【映画】[ALEXANDROS]がGODZILLAの主題歌を務める!曲について徹底考察
映画「GODZILLA ゴジラキング・オブ・モンスターズ」の日本版主題歌に抜擢されたロックバンド[Alexandros]の楽曲『Pray』について徹底考察していきます!ゴジラ映画のカオスな描写に壮大なロックバラードのコントラストが印象深い一曲です。
若い世代から絶大な支持を誇る大人気バンドとなった[ALEXANDROS]
今年デビューから10周年となる[Alexandros]は
今や日本を代表するロックバンドへと成長しました。
2001年にフロントマン川上洋平を軸に結成された彼らは2014年の武道館公演で
[Champanie]から[Alexandoros]へと改名をしました。
改名理由がワイン委員会からの要請だったことも、彼らの人気ぶりを示しています。
路上ライブとアルバイトで食い繫いでいた時代もありましたが、
2020年の現在、大型フェスでトリを務めることは勿論、
どこに行っても彼らを見かけるほどになりました。
彼らの代表曲『ワタリドリ』は今や1億回再生を突破し、
サビの「追いかけて届くよう僕ら一心に羽ばたいて」のメロディーを
聴いたことない10代~20代は少ないと言えるほどです。
2018年には自身最大規模であるZOZOマリンスタジアムにて
3万5000人を動員したワンマンライブを行いました。
それに留まらず、ドラマや映画で数々の楽曲タイアップを務めています。
2019年に公開された楽曲『あまりにも素敵な夜だから』は
NHKドラマ「ミス・ジコチョー〜天才・天ノ教授の調査ファイル〜」
同じく2019年公開楽曲『月色ホライズン』はアクエリアスのCMソングに起用されました。
また2020年にNHKで放送された【18祭】では[Alexandos]と1000人の18歳が一丸となって
楽曲『Philosophy』をシンガロングするといった大規模な音楽プロジェクトもありました。
ますます知名度を上げていく[Alexandros]
これからの活躍は日本に留まらず、彼らの音楽は世界へと届いていくでしょう。
川上洋平は昔からゴジラが好きだったらしい?
[Alexandros]のフロントマンであり、全楽曲の作詞作曲を行う川上洋平さんは
今回のタイアップより以前に自分からゴジラの主題歌を作って送り付けたこともあるほどの
ゴジラファンだったようです。
今ではライブで大盛り上がりする『kaiju』という楽曲ですが、実はこの曲こそ
過去に東宝に勝手に送り付けたゴジラをイメージして作られたものだったのです。
いつの日にかゴジラと何らかの形で関わりたいと言っていた川上洋平さんにとって
今回のタイアップは夢にまで見た出来事であったことが分かります。
楽曲制作を始めるに当たって本編を視聴するや否や、楽曲全体のアイデアが閃き、アレンジも映画のムードに吸い寄せられるように完成したようです。
これも川上洋平さんが昔からゴジラファンであり、2016年の「シン・ゴジラ」から以前の
過去のゴジラシリーズを網羅していたことや、
昔からイメージを抱いていたことも関係しているでしょう。
ゴジラの映画の主題歌を意識して作られた楽曲「Kaiju」
映画「GODZILLA ゴジラキング・オブ・モンスターズ」とは
2019年5月31日に全米と日本、世界各地で公開されたアメリカ合衆国の怪獣SF映画です。
公開開始3日間で全世界における興行収入はおよそ1億8000万ドルを記録しました。
全期間の興行収入はおよそ3憶8000万ドル。
ちなみに2016年に公開された「シン・ゴジラ」は7790万ドル。
シン・ゴジラの主な興行収入先は日本であったことから
シン・ゴジラは主に日本で話題になったのに対し、当作品は世界中で見られる映画となりました。
また、「GODZILLA ゴジラキング・オブ・モンスターズ」は
"モンスターバース"というシリーズの第3作品目に位置付けられており、
初作品は2014年に公開されたゴジラのリブート版「GODZILLA」
次いで2作目は2017年に公開された「キングコング: 髑髏島の巨神」です。
モンスターバースとは、日本の東宝とアメリカ合衆国のレジェンダリー・エンターテインメントが
連携して制作する作品を指します。
期待の第4作品目は2020年5月22日公開予定である「Godzilla vs Kong」となっています。
映画「GODZILLA VS .KONG」のトレーラー映像
「GODZILLA ゴジラキング・オブ・モンスターズ」のBGMが熱い
今作の「GODZILLA ゴジラキング・オブ・モンスターズ」のメインテーマとして用いられたBGMは
1954年に伊福部昭によって製作された名曲「ゴジラのテーマ」をアレンジしたものです。
日本人なら誰もが聴いたことのある壮大で不気味かつ焦燥感に駆られるサウンド。
まさに怪獣が登場したシーンを彷彿とさせるゴジラ作品には欠かせない一曲が今作でも使用されています。
こちらもお馴染みのテーマソングであります、
1961年に古関裕而によって生み出された「モスラのテーマ」のアレンジVer。
神々しいとも言える壮大なストリングスが織り成すサウンドが特徴的ですね。
その唯一無二の巨大すぎる生命体にたじろいで手も足も出ず、何も動けない
そんなイメージが湧き上がるゴジラの世界観にマッチしたBGMとなっています。