喉を痛めたときに飲みたい、スロートコートの効果とは？

スロートコート(スロートコートコートティー)とは、プロ・アマ問わずシンガーに愛飲している喉によいハーブティーのことです。

全く聞いたこともない名前だと思われる方も多いですが、ここ何年かでボーカリストの間でかなりメジャーなお茶になりました。

薬のような成分は入っておらずオーガニックティーなので身体にも優しく、ノンカフェインなので眠る前に飲んでも眠れなくなるようなことはありません。

入っている成分は甘草の根・オレンジピールなど、のど飴にも使用されているものが入っています。

その中でも特にワイルドチェリーの茎が、強い効果をもたらしてくれているのではないかといわれているようです。

普段人よりも声を多く使う人は、喉によいと聞いた飲み物をさまざま試していると思います。

トマトジュース・ジャスミンティー・レンコンの絞り汁・ミントティーなどいろいろな情報が飛び交う中で、結局は温めの白湯や常温の水を愛飲することに落ち着く方も多いでしょう。

確かに温めの白湯や常温の水が一番喉を刺激しないことは確かですが、スロートコートを飲むとその認識が変わるかもしれません。

それくらいはっきりと効果を感じることができるのです。

試したことがない方は一度、飲んでみることをおすすめします。

喉によい飲み物や食べ物はいろいろありますが、本当に喉に効いているのかはっきりとはわからないものもありますよね。

スロートコートは飲めば痛んだ喉が癒されていることを、明確に感じられる人が多いことで有名です。

歌いすぎや喉の使い過ぎによって炎症・疲労している喉にだけでなく、乾燥している喉にも重宝します。

ボーカリストのみならず喉が弱い人や乾燥が気になる人、コールセンター・声優・ナレーターなど声を使う職業の人にもおすすめです。

一度痛めた喉をそのままにしておくとポリープや結節などのタコができやすくなったり、一生治らなくなってしまったりします。

喉を痛めたと自覚した場合は、スロートコートでの早めのケアがおすすめです。

スローコートはいわゆる近所にあるような、普通のスーパーに置いてあるわけではありません。

ほとんどの人がAmazonや楽天などのインターネットで購入しています。

ちなみにスーパーマーケットの成城石井やドン・キホーテで販売されている時もありますが、全国の成城石井やドン・キホーテで販売されているわけではなく、むしろ見かけるほうが珍しいです。

「自宅近くのお店で売っているのかも」と期待して探し歩くと、まったく見当たらず時間を費やすだけになってしまうかもしれません。

一番確実に入手できるので、インターネットで検索して購入することをおすすめします。

スロートコートを販売しているメーカーは、他のお茶も販売していることが多く箱や袋など見た目がよく似ています。

「Throat Coat(スロートコート)」「Throat Tea(スロートティ)」と表記されているかどうかを、しっかり確認した上で購入しましょう。

ちなみに「Throat Coat(スロートコート)」の表記と一緒に「ECHINACEA(エキナセア)」という文字も表記されていることがあります。

こちらは普通のスロートコートに他の成分がプラスされており、効果は通常のものと同様です。

違いは味や香りで、通常のスロートコートの独特な風味が苦手な方は1度こちらを試してみるとよいでしょう。

スロートコートの封を開けると、ほとんど普通の紅茶同様にティーパックになっていると思います。

基本的な作り方はティーパックの他の紅茶とだいたい同じですが、せっかく飲むなら正しく作ってスロートコート本来の効果を最大限に引き出したいですよね。

効果的なスロートコートの作り方を紹介します。

封を開け、まずはティーパックをカップに入れてください。

次に230㏄ほどのお湯を沸かして注ぎましょう。

カップに蓋をし(サランラップ・アルミホイルでも可)、10分～15分ほど時間を置きます。

この工程がポイントです。

時間を置くことでハーブの成分がお湯にしっかり溶け出します。

時間が経ったらカップの蓋を取り、ティーパックをカップの淵に押し当てたりお箸で絞ったりして、残りのエキスが全て出てくるようにしましょう。

沁み込んだお湯がティーパックから出きったら、ティーパックを取り出します。

そのまま飲んでもよいですし、喉によいハチミツを入れてのむのもよいでしょう。

喉の痛みや乾燥が酷い場合は、1日に4カップ～6カップほど飲むことがおすすめです。

こういったメディカルハーブは本来、1日3カップ以上を5週間ほど接種するのが正しいとされています。

お店やネット通販で買い溜めし、飲み続けるとよいでしょう。