盤を叩いたときに発生する下への振動がかなりあるため、床に防音対策を施すだけでかなり効果があるとされているのです。
では具体的にどのような防音対策を施せばいいかというと、防音カーペットや足音マットなどがおすすめです。これらは価格的にも工事するよりは安く抑えられるのでいいですよ。
また、防振ベース、というものもありますので色々見当してみてください。
グランドピアノの場合には特に床の防音はしっかりするのがおすすめです。グランドピアノでも防音マットや防音カーペットなどのグッズで大分騒音は軽減されます。
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戸建ての場合は特に窓に注意
マンションの場合はともかく床の防音対策をおすすめしますが、ご自宅が一戸建ての場合は、ピアノの防音対策としてはどうすればいいでしょうか?
実は音漏れで一番気をつけなければならないのが「窓」なのです。窓の防音対策というと二重窓にする、という手もありますがそれですと工事費用もかかりますし大々的になってしまいます。
もちろん近隣に対しての対策は大切なのですが、まずは身近なところから、できるところから始めてみる、というのもおすすめです。
その中で一番人気があるのが「防音カーテン」です。カーテンなので取り付けも難しくないですし、気軽に着手できるでしょう。
また、すでに取り付けられているカーテンの裏地に「防音ライナー」というものもありますので、そちらを試してみてもいいですね。
ちなみにこれらは逆に外からの騒音も抑えることができ、一石二鳥とも言えます。
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マンションの場合はピアノの裏対策も
マンションなどの場合、部屋の広さからアップライトのピアノを購入される、という方は多いと思いますが、アップライトのピアノはピアノ背面に音が出る仕組みになっているため、裏側がお隣の方のお部屋、という場合にはその防音対策も必要となります。
一番いいのは壁からピアノを出来るだけ離す、ことですが、不安定にもなりますしなかなか、部屋の真ん中にアップライトのピアノを置く、ということはできないでしょう。そこでピアノの裏側に防音のシートなどを施して防音する手段、というのをご紹介しましょう。
アップライトのピアノの裏側に設置するピアノ吸音パネルや吸音ボードなど専用の防音シートもありますが、毛布や座布団などでも代用できます。まずは身近なものから試して効果を見てみてください。
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ピアノそのものに消音対策をする
4つ目は、ピアノそのものに消音の対策を施す手段です。
ハンマーと弦の間にフェルトを挟んだりするやり方や、消音ユニットを取り付ける、という方法もあります。どちらの場合も素人が行うことができないので専用の業者さんに頼むことになるため、費用は若干かかりますが、防音室をつくったりするよりはコストは抑えられます。
上記全ての方法を試してもまだ音漏れが気になるようであればプラスしてピアノそのものに消音対策を施してもいいかもしれませんね。
ピアノの防音対策の他に気をつけることは?
ピアノの防音対策について色々ご紹介してきましたが、なにより一番大切なことは、近隣の方々への配慮ではないかと思います。
マンションであればまず、ピアノを置こうとする前に下の階と両隣の方々に、そして戸建てであれば両隣、裏側にお住まいの方々に一言、ご挨拶をしましょう。そしてピアノを弾くこと、うるさくしてしまうかもしれないが時間は守ることなどをきちんと伝え、ご理解いただくことが大切です。
マンションの場合は振動がどこからどこまで伝わるのか分からないため、真下の方だけではなく、その両隣の方にもご挨拶をしておきましょう。
また、ご挨拶に伺う時にはなにか菓子折りなど持っていくことをおすすめします。そして道などですれ違った際にも「いつもご迷惑をおかけしてすみません」などお声がけをされると、お相手からの印象も良くなるでしょう。
ピアノの防音対策まとめ
こちらでは簡単に入手できるグッズなどで行えるピアノの防音対策について、まとめました。また、おすすめのグッズについてもご紹介しています。
これらで完全に音をシャットアウトできる、とは限りませんが、全くしないよりは効果はあります。常識的に、音出しをして良い時間帯に2時間程度であれば大丈夫でしょう。
しかし音大を目指す、などで本格的に、夜中もレッスンをする必要もある、となれば費用をかけて防音対策をする、ということも必要になります。どの程度のピアノレッスンをするか、そのあたりとも考え合わせて、もっとも良いと思える防音対策方法を見つけてくださいね。