防音室はDIYできる?!防音室を手軽で簡単に作る方法ご紹介
自宅で自由に楽器を演奏したり、歌ったりできたらよいですよね。苦情が心配で演奏できず困っている方は、大変多いと思います。そんな中、昨今では自作の防音室を作っている人が多いようです。自作の防音室の簡単な作り方など、購入できる防音ブースの紹介も含めてまとめました。
防音ブースを家に置く
自分で防音設備を整えたりDIYするなどが苦手な方は、部屋に置ける防音ブースを購入したりレンタルするのも手です。
自分で作る時間がはぶけますし、作り方のキットも入っているため自作のものよりはるかに手間がかかりません。
安価な防音ブースは効果がやや劣るものもありますが、自分で吸音材や防音効果のあるものをかぶせたり貼り付けたりするだけで、かなり性能のよい防音室になりますよ。
防音ブースを購入する!
まずは手軽に購入できる防音ブースを、いくつか紹介します。
インターネットなどで購入できるので、チェックしてみましょう。
だんぼっち
手軽に購入できる防音ブースの中で最も安価なのが、だんぼっちです。
一時期かなり話題になった商品で、名前の通りダンボールでできています。
幅・高さなどサイズがさまざまあり、安いものでは7万円台で購入できるようです。
1m離れると30dbほど音が聞こえなくなります。
ただし一番小さいサイズのものは中が狭く、見栄えも段ボールなのでよいとは言えません。
防音効果もそこまで期待できないようです。
ただしだんぼっちの中に吸音材を貼り付けたり、掛布団を上からかけるだけでかなり防音できるといわれています。
また段ボールですので軽く、組み立てキットを見て簡単に設置できるのも利点と言えるでしょう。
「リーズナブルに防音したい」という方は、だんぼっちが一番おすすめです。
Light Room
モダンな色合いで、見た目もおしゃれなLight RoomはサイズもS~LLサイズまであります。
値段も手ごろで12万円~13万円で、一番小さいサイズのものが入手できるようです。
光が差し込むものと完全密封の2種類あるので、購入時にどちらがよいか確認しておきましょう。
ちなみに生地が薄いので組み立て時に「本当に防音できるのか?」と不安に思うかもしれませんが、組み立てた後に中に入るとその抜群の効果がわかります。
コスパと購入者の評価のバランスが一番よいのがこの「Light Room」ですが、完全防音というわけではないのでご注意ください。
VERY-Q
VERY-Qは25万ほどと気軽に入手できるものではありませんが、デザインがよく吸音している感じもわかりやすいので、安心感が違います。
−18dbの防音効果があり、プロも愛用しているようです。
防音ブースをレンタルする!
短期間だけ防音ブースが欲しい方や購入までは考えていない方の場合、レンタルすることも可能です。
大きさも様々あり、安価なものでは1ヶ月1万円でレンタルすることが可能になります。
ただし最短12か月以上、レンタルする必要があるようです。
また納期に2週間以上かかることと、解体費・解体時運送料がかかります。
資金計算に十分に注意しましょう。
ただし先ほど紹介した購入できるブースよりも、防音効果は絶大です。
音レント公式サイト
まとめ
材料と時間さえあれば、手作りで防音室を作ることができます。
DIY初心者の人でも、防音室を自分で作る人が最近増えているようです。
やり方しだいで資金を押さえることもできますし、アレンジすればオリジナルの防音室ができます。
多少失敗が怖いかもしれませんが、順を追ってやれば上手くできるようですので、いちいち音楽スタジオに行く手間や資金を考えれば、チャレンジする価値は充分あります。
ちなみに自作の防音室だけでは騒音問題が心配という方は、部屋のカーペットを防音にしたり、防音カーテンを2重にしたりするのがよいです。
2階以上に住んでいる方は、床の防音を強化しましょう。
特にアコースティックギターですが、床への影響がかなり強いそうです。
これらのことを参考に自宅の防音設備を整えて、素敵な音楽ライフを過ごしてくださいね。
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