【バケモノの子】Mr.Childrenが主題歌『Starting Over』を歌い上げる!曲について徹底考察

2015年に公開された「バケモノの子」。
「バケモノの子」の主題歌を手掛けたのが、人気バンドのMr.Childrenです。
Mr.Childrenが「バケモノの子」の為に書き下ろした主題歌「Starting Over」について少しふれていきたいと思います。

記事の目次

  1. 1.細田守監督の大ヒット映画「バケモノの子」
  2. 2.「バケモノの子」のあらすじ
  3. 3.Mr.Childrenが主題歌『Starting Over』を歌い上げる
  4. 4.まとめ

細田守監督の大ヒット映画「バケモノの子」

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2015年7月11日より公開された「バケモノの子」。
公開から45日経った8月24日に観客動員数が400万人を突破し、累計興行収入は51億円を超えました。
公開わずか45日で、前作の「おおかみこどもの雨と雪」(2012年)の最終興行収入42.2億円を超え、細田守監督全作品の中で最大のヒットとなっています。

細田守監督は他にも、「デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム」、「時をかける少女」、「サマーウォーズ」、「未来のミライ」など様々な作品を手掛けています。
他にも大人気の漫画、アニメである「ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島」の監督も務めております。

細田守監督作品はどの作品も声優が豪華です。
もちろん「バケモノの子」も豪華も声優陣は大変豪華です。
主人公 九太の師匠で一二を争う最強のバケモノ熊徹の声は、役所広司さん。
主人公である九太の少年期は宮崎あおいさん。そして、青年期は染谷将太さん。
ヒロインである楓の声は、様々な映画やドラマ、最近では朝ドラの主演も務めた大人気女優の広瀬すずさんです。

最強のバケモノ、熊徹の悪友である多々良(たたら)の声は大泉洋さん。
百秋坊(ひゃくしゅうぼう)はリリー・フランキーさん。
九太の母には麻生久美子さんと豪華すぎるほどの様々な俳優、女優の方が声を務めています。
豪華な俳優さん達が声を務めていますが、もちろん声優界の中からも大人気で有名な方が声を務めています。
物に触れずして動かすことのが出来る念動力の使い手、一郎彦の青年期の声を務めるのは、
数え切れないほどのアニメや映画の声を務めている宮野真守さんです。

また、一郎彦の弟で、穏やかな性格で誰とでも仲良くなれ、
さらに九太の親友でもある二郎丸の青年期の声を務めるのは、
名探偵コナンの工藤新一、怪盗キッドの二役を務めていることで有名な山口勝平さんが務めております。

みなさんの声がキャラクターにバッチリハマっており、作品にぐっと引き込まれていきます。

アニメの映画作品には、このような普段俳優や女優として活躍されている役者さんが声を務めるので、ストーリーだけではなくどんな人がどのキャラクターの声を務めているのかな?と違う角度からも楽しめます。
 

「バケモノの子」のあらすじ

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渋谷の街に生きる孤独な少年・蓮(れん)は、ある日、熊徹(くまてつ)という名のバケモノと出会う。
熊徹の姿に恐ろしさを感じながらも、独りで生きていく強さを手に入れるため、蓮は彼の後を追う。

いつしかバケモノの世界「渋天街」に迷い込んでしまった蓮は、そこで熊徹に弟子入りし、熊徹から九太(きゅうた)と命名される。
熊徹との修行の中で九太は成長し、バケモノの世界でも一目置かれる存在に。

17歳になったある日、渋谷へ戻った九太は楓(かえで)という名の高校生の少女と出会う。
蓮は楓から学ぶことの喜びを教えられ、自分が進むべき道を模索するようになる。

そんな中、交わるはずのない人間界「渋谷」とバケモノ界「渋天街」の両世界を巻き込む事件が起こり・・・。

 

Mr.Childrenが主題歌『Starting Over』を歌い上げる

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1989年に結成され、1992年にメジャーデビューをしたMr.Children。通称ミスチル。
今年でデビュー28年目を迎えています。

デビューから今までの間に数え切れないほどの名曲を世に送り出してきました。
これまでに10作品のシングルがミリオンセラーを達成しております。さらに、なんとアルバムでは14作品ものアルバムがミリオンセラーを達成しており、日本一のモンスターバンドと言っても過言ではありません。

そんなミスチルが映画「バケモノの子」の主題歌に選ばれた「Starting Over」。
その「Starting Over」を私なりに解説していきたいと思います。

Photo byKELLEPICS

肥大したモンスターの頭を
隠し持った散弾銃で仕留める
今度こそ 躊躇などせずに
その引き金を引きたい

あいつの正体は虚栄心?
失敗を恐れる恐怖心?
持ち上げられ 浮き足立って
膨れ上がった自尊心?

さぁ 乱れた呼吸を整え
指先に意識を集めていく

僕だけが行ける世界で銃声が轟く
眩い 儚い 閃光が駆けていった
「何かが終わり また何かが始まるんだ」
そう きっとその光は僕にそう叫んでる

追い詰めたモンスターの目の奥に
孤独と純粋さを見付ける
捨てられた子猫みたいに
身体を丸め怯えてる

あぁ このままロープで繋いで
飼い慣らしてくことが出来たなら

いくつもの選択肢と可能性に囲まれ
探してた 望んでた ものがぼやけていく
「何かが生まれ また何かが死んでいくんだ」
そう きっとそこからは逃げられはしないだろう

穏やか過ぎる夕暮れ
真夜中の静寂
またモンスターが暴れだす
僕はそうっと息を殺し
弾倉に弾を込める
この静かな殺気を感づかれちまわぬように

今日も 僕だけが行ける世界で銃声が轟く
眩い 儚い 閃光が駆けていった
「何かが終わり また何かが始まるんだ」
こうしてずっと この世界は廻ってる
「何かが終わり また何かが始まるんだ」
きっと きっと

この楽曲で主題歌はモンスターと戦っています。そのモンスターはあくまでも自分の空想の世界の中のもの。イメージの中で戦っています。

そのモンスターを倒したい、と強く思っていますがなかなか倒すことができません。
簡単に倒すことができないのには理由があり、そのモンスターは自分自身の中にある感情のことだからです。

自分の負の感情と戦っているのだと思います。つまり、戦っているのは自分自身ということになります。
2番Aメロでは、そのモンスターに孤独と純粋さが見えてきて、それをどうにか飼い慣らしたいと考えていますね。

モンスターでいう飼い慣らしたいというのは、感情でいうところの、負の感情とうまく付き合っていきたいということになると思います。

しかし、Cメロではまたモンスターが暴れたします。
やはり付き合っていくのは不可能だった、このモンスターに打ち勝たなければいけない。という決意をし戦おうとします。

おそらく、主人公は今も戦い続けているでしょう。これからもずっと戦い続けることになるでしょう。そうやってこの世界を生きていかなければならない。

何か私たちにも当てはまるところがあると思います。自分と戦いながら一生懸命生きていく。そんなメッセージがこの楽曲には込められていると私は思いました。

こちらの動画は、「Starting Over」のライブ映像です。
「Starting Over」はCDで聴くより、間違いなくライブ映像で聞いた方が迫力が伝わります。

シンプルでドシッとしたドラマに合わせて、歪んだギターが鳴り響くロックな楽曲です。
この時期からデビュー当時から長年Mr.Childrenのプロデューサーを務めていた小林武史さんがプロデューサーから外れた為、今までのMr.Childrenのサウンドとは一味違います。

なぜ、小林武史さんがプロデューサーから外れたかは、不仲説など様々な説が飛び交っていましたが、不仲が原因ではないと思います。
何かしら楽曲制作の考え方や作り方について、一新しようとしたのではないかと私は思います。

そして、バケモノの子の主題歌「Starting Over」も収録されたアルバム、「REFLECTION」はこれまでアルバムの中でも1、2を争うほど素晴らしいアルバムとなりました。
ぜひ聞いていただきたいです。

こちらは、365日密着ドキュメントです。楽曲制作に対する熱がどれほどのものなのかが分かります。何回も歌詞を書き直し、何回もボーカルレコーディングを重ねて「Starting Over」が出来上がっていきます。

桜井和寿さんのこだわりはとてつもなく高く、別の楽曲ではある歌詞の一部分がしっくりこなくて何回もボーカルレコーディングをやり直していました。

少しの妥協も許さないプロ意識の高さが伝わりました。そのプロ意識の高さが数々の名曲を生み出せる理由になっていることは間違いありません。

まとめ

公開直後から大ヒットとなった「バケモノの子」とその主題歌を務めたMr.Children。
世界観に合った主題歌「Starting Over」によって映画の質がぐっと上がります。

映画と主題歌の関係はとても重要なものです。
細田守監督作品の次回作も主題歌が楽しみです。

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