ピアニストの年収はどのくらい?平均・最高年収や収入源について紹介!
ピアノをある程度長くやった方であれば一度は憧れるであろう「ピアニスト」。しかしピアニストで食べていくことは可能なのでしょうか、年収とは?こちらではピアニストの種類やそれぞれの年収についてまとめました。ピアニストを目指す方必見です!
ピアニストの年収はどのくらい?
辻井伸行さんやフジコ・ヘミングさんなど、現在では世界で活躍する日本人ピアニストも多くいらっしゃいます。小さいころからピアノを長くやっていた方なら一度は、大勢の観客の前で大きなグランドピアノで演奏をするピアニスト、音楽家になりたい、と思ったことがあるのではないでしょうか?
しかしピアニストへの道は狭き門です。どんなにピアノが好きでも、その前にくじけてしまう方も多いと思います。さらに、ピアノだけで食べていけるのだろうか?という疑問、不安もわいてくるのではないでしょうか。
そこでこちらでは、大好きなピアノだけで稼いでいくことは可能なのか、ピアニストは儲かるのか、またピアニストの種類(ジャンル)や、大体の年収などを分かる範囲でご紹介したいと思います。
ピアニストの収入源
まずはピアニストの収入元、つまり収入源はどのようなものがあるのか紹介していきます。
プロのピアニスト
プロのピアニストとは、辻井伸行さんやフジコ・ヘミングさんなどのように、自身の名で演奏会、コンサートを開催したりできるレベルのピアニストをさします。
また、協奏曲などのソリストとして招かれる、ということもあります。いずれにしても知名度がないとできませんし、ここまでのレベルに到達する方というのはだいぶ限られてきます。
個人のピアノ教室
音大を卒業しても、ご自身で演奏会などを開催するレベルになるのはかなりの難関です。しかしピアノを弾くことを職業とつなげたい、お仕事としたい、というのであれば、個人のピアノ教室を開く、というやり方もあります。
ピアノ教室ですと、月収や年収はとる生徒さんの数によって決まってきますし、ある程度人数を確保できれば定期的な収入が見込めるでしょう。生徒さん1人につき大体5,000円~1万円というのが相場のようなので20人確保できればそこそこ収入は得られます。
しかし最近は少子化によって子どもの数そのものが少なくなってきていますので、どう生徒さんを確保するか、にかかるかもしれません。
音楽スクールのピアノ講師
個人で開くピアノ教室ではなく、音楽教室のピアノ講師、という選択もあります。この場合は給料、という形で収入が得られますから、大分安定できる、と言えるでしょう。
しかし、形態によっては、月給、という形ではなく時間制の時給のケースもあるようです。それでも安定していくつか教室を持つことができれば、収入は安定します。
派遣などフリーランスのピアニスト
プロ、とまではいきませんがフリーランスで、派遣という形でのピアノを弾くお仕事、というのもあります。例えば結婚式の披露宴であったり、レストラン、ジャズバーなどでピアノを弾くものですね。
この場合には出演料、ギャラ、という形で収入が得られます。しかし1回のギャラというのはそうそう多くないので、回数をこなさないとなかなか、安定した収入とは言いづらいかと思います。
たとえば結婚式ラッシュとなるような時期、またクリスマスや年末など、そういった機会が多い時期はあちこちから声がかかるかもしれませんが、イベントが少ない時期、というのもあります。
しかし観客の前でピアノを演奏する、ということには変わりありません。ピアノがお好きであればやってみたい、という方は多いでしょう。
次のページではピアニストの年収について紹介していきます。