【ピアノ】滑らかな運指を上達させるコツはこれ!

滑らかな運指を上達させる練習は、ピアノを上手に弾くためにとても大切です。とは言えスムーズな指の運びは人それぞれ違いますし、楽譜には記載されていません。今回の記事ではピアノを弾く際の、滑らかな運指を上達させるためのコツを紹介します。

記事の目次

  1. 1.ピアノ演奏は弾き方も重要なパフォーマンス
  2. 2.滑らかな運指が大切な理由とは?
  3. 3.運指を滑らかにするにはこれを押さえよう
  4. 4.運指を滑らかにするトレーニング方法
  5. 5.まとめ

ピアノ演奏は弾き方も重要なパフォーマンス

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ピアノの演奏は運指をスムーズ且つ滑らかにすることが大切です。

運指とは指の使い方のことですが難しいツイスターゲームのような運指だと見た目も悪く、当然上手に弾くことは不可能になります。

早い楽曲への対応も不可能でしょう。

ほとんどの楽器はいかに脱力しナチュラルに弾くかが大切であり、ピアノもまた例に漏れません。

しかし楽譜を見ても、音符は書いてあっても指使いまでは記載されていないので、とくに初心者の場合どの鍵盤をどの指で弾いたらよいのか迷ってしまう場合がありますよね。

今回はピアノ演奏においての、滑らかな運指を上達させるためのコツをまとめてみました。

滑らかな運指が大切な理由とは?

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滑らかな運指が大切な理由はいくつかあります。

先ほどお話した通り、スピーディーな楽曲をスムーズに弾くためにも大切です。

でたらめな運指だと指が絡まって正確なリズム・音で弾くことが難しくなります。

それ以外にもナチュラルな運指は柔らかく美しい音を出すために絶対不可欠であり、指や腕に掛ける力も最小限に抑えることができるのです。

また手がもともと小さい人でも運指の研究をすることで、今まで弾けなかったフレーズが弾けるようになったり途切れなくなったりします。

運指に慣れると難解な楽曲の読譜も早くなるようです。

このように運指を滑らかにすると良いこと尽くしなので、必ず心がけて演奏しましょう。

運指を滑らかにするにはこれを押さえよう

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それでは具体的に運指を滑らかにする手順を紹介していきます。

ちなみに楽譜を入手したら譜読みからはじめるかと思いますが、その時から運指は意識するようにしましょうね。

どのような運指で弾いたら一番楽でスムーズか、考えつつ譜読みしてください。

ピアノの運指を滑らかにする手順①:指番号を覚える

運指を決める前に指番号を付けましょう。

指番号を覚えることによって、あとで確認しやすくなります

以下の指番号が一番一般的と言えるようです。

親指=1番
人差し指=2番
中指=3番
薬指=4番
小指=5番

左右両方とも、同じ指番号をつけましょう。

ピアノの運指を滑らかにする手順②:自分に合う指運びを探す

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指番号を覚えた後に譜読みをしながら運指を考えるわけですが、動画などを見ながら誰かの真似をするのも1つ手法です。

ただし運指の場合、それは参考程度にして完全コピーしないほうがよいかもしれません。

というのも、人はそれぞれ手の大きさや形が違うものです。

たとえば小さな子供と大人の手の大きさは全く違うので、同じ運指では成り立ちません。

指の柔軟性や固さなどが違うと、当然運指も変わります。

人と同じ運指を無理にしようとして余計な力が入ったり、変な癖がついたりすると後で大変です。

運指を決めるポイントは、いかに楽に弾くかになります。

無理のない、自分なりの運指を考えましょう。

ピアノの運指を滑らかにする方法③:指番号を楽譜に書き込む

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指番号を覚えて自分なりの運指を考えながら譜読みした後は、考えた運指を楽譜に書き込みましょう。

既に運指において変な癖が付いている方は、はじめはゆっくり1音1音確認しながら練習してみてください。

弾きながら「本当にこれが一番楽な運指か?」というのも考えるとよいでしょう。

もし新たに楽な運指が見つかったら、楽譜に書き込んだ指番号を書き直して練習してください。

ピアノの運指を滑らかにする方法④:基本テクニックを抑える

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楽譜に書き込んだ運指が自分にとって本当に1番楽な運指なのか確認する際に、あらかじめ運指の基本テクニックをいくつか知っておくとよいでしょう。

正式な運指テクニックの名称はありませんが、独自に考えてみましたので参考にしてみてください。

運指テクニック(1):変え指

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同じ音が連続する際に、最初に弾いていた指から別の指に変えて弾くテクニックです。

1本の指で連続して弾くより、この方法を使うとハッキリした音色で連打できます。

運指テクニック(2):またぎ指

親指の上を(主に親指になることが多い)人差し指・中指が飛び越えていくテクニックです。

運指を滑らかにする上で必須の手法で、スケールやアルペジオを弾く際には必ずこのテクニックを用います。

運指テクニック(3):くぐり指

またぎ指とは反対に、親指が人差し指・中指の下をくぐって弾くテクニックが「くぐり指」です。

こちらもスケールやアルペジオを弾く際に必ず用いる手法になります。

運指テクニック(4):開き指

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開き指は読んで字のごとく、指と指を開いて移動するテクニックです。

上手なポジション移動をするために必要な手法になります。

運指テクニック(5):寄り指

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寄り指はたとえば「ミ」の音を人差し指で弾いていた場合、中指ではなく薬指で「ファ」を弾くように、指と指を寄せるテクニックです。

中指で弾きたくなるかもしれませんが、敢えてこうすることで次の音を弾きやすくできる場合があるので、上手く使ってみましょう。

運指を滑らかにするトレーニング方法

楽曲で練習するのもよいですが、さらにスムーズな運指を目指している場合は基礎練習となるトレーニングをしてみるとよいでしょう。

運指練習は少々退屈に感じる方もいるかもしれませんが、ピアノを弾く上で地道な基礎練習というのは非常に大切です。

毎日短時間からでもよいので、続けてみましょう。

運指練習で有名なのに「ハノン」があります。

ハノンの基本はオクターブユニゾン・対称・反復・オクターブ展開の4つです。

これら4つの基本練習を重ねていくことで、スムーズで滑らかな運指を上達させることができます。

普段の生活の中でもできること

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運指練習というのは、実際にピアノを目の前にしなくてもできるものです。

ピアノでやった方がもちろん良いですが、ピアノが目の前にない時でもテーブルや膝の上で鍵盤をイメージしながら指を動かし運指練習できます

実はこの練習方法を時々することはピアノの上達にとてもよいのです。

運指の練習によいのはもちろん、音をイメージできるようになるので表現力や想像力が豊かになります。

行き詰まった際にも、この練習方法はおすすめです。

まとめ

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この記事の手順で滑らかな運指を心がけマスターすれば、よい演奏ができるようになります。

力を抜いたスムーズな運指ができるようになると、美しいサウンドを奏でられることはもちろん、お話した通り他にもメリットがいっぱいです。

変な癖がついてしまうと、後々直すのが大変になってくるので早い段階で身につけましょう。

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