【ドラマ】医龍のサントラが素晴らしいと話題に?起用されている曲のご紹介

フジテレビの人気ドラマ「医龍 - Team Medical Dragon - 」を皆さんご存知でしょうか。4回に渡り、シリーズ化された連続ドラマです。ドラマで使われているサントラが今注目を浴びています。ドラマ「医龍」シリーズのサントラをご紹介していきます。

記事の目次

  1. 1.世代を超えて人気が衰えることのないドラマ、医龍
  2. 2.医龍のサントラが素晴らしいと話題になっている?
  3. 3.まとめ

世代を超えて人気が衰えることのないドラマ、医龍

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みなさん、テレビドラマ「医龍」をご存知でしょうか。
2006年から2007年、2010年、2014年の4回に渡り、シリーズ化されたフジテレビの人気ドラマ「医龍 - Team Medical Drangon-」です。
原作は乃木坂太郎さんによる青年マンガ、脚本は同じくフジテレビのドラマ「救急病棟24時」や「離婚弁護士」を手がけた林宏司さんです。

主人公の天才外科医を演じるのは坂口憲二さんです。
その他、稲森いずみさんや小池一平さんなど豪華キャストが出演しています。
実力派の役者さんが揃っており、ザ・テレビジョンドラマアカデミー賞で最優秀作品賞、音楽賞、監督賞を受賞した見ごたえのあるドラマです。

あらすじ

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「医龍 - Team Medical Drangon-」は、現代の医療問題を取り上げた、医療ドラマです。
心臓手術の中でも難易度が高い「バチスタ手術」を成功させるために、坂口憲二さん演ずる主人公、天才外科医・朝田龍太郎が精鋭たちを集め、「チームドラゴン」と名付けられた医療チームを結成し、現代の医療問題に向き合っていくドラマです。

医龍のサントラが素晴らしいと話題になっている?

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ドラマ「医龍 - Team Medical Drangon-」は、そのストーリーもさることながら、使われているテーマ曲が素晴らしいと評判があります。
実力のある歌手や作曲家によって手がけられた曲ばかりだからでしょう。

「医龍 - Team Medical Drangon-」のサントラの中の曲には、着うたとしても多くダウンロードされている曲もあります。

Believe / AI

「Believe」は「医龍 - Team Medical Drangon-」の主題歌です。
歌手のAIさんが歌っています。

AIさんといえば、歌唱力抜群の人気女性シンガーです。
アメリカロサンゼルスで幼少期を過ごし、中学卒業後、再度ロサンゼルスに渡り、R&Bを学んだそうです。
本場で培った彼女の歌声は、歌の思いと共に私たちの心にしっかりと響いてきます。

「Believe」は、2006年4月19日にシングルがリリースされました。
オリコン週間ランキングでは2位を獲得。
シングルの中には、「Believe」のインストゥルメンタルを含む他4曲が収録され、聞きごたえがあります。

作詞作曲も手がけるAIさんですが、「Believe」もAIさんが作詞をしています。

もしもアナタが弱っている時は
かわりに私が強くなるから 心配いらないよ

光のさしこむ方へと 一緒に歩こう
守るものがあるから 生きていける
キミの痛みも どんな悩みも 全部 吹き飛ばしてあげる
もう泣かないで アナタの声はきこえてる

温かい友情が感じられます。
自分が落ち込んだり悩んだりしている時に、支えてくれる人物の存在がいるのは、とても嬉しいものです。
そんな存在が親友なのでしょう。

お互いにフェアな立場にいて、相手が悲しいんでいる時に寄り添い、どん底から引っ張り上げてくる存在。
そんな親友の存在は、自分にとって大きな存在です。

ドラマの中のチームワークを想像してしまいます。

AIさんの「Believe」は、まるで自分の親友であるかのように、自分を支えてくれる曲です。
落ち込んだ時、ぜひ聴きたい一曲です。

ONE / AI

「ONE」は「医龍2-Team Medical Dragon-」の主題歌です。
こちらも1作目に引き続き、AIさんが歌っています。

作詞はAIさん、作曲は松本俊明さん、編曲は富田恵一さんです。
作曲の松本俊明さんと編曲の富田恵一さんは、MISIAさんの『Everything』の作曲・編曲を担当した二人でもあります。
どこか『Everything』のような感じを覚える、きらきらと爽やかで、穏やかな気持ちになる音楽です。

キミの声が聞こえる間はあきらめない
One day I’ll
頑張れると信じて
I’ll be there...
I’ll be there...

「ONE」というタイトルから、かけがえのない自分の存在をイメージします。
私たちは、自分の夢、願いをもって生きているたった一人の存在です。

でも、日常の生活の中でその自分らしさを見失ってしまうこともあります。
そんな時、自分らしさを思い出させてくれる存在が、「キミ」なのでしょう。

「キミ」が居てくれるから、私は頑張れるんだという、温かい友情に気づかせてくれる曲です。
そんな「キミ」の存在も、自分にとってはかけがえのない一人なのです。

Blue Dragon / 澤野 弘之 作曲

「Blue Dragon」は「医龍 - Team Medical Drangon-」シリーズのサントラ全てに「Blue Dragon」は収録されている、言わばドラマのテーマ曲です。
切迫した雰囲気を醸し出し、ドラマが取り上げる医療問題の深さを感じさせます。
「医龍」シリーズのサントラには、他にも「Dragon」と名前がつく曲が収録されています。

使われているドラマ「医龍」シリーズのサントラを制作したのは、作曲家・作詞家の澤野弘之さんです。
主に、ドラマや映画など映像媒体に使われる音楽を作曲する劇伴作家として活躍をしている方です。

ドラマ「医龍」のBGMを手がけたことで、その名が知られるようになりました。
ドラマ「医龍」の音楽は、ザ・テレビジョンドラマアカデミー賞音楽賞を受賞しています。

その後、劇場版「進撃の巨人」「機動戦士ガンダム」などのテレビアニメ、NHK連続テレビ小説「まれ」などのテレビドラマの音楽、NHK番組「サンデースポーツ」などのテレビ番組のオープニングやBGM、エンディングといった数々の音楽を生み出し、その名を轟かせています。

劇伴って、「どんなシーンで流れるか」によって、その音楽の印象も大きく変わりますよね。たとえば、そのサントラを買ってくれる方にとっては、そのインスト曲が流れるシーンや映像作品自体が、歌詞の代わりのように影響します

確かに、同じ音楽でも、使われるシーンによってイメージが変わってきます。
初めて聞く曲ならなおさら、音楽とその映像がより強く結びつくでしょう。

サントラが聞かれる理由には、そういった音楽と映像の結びつきが関係していると思われます。
映像の中で使われた音楽を聴くと、その情景を起こすことができるからです。
同時にその映像を見た時の感動も呼び起こし、音楽を楽しむことができます。

澤野弘之さんは、シーンごとに音楽を作っているのではなく、そのドラマや映画用にいくつかの音楽を作り、制作側に渡しているそうです。
シーンに合った音楽を映像の制作側に選んでもらうのです。
その方法なら、映像のイメージに音楽が合わないという問題も起こりにくくなります。

使われている音楽が映像にマッチしているのも頷けます。
「Blue Dragon」も聴くと、「医龍」の世界観を想像してしまいます。

Aestique / 関山藍果

「Astique」も劇伴作家・澤野弘之さんが作曲した音楽です。
作詞は今井麻紀子さんです。

遠く霞んだような透明感のあるサウンドに乗せ、関山藍果さんが英語の歌詞を歌い上げます。
伴奏の音楽と歌声が、聴く人を心地よくさせてくれます。

関山藍果さんは、埼玉県出身の歌手です。
中学校時代にアカペラ・コーラス合唱団に入団していたそうです。アカペラ・コーラスで培った美しい歌声は、音楽活動を通じて磨かれてきました。

「Aestique」は、関山藍果さんのデビュー曲です。
そして、澤野弘之さんの初のサントラ用ボーカル曲でもあります。
英語で歌われる心に染み渡ってくるような歌声は、ドラマにもマッチし、ORICON STYLEのランキングで2位を獲得しています。
心が安らかになる、ヒーリングミュージックのような曲です。
 

まとめ

Photo byPeggy_Marco

フジテレビドラマ「医龍 - Team Medical Dragon -」シリーズで使われている音楽は、ドラマにもマッチし、ドラマを見る人を惹きつけてきました。
そのサントラを聴くと、ドラマの感動をもう一度呼び起こすことができます。

また、ドラマを見たことがない方でも、サントラを聴いただけで、音楽に惹きつけられます。
ドラマの予告のようにドラマの内容も想像し、ドラマを見てみたくなります。

ドラマ「医龍」と見た方もまだ見たことがない方も、ぜひ「医龍」シリーズのサントラを聴いてみてください。
ドラマと一緒にサントラを楽しむこともお勧めします。

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