カセットテープの音楽をmp3にデジタル化する方法!

昨今、音楽記録メディアはデジタル化が進み、どんどんミニマムになっていますね。
古いカセットテープが場所を取り、収納にお困りの方も多いのではないでしょうか。
カセットテープが音質劣化しない内に、スマートにデジタル化したいですね。
その方法を、画像付きで解説します

記事の目次

  1. 1.カセットテープの音楽をmp3にデジタル化したい
  2. 2.カセットテープの音楽をmp3にデジタル化する方法(機材編)
  3. 3.カセットテープの音楽をデジタル化する方法(手順編)
  4. 4.カセットテープの音楽デジタル化、まとめ

カセットテープの音楽をmp3にデジタル化したい

カセットテープは根強い人気を持ってはいますが、プレーヤーも最近はあまりなく、テープの伸びなどによる劣化も心配なところです。

WAVやmp3などにデジタルデータ化し、保存してしまえば、収納場所もとらず、オーディオプレーヤーに入れて持ち歩くこともできますね。

カセットテープのアナログ音声を、機器を使いデジタル音声に変換することにより、フットワークよく再生して、音楽を楽しむことができます。

また、オーディオ編集ソフト等で補正することにより、高音質なサウンドに生まれ変わらせることも可能です。

デジタル化する方法はいくつかありますが、今回は、パソコンのフリー音楽編集ソフトとオーディオインターフェスを使って行う方法をご紹介します。




 

Photo byPatriciaGovaart

カセットテープの音楽をmp3にデジタル化する方法(機材編)

データ化するにあたりいくつか方法や機材はありますが、今回は、カセットデッキと、以下のものを使った方法で解説します。

 

①オーディオインターフェース

外部からの音声(今回はカセットテープの音)を、パソコンに取り込むための接続機器です。

カセットテープの音はアナログ信号なので、これをパソコンで扱えるようデジタル信号に変換します。

今回は、steinnberg社の、「UR22mkⅡ」という機材を使います。

付属のオーディオインターフェイスのドライバーは、予めパソコンにインストールしておきます。

UR22mk2Ⅱ

参考価格: 15,400円

出典: Amazon
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ほかに、下記のような機種などもあります

ベリンガーオーディオインターフェス

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②オーディオ編集ソフト

パソコンに取り込んだカセットの音声を編集、書き出しするためのソフトです。

今回はフリーソフトの、「Audacity」を使用します。

以下からダウンロードできますので、あらかじめ用意しておきましょう)



 

Auda City

③音声ファイル形式変換ソフト

上記「audacity」は、書き出しの際MP3形式にするには、別途「LAMEファイルの設定」が必要になります。
(他のオーディオ編集ソフトも、同様のケースは多いです。)

この作業が少し難しいため、今回は、一度そのままWAVファイルで書き出し、その後変換ソフトでMP3に変換する作業でご案内します。

WAV形式のファイルは高音質ですが、サイズが大きいので、軽いMP3にしておくと便利です。

下記の無料ソフト「Xmedeia Recorde」を用意しておきましょう。

Xmedia Recorde

④オーディオケーブル

カセットデッキからオーディオインターフェスに音声信号を送るための、ケーブルです。

今回使うカセットデッキの音の出口は、ステレオミニプラグ、オーディオインターフェス側は標準プラグ仕様なので、即した、以下のようなタイプのものを使います。

(この後の説明画像では、外観が異なるものを使っていますが、仕様は同じです)

ステレオミニプラグ、標準プラグ

オーディオケーブル

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カセットテープの音楽をデジタル化する方法(手順編)

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