カセットテープの音楽をmp3にデジタル化する方法!
昨今、音楽記録メディアはデジタル化が進み、どんどんミニマムになっていますね。
古いカセットテープが場所を取り、収納にお困りの方も多いのではないでしょうか。
カセットテープが音質劣化しない内に、スマートにデジタル化したいですね。
その方法を、画像付きで解説します
カセットテープの音楽をmp3にデジタル化したい
カセットテープは根強い人気を持ってはいますが、プレーヤーも最近はあまりなく、テープの伸びなどによる劣化も心配なところです。
WAVやmp3などにデジタルデータ化し、保存してしまえば、収納場所もとらず、オーディオプレーヤーに入れて持ち歩くこともできますね。
カセットテープのアナログ音声を、機器を使いデジタル音声に変換することにより、フットワークよく再生して、音楽を楽しむことができます。
また、オーディオ編集ソフト等で補正することにより、高音質なサウンドに生まれ変わらせることも可能です。
デジタル化する方法はいくつかありますが、今回は、パソコンのフリー音楽編集ソフトとオーディオインターフェスを使って行う方法をご紹介します。
カセットテープの音楽をmp3にデジタル化する方法(機材編)
データ化するにあたりいくつか方法や機材はありますが、今回は、カセットデッキと、以下のものを使った方法で解説します。
①オーディオインターフェース
外部からの音声(今回はカセットテープの音)を、パソコンに取り込むための接続機器です。
カセットテープの音はアナログ信号なので、これをパソコンで扱えるようデジタル信号に変換します。
今回は、steinnberg社の、「UR22mkⅡ」という機材を使います。
付属のオーディオインターフェイスのドライバーは、予めパソコンにインストールしておきます。
ほかに、下記のような機種などもあります
②オーディオ編集ソフト
パソコンに取り込んだカセットの音声を編集、書き出しするためのソフトです。
今回はフリーソフトの、「Audacity」を使用します。
以下からダウンロードできますので、あらかじめ用意しておきましょう)
③音声ファイル形式変換ソフト
上記「audacity」は、書き出しの際MP3形式にするには、別途「LAMEファイルの設定」が必要になります。
(他のオーディオ編集ソフトも、同様のケースは多いです。)
この作業が少し難しいため、今回は、一度そのままWAVファイルで書き出し、その後変換ソフトでMP3に変換する作業でご案内します。
WAV形式のファイルは高音質ですが、サイズが大きいので、軽いMP3にしておくと便利です。
下記の無料ソフト「Xmedeia Recorde」を用意しておきましょう。
④オーディオケーブル
カセットデッキからオーディオインターフェスに音声信号を送るための、ケーブルです。
今回使うカセットデッキの音の出口は、ステレオミニプラグ、オーディオインターフェス側は標準プラグ仕様なので、即した、以下のようなタイプのものを使います。
(この後の説明画像では、外観が異なるものを使っていますが、仕様は同じです)