【映画】「横道世之介」主題歌ASIAN KUNG-FU GENERATION『今を生きて』とは?曲について徹底考察

映画『横道世之介』の主題歌であるASIAN KUNG-FU GENERATIONの楽曲『今を生きて』についてご紹介します。さらに、『今を生きて』というタイトルと歌詞から、楽曲と映画『横道世之介』の内容についてのリンクも解説します。

記事の目次

  1. 1.高良健吾が主演を務めるハートフル映画「横道世之介」
  2. 2.主題歌ASIAN KUNG-FU GENERATION『今を生きて』について、歌詞から曲を徹底考察
  3. 3.まとめ

高良健吾が主演を務めるハートフル映画「横道世之介」

2013年に公開された高良健吾主演、沖田修一監督の青春映画、『横道世之介』。
『悪人』、『怒り』、『楽園』など映画化されて話題となった小説の作者として有名な作家・吉田修一の代表作である同名小説を映画化した作品です。

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映画『横道世之介』は、1980年代の東京を舞台に、長崎から上京した横道世之介(高良健吾)が、彼を取り巻く個性的な登場人物たちと交流しながら過ごす様子を生き生きと描いた作品です。これらの登場人物が世之介と過ごした日々を本編の何年か後に振り返り、その思い出のシーンを切り貼りしながら世之介に何が起こったのかを明らかにしていくという構成の映画になっています。

また、本作のヒロインで主人公の恋人の役を吉高由里子が、友人の役を池松壮亮、綾野剛がそれぞれ務めるなど、キャストも豪華なものとなっています。
監督・脚本を務めた沖田修一は、代表作に『南極料理人』(2009)、『キツツキと雨』(2012)、『モリのいる場所』(2018)などがあり、時にはユーモアを交えるなどコメディ要素もありながら淡々と日常を描く作風が特徴的です。

映画では世之介の学生時代を中心として描かれていますが、世之介の生き方や周囲の人々との接し方はとても素直で実直です。また、若い世之介の過ごした日々は非常にリアルに描かれており、視聴者にとっては「自分にもこんなことがあった…」などと懐かしく感じられ、共感を覚える方も多いのではないでしょうか。
映画『横道世之介』は、視聴者の人生そのものを描いた映画といっても過言ではありません。

主題歌ASIAN KUNG-FU GENERATION『今を生きて』について、歌詞から曲を徹底考察

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映画『横道世之介』の主題歌はASIAN KUNG-FU GENERATION(以下「アジカン」)が手掛けた『今を生きて』という曲で、本作のエンドロールでこの音楽が流れます。
なお『今を生きて』のミュージックビデオにも、『横道世之介』の主演を務めた高良健吾が出演しています。

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アジカンと高良健吾がタッグを組んだ映画1作目『ソラニン』

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