【オリジナル画像必須】ピアノの指の置き方はホームポジションで覚えよう!
ピアノ初心者の方は、指の置き方に決まりはあるの?ホームポジションって何?と疑問に思った事はありませんか?ピアノを効率よく演奏するためには、パソコンのブラインドタッチと同様に、ホームポジションで指の置き方を覚えることをお勧めします。
ピアノの指の置き方はホームポジションで覚えよう
音楽もスポーツと同じように基本のフォームってとても大事ですよね。
日々の練習はもちろんですが、正しいホームポジションを知っているか知らないかで、上達具合が全然変わってきます。
重心をしっかり置く事で、効率よく指を動かすことが出来ます。
さて、ピアノという楽器ですが、横幅は何センチくらいあるかご存知でしょうか?
両手を広げて比べて貰えれば分かると思いますが、左から右まで結構長いですよね。
長さはだいたい150cmほどあります。
そのため効率よく演奏するには、指のポジションはもちろん椅子に座る位置も大事になってきます。
曲にもよりますが、基本的に楽器の中心に座るのがベストと言われています。
では早速ですがピアノ初心者の方向けに、今回のテーマである指のホームポジションの話をしていきたいと思います。
座る位置を決める
ここが座る椅子を置く場所の目安になります。
写真のように「真ん中のド」を呼ばれるあたりで、ドの位置の下にはペダルがあります。
手の置き方ですが、指を出来るだけ丸くして置くことを心がけましょう。
それと、あまり深く腰掛けると重心が後ろに行ってしまいがちなので、浅目に座ったほうが良いと言われています。
足はしっかり床に付けましょう。
切り返しがないト音記号の曲を選ぶ
こちらが右手と左手の基本のホームポジションになります。
極端な話、全部人差し指一本で弾くのと、五本指すべて使って弾くのと、どちらが効率良いと思いますか?
正解はもちろん後者ですよね!
楽譜には指番号が載っている事が多いので、出来るだけ指番号に従って弾いてみましょう。
どこを弾いたら何の音か分からなくなってしまうことも多いかもしれませんので、ドの音だけシールを貼るなど工夫してみてもよいかもしれません。
指番号の覚え方ですが、右と左が逆と覚えると簡単です。
ト音記号の譜面をマスターした方は、ぜひヘ音記号の譜面にもチャレンジしてみましょう。
とにかく弾いて馴れるしかない
どうやったらスラスラ弾けるようになるんですか?と聞かれる事もありますが、これはもう慣れるしかありません。
パソコンのブラインドタッチと同様、何回も繰り返すうちに指が勝手に動いてくれるようになります。
馴れて来たら切り返しのある曲にチャレンジしてみると良いでしょう。
先ほどもお伝えしたように、指番号の指示通りに弾く事が大変重要です。
楽譜を読むのが苦手という方も多いですが、出来るだけ難易度の低いものからチャレンジしてみましょう。
メトロノームに合わせてゆっくり練習
最後に、基本中の基本ですが、テンポキープという言葉をご存知でしょうか?
ただ思うが儘に弾くだけでは音楽とは言えません。
これがパソコンのブラインドタッチとは違う点ですね。
4/4とか3/4とか、音楽には必ず拍子やテンポの決まりがあります。
メトロノームなどに合わせて、間違えずゆっくり弾く事を常に心がけましょう。
特に、左手の小指や薬指は普段使わない人も多いので、力が入り難かったりミスタッチが起こりやすいので注意です。
最初から頑張って両手で同時に弾くのではなく、片手ずつからゆっくり弾く事も大切です。