カラオケのロングトーンとは?コツや練習方法を紹介!
カラオケの表現力にロングトーンがあります。ロングトーンが上手くなると、カラオケの採点にも影響し、高得点を狙えるようになります。今回は、カラオケにも使えるロングトーンの出し方のコツや練習方法についてご紹介していきたいと思います。
カラオケのロングトーンとは何?
皆さんはカラオケの採点機能を利用したことはありますか?カラオケの採点を使うと、点数が出てきて、持ち上がったりするのではないでしょうか。
採点項目は機種によって異なってきますが、点数に大きく関わってくる項目として、6割~8割は音程となり、そのほかはビブラートなどの歌唱テクニックや表現力が採点対象となります。
そのため、90点以上の高得点を目指している方は、歌唱テクニックや表現力を意識して歌わなければいけません。
その中でも、曲全体にアクセントを加えることができる「ロングトーン」も重要な項目の一つです。
ロングトーンとは、言葉の通り、同じ音を長く伸ばすことを指します。実際に、LIVE DAMの精密採点の採点結果画面を見てみましょう。
こちらはレミオロメンの「粉雪」を歌った時の採点結果ですが、音程正確率は90%、抑揚などの表現力は97点と高めです。
また、そのほかにもビブラートやロングトーンの上手さ、リズムも関係していることがわかります。
今回は、リズムや安定性はバッチリでしたが、ロングトーンが90点以上ということで、総合得点は98.539点でした。
おそらく、ロングトーンがバッチリだった場合、99点に届いていたと思われますので、ロングトーンは高得点を目指すための重要な項目となっています。
ロングトーンのコツと練習方法
次に、ロングトーンの出し方のコツや練習方法についてご紹介していきたいと思います。
ロングトーンの練習の場合、安定性や声量が大きなポイントを占める要因となりますので、カラオケの採点機能を使うとより正確なロングトーンを練習することができますので、試してみてください。
1.カラオケで腹式呼吸を意識して歌う
まず初めに、歌唱方法を喉で歌うのではなく、おなかから声を出す腹式呼吸の練習をするようにしましょう。
下腹部(丹田)に力を入れて、しっかりとした呼吸法で声を出すことにより、声が安定し、声が震えることを抑えることができます。
綺麗なロングトーンを作る第一歩となる腹式呼吸ですが、そのほかの歌唱テクニック(ビブラートやミックスボイス)も腹式呼吸は基本となりますので、腹式呼吸はしっかりとマスターしましょう。
腹式呼吸や基本となる歌唱法については、別記事でもご紹介しておりますので、そちらも参考にしていただければ幸いです。
2.カラオケの採点機能の音程を意識して歌う
基本となる腹式呼吸をマスターしたら、次はカラオケの採点機能を利用し、音程を意識して歌うようにしましょう。
ロングトーンの場合、音程、声の安定性、ブレスがしっかりできていなければ、綺麗なロングトーンを出すことはできません。
そのため、音程、声の安定性を鍛えるためにも、音程を意識しつつ、伸ばす音はまっすぐ伸ばすことを意識していきましょう。
練習曲としては、自分の歌いやすい音でローテンポな曲を選ぶことにより、ロングトーンが出しやすいです。
3.カラオケの採点を使いながら他の表現力も使ってみる
先ほどの練習で基本的なロングトーンができるようになったら、ビブラートやフォールなどの他の歌唱テクニックと一緒にロングトーンを使ってみましょう。
イメージとしては、3秒ほど伸ばす音があった場合、
(あーーーーーーーー~~~~~)
のようになると、プロ歌手のような落ち着いたロングトーンになっていきます。