カラオケには監視カメラ・防犯カメラがある?誰が何目的で見ているの?

若者からお年寄りまで幅広い年代に愛されているカラオケ。友達や恋人、会社の飲み会の二次会や一人カラオケなど、用途は様々ですが、部屋に監視カメラがあるのかと一度は皆さん疑問に思ったことはないでしょうか。監視カメラについてその疑問を本ページにて解決したいと思います。

記事の目次

  1. 1.カラオケ店には監視カメラ・防犯カメラが設置されている?
  2. 2.監視カメラ・防犯カメラはどこに設置されている?
  3. 3.カラオケ店に監視カメラ・防犯カメラが設置されている理由
  4. 4.カラオケの監視カメラの映像は誰が見ているの?
  5. 5.まとめ

カラオケ店には監視カメラ・防犯カメラが設置されている?

カラオケ

皆さん一度は行ったことがあるカラオケボックス。友達や恋人、会社の飲み会の二次会や一人カラオケなど、用途は様々ですが、部屋にカメラがあるのかと一度は皆さん疑問に思ったことはないでしょうか。

事実、カラオケの部屋に監視カメラがあるところもあります。部屋に入って大熱唱、また踊ったりとしているときにカメラがあったら誰かに見られている気がして恥ずかしい・・・そんなときにカメラの存在が気になりますよね。

また、カラオケの機械は精密機械故にいじりにくいですし、カメラっぽいものがたくさんありますので、すごく気になってしまいますよね。

また、どこかに隠しカメラがあるかもと思ったり...そこで元カラオケ店員の私が内情をお話いたします!

結論から言うと設置されているか自体店舗による。ということになります。全国展開しているチェーン店でも設置しているチェーン店もあれば、設置していないチェーン店もあります。友人が学生時代アルバイトをしていた店舗では設置していないお店で、私がアルバイトをしていた店舗では設置していました。

監視カメラ・防犯カメラはどこに設置されている?

個室内の監視カメラの場所を皆さんに教える前に、まずはカラオケの機種の周辺機器に監視カメラと間違えやすいものが多数ありますので、そちらの紹介からいたします。

カラオケ用カメラ

カラオケ カメラ

まずカラオケ店員目線から話させていただくと、よくカラオケの機種(JOYSOUND)のそばに上記のドーム型の卓上カメラが置いてあることがあります。

そちらを皆さんは警戒してしまうのですが、そのカメラはカラオケにしか接続されておらず、うたスキ動画を撮ったりするためのものです。なので、気にせず思いっきり熱唱したり踊ったりしても大丈夫です!(※デンモクなどは精密機器なので、取り扱いにだけは注意してください。)

無線マイクの受信機

マイク

無線マイクの赤外線受信機も防犯カメラと間違えやすいです。多くの場合、カラオケの機械の周辺においてあることが多いです。また、小型の受信機の場合は壁や収納に張り付いている場合が多いです。

防犯カメラと言えば天井についていて、ドーム型のものが主流となっていますので、こちらがカメラと勘違いしてしまう人がとても多いと思います!ちょっと型が違うものですと、受信機部分が赤く光ったりもするので、より一層防犯カメラ感がありますので、気になる人は気になるのではないのかなと思います。

以上のことを踏まえ、防犯カメラがある場合は天井についているというケースがほとんどだと思います。
なぜ天井かといいますと、シンプルに死角になる部分が少ないからです。
もし天井に何もないという場合でも、1時間に1回ほど店内見回りということで、ドアの前を店員さんが通ったりもしますので、正しい利用をしましょう。

カラオケの個室内カメラの位置はどこ?

防犯カメラ

みなさんが気になっている個室内に監視カメラ・防犯カメラの場所はどこか?ですが、カメラの位置は天井に堂々とつけることが多く、隠しカメラはほぼないといっても大丈夫です。

また、個室には設置していなくても、通路やフロント前には確実に設置してあります!

その他にも予算の都合上、ダミーの防犯カメラを置いてあるだけということもあります。

カラオケ店に監視カメラ・防犯カメラが設置されている理由

カメラ
Photo bygeralt

見出しにもある通り、なぜ監視カメラがつくようになってしまったのかについてお話します。

監視カメラを設置しているのは、犯罪が多いから!?

Photo byRyanMcGuire

ズバリ、犯罪が多い場所にお店があるから防犯上のために設置されているということです。

そもそもカラオケと言えば、お店の場所は繁華街に近いので、治安があまりよろしくないところに店舗を構えることが多いです。先程の画像は日本一の繁華街と言われている新宿の歌舞伎町周辺でカラオケと検索した場合に出てきた店舗数です。かなりの量ですよね。それほど繁華街では需要があるということです。

そのため、酔って入店されたお客様がデンモクや精密機器、液晶などを破損されて帰るケースなどもあります。そのようなことが起きた際に身元がわかるように監視カメラの設置をしております。

また、設置されていない店舗では、清掃の時点で破損が分かり次第、入店時の会員証等からお客様と警察に連絡するようにお店のマニュアルになっていることが多いので、お店から貸していただいているものということを意識して綺麗に利用しましょう。

また、今では少なくはなりましたが、薬物使用などもかなりあったみたいで、その名残で監視カメラがついているというのもあります。

監視カメラが無いからといって、悪いことをしたらどうなるの?

疑問

カメラがある状態で悪いことをしたら後日警察から本人の方に連絡がいきます。また、カメラがない場合でもその場か後日連絡行くことが多いです。

私が店員としてこのような場面になったのはほぼ未成年者で、カラオケボックスの密室の中で飲酒や喫煙、カップルでの入場でいかがわしい行為に及んでしまった、というのが圧倒的に多かったです。

私がアルバイトとして働いていた店舗では、未成年者の入場は混雑時以外、なるべく人通りが多い階段やドリンクバー周辺、フロント周辺にお通ししておりました。

未成年のお客様は会員証を会員システムにスキャンすると生年月日などがでますので、清掃時にお酒臭い、タバコ臭いなどがあれば、その時点で学校に連絡が行きます。

また、学校終わりの平日ですと、近隣の学校の先生が、学区内のカラオケボックスに実際にきて、うちの学校の生徒さんはいませんか?と尋ねられたりもありましたので、カラオケボックスの使い方を間違えずに、正しく楽しみましょう。テスト期間では特に見回りが厳しくなりますので、カラオケには行かずに大人しく家で勉強しましょう(笑)

監視カメラがあった場合、隠すのはありなのか?

カラオケボックスのドアは大人の目線からは見えますが、首から下あたりはすべてすりガラスになっていることが多いです。それは店員が通った際に中の状況が把握できるからという防犯上の理由ですが、もしドアをブランケットや上着で隠してしまい、中の様子を見えなくする等の行動が見られるようでしたら、店員さんが実際に入るか電話で注意することになっているお店が多いです。

また、防犯カメラがあるからといって、カメラに何かをかぶせたりして隠すのも注意対象になってしまいます。カラオケは歌って楽しむところなので、密室は密室でも、公共の場ということを忘れずに利用しましょう。

カラオケの監視カメラの映像は誰が見ているの?

動画編集
Photo byStartupStockPhotos

防犯上のために設置されているということはわかりましたが、その映像はどうしているのかを説明いたします。

犯罪が発覚した場合に保存している!?

まず、撮っている映像はどういう使い方をするのかといいますと、お店の防犯カメラの映像は主に1週間から1ヶ月前までさかのぼって見ることができます。これは他のお店も一緒で、例えばレジのお金が何者かによって盗まれた!というときにはレジの防犯カメラを巻き戻してみてみます。カラオケも同様で、その部屋で何かしらのトラブルなどが起きた場合、防犯カメラの映像になにか手がかりがないかということを調べます。

また、刑事事件に発展する場合は警察からそのような要請を受けます。上記のような場面に防犯カメラの映像を見ることが多いです。

また、デンモクなどの機械の破損があった場合などもお客様に弁償していただくかたちになりますので、防犯カメラの映像を証拠として保存しておきます。

常に監視されているの?

じゃあ常に監視されているのかな?ということですが、それはほぼないと言ってもいいと思います!

カラオケ店ではほぼアルバイトなどで回しているので、万が一起きたら対応しないといけない!という部分に人員を割くことはないです。

しかし、店員のレジ裏やバックの方に防犯カメラの映像を垂れ流しにしていることはあると思うので、怪しい行動などがあればすぐにマークされてしまうと思いますので気をつけましょう。

店員にとって、ほんとに暇な時間帯とかはありますので、バックでお客さんがくるまで待機しているときに何気なくどのような感じなんだろう・・・と見ていることはあるかもですが...。そこまでじっくり見ているわけではないので、気にせず思いっきり歌って踊って大丈夫です!

まとめ

まとめ

カラオケは楽しむものということで、ワイワイする分には監視カメラは気にならないと思いますので、思いっきり日々のストレスを発散しちゃってください!
以上、「カラオケには監視カメラ・防犯カメラがある?誰が何目的で見ているの?」でした。

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