【ドラマ】世界的人気作品の踊る大捜査線で、織田裕二が歌う『Love Somebody』とは?
踊る大捜査線のテーマ曲『Love Somebody』が不朽の名曲だと、皆さんは勿論ご存知ですよね?映画「THE FINAL」の放映が終了して寂しいながら、時を経た今だからこそ分かる「踊る大捜査線」と『Love Somebody』の魅力に迫ります。
『Love Somebody』は6回もリリースされていた?
『Love Somebody』は実は、6回もリリースされているのです。
人気ドラマ・映画のテーマソングとは言え、6回のリリースは尋常ではありません。
それだけ人気だということを物語っているようです。
初めは1997年1月29日にドラマの主題歌としてリリースされたもので、翌年に劇場版が放映されることが決定されたことによっての1998年10月28日に『Love Somebody』の「CINEMA version」と称して発売開始しました。
それから6年後に、待望の踊る大捜査線の映画第2弾が放映されることが決まり『Love Somebody』の「CINEMA Version II」を、若干歌詞を変更して2003年7月16日にリリースしています。
2010年には映画第3弾の放映するにあたり『Love Somebody』の「Cinema Version III」が配信限定でリリースされました。
2012年の映画『THE FINA』では「完全版」と「CINEMA Version Ⅳ」の2つがリリースされています。
完全版に関しては『Love Somebody』のこれまでのバージョン全てと、リミックスバージョンやアコースティックバージョン・DJ Hasebeリミックスなど1曲がさまざまなパターンで収録されているようです。
主題歌『Love Somebody』が世界の人に愛されたきっかけ
踊る大捜査線の映画が海外進出したことによって、テーマソングである『Love Somebody』も海外の人の耳に振れることになりました。
しかしもう1つ、『Love Somebody』という音楽が世界の人に愛された理由があります。
マキシ・プリーストとのデュエット曲
『Love Somebody』は織田裕二とマキシ・プリーストの2人の共作による作詞作曲でできました。
マキシ・プリーストはイギリスの歌手で、主にレゲエやロックの要素が強い楽曲が印象的なミュージシャンです。
人気男性音楽ユニットのCHAGE&ASKAのトリビュートアルバムに参加したり、日本人ピアニストAkiko Moriyakoのプロデュースにも関わっています。
このように日本人との縁があることでも有名で、マキシ・プリーストが1997年3月5日にリリースした『ザ・ベスト・オブ・マキシ・プリースト』のアルバムで『Love Somebody』を英語バージョンで収録した際には、コーラスとして織田裕二を呼んだようです。
マキシ・プリーストという世界的な活躍を見せるシンガーがこの楽曲に大きく関与したこともあり、『Love Somebody』が世界の人々にも知れ渡ることになりました。
まとめ
世界的人気を誇る「踊る大捜査線」のテーマソング『Love Somebody』は、このようにドラマなしでは語れない歴史・内容を持ち、人々に大きな「愛」をくれた1曲だったのです。
最終話とされた映画の放映が終わってから数年経ちます。
しかし「踊る大捜査線」はまだまだ根強い多くのファンがいるようです。
「踊る大捜査線」に欠かせない楽曲である『Love Somebody』も、また映画館やテレビで観たい・聴きたいと強く望む方も多いのではないでしょうか?
今後「踊る大捜査線」の放送・放映があるか否かは不明ではありますが、この記事を読んでもう一度ドラマや映画、楽曲に触れて新しい発見を見つけて楽しむのはいかがでしょうか?