話題の高音発声練習「タピオカハイトーン」とは?!練習方法もあわせてご紹介
話題のボイストレーニング法「タピオカハイトーン」をご存じでしょうか?YouTuberがボイストレーニングの方法の一つとして紹介したことにより、一気に話題になったタピオカハイトーンの練習方法についてご紹介していきたいと思います。
タピオカハイトーンとは
皆さんは「タピオカハイトーン」をご存じでしょうか?
タピオカハイトーンとは、YouTuberのにっとメガネさんを始めとした、主にボイストレーニング関連の動画を挙げるYouTuberが紹介している話題のボイストレーニング法となります。
とんこつラーメンなどの脂っこいものを飲んだ後に歌うと喉が調子が良い!というものと同様にタピオカミルクティーを飲んだ後に発声がしやすいと思う方が多いのですが、実際はそうではなく、タピオカミルクティーに使われる極太ストローを使った高音発声練習法のことをタピオカハイトーンと呼ばれています。
また、近年タピオカミルクティーが流行しており、タピオカハイトーンに使われる極太ストローの入手難易度も低く、気軽に練習を始めることができるというのがポイントです。
他にも、水やペットボトルを使って練習をするため、音も小さく、普通のボイストレーニングよりも静かに練習を行うことができ、場所を選ばずに練習をすることができます。
お風呂場で練習をすれば、湿度が高く、喉にも優しい環境で練習をすることができます。
そのため、最近話題となっているタピオカハイトーンを試してみたいという方に向けて、タピオカハイトーンの練習方法やハイトーンの出し方、タピオカハイトーンに必要な準備物についてご紹介していきたいと思います。
タピオカハイトーン用ストローはどこで買えるの?
まず初めにご紹介するのは、タピオカハイトーンに使う道具についてです。
タピオカハイトーンの練習に使う道具は下記の2つになります。
- 極太ストロー
- ペットボトル(350ml、500ml)
タピオカハイトーンの道具:極太ストロー
極太ストローが購入できる場所として、100円ショップ、ドラッグストア、スーパー、雑貨屋、Amazon等のネットショップなどが挙げられます。
ですが、通常の細いストローが売られていることが多く、極太ストローを置いている店舗は限られておりますので、なるべく大きな店舗を見に行きましょう。
Amazonでは30本入りのものが600円程度で売られています。
また、タピオカミルクティーに使われているストローで練習することになるため、普段からタピオカミルクティーを購入される方は、再利用するのが一番手っ取り早いです。
普通サイズのタピオカミルクティーだと、どの店舗でも400円~600円程度で購入することができます♪
ローソンやファミリーマート、セブンイレブンなどのコンビニでもタピオカミルクティーは売られておりますが、伸縮ストローとなっており、隙間から空気が漏れてしまうため、あまりおすすめはできません。
タピオカハイトーンの道具:ペットボトル
次に準備する道具として、ペットボトルが挙げられます。
ペットボトルは自動販売機やスーパーで売られている500mlのペットボトルを準備しましょう。
安くて50円程度から100円ほどで購入することができます。
2Lのペットボトルでは、ストローをペットボトル内に落としてしまった時に取り出しにくくなってしまうため、ストローの長さによって350mlか500mlのペットボトルを選ぶようにしましょう。
タピオカハイトーンの練習方法
次に、タピオカハイトーンの練習方法について、いくつかの項目に分けてご紹介していきたいと思います。
また、YouTuberが詳しくご紹介しているため、こちらの動画を見ても参考になりますので、合わせて見てみることをおすすめします!
タピオカハイトーンの練習方法:道具の準備
まずはタピオカハイトーンの練習をするための準備をしましょう。
はじめに、350ml or 500mlのペットボトルに水を7割ほど入れましょう。
水を入れたペットボトルに、タピオカ用の極太ストローを差し込み、水面から2cmほど入れた状態で固定します。
これでタピオカハイトーンの練習をするための準備は完了です。
とても簡単ですね♪
ちなみに、水を入れすぎると、実際に練習をしたときに水があふれてしまったり、水が少ないと、しっかりとした練習ができない恐れがあるため、水の量は7割程度にしましょう。
タピオカハイトーンの練習方法:一曲歌ってみる
次に、タピオカハイトーンの練習に入ってみましょう。
ストローをくわえ、水の中に2cmほど入れた状態で一曲歌います。
歌う曲は、なるべく高音が使われている曲で、自分がぎりぎり歌うことができる音域のものを選曲しましょう。
タピオカハイトーン時、音や息はなるべくストローに伝えることを意識します。
水のブクブクで息の使い方を練習し、振動の発生でハイトーンを練習します。
この時、水の振動はブクブクと大きい波を発生するよりも、なるべく細かい波を発生させるイメージのほうが、安定した高音が出せているということになりますので、意識して練習してみてください♪
高音の出し方が難しいと感じてしまう方は、こちらの記事を見ながらタピオカハイトーンの練習をしてみるのもいいかもしれません!
また、ハイトーンの練習ということもあり、喉に負担がかかりがちですので、常にリラックスをした状態を意識し、練習のやりすぎには注意してください。
タピオカハイトーンの練習方法:リップロールをやってみる
一通りタピオカハイトーンの練習ができるようになったと感じたら、次はリップロールの練習をしてみましょう。
リップロールとは、唇を閉じた状態から息を吐いて、「ブルブルブルブルブルブルブルブル」と細かく振動を発生させることを言います。
リップロールはボイストレーニングや歌唱指導では良く行われるトレーニング方法の一つとなっており、2人に1人ほどは自然とできますが、約半数は練習しないとできないと言われています。
ですが、タピオカハイトーンのほうが簡単に練習を始めることができるため、リップロールを初心者向けとなったものがタピオカハイトーンとなっております。
そのため、タピオカハイトーンをマスターしたら、リップロールにもチャレンジしてみて、実際に高音が使われている曲を歌ってみるというのを繰り返し練習してみましょう。
リップロールのコツとしては、唇を軽く重ね、ゆっくり優しく息を吐くことで、唇を震わせるのがポイントです。
唇に細かい振動が発生していることを感じつつ、リラックスして練習をしましょう。
タピオカハイトーンの練習方法:歌手を真似てみる
タピオカハイトーン、リップロールができるようになったら、日々練習を続け、音域を広げていきましょう。
その際、一つの目安として、現時点で出る高音の曲で練習を重ね、出るようになったらもっと高い曲を練習をしてみるというサイクルでレベルアップしていってみてください!
注意点としては、短期集中型で練習をしすぎると、喉への負担や乾燥により、喉を痛めてしまうリスクもありますので、あくまでもやりすぎには注意して練習を重ねるようにしましょう。