カラオケの採点の表現力とは?表現力の上げ方のコツを紹介!
カラオケで採点を選ぶと表示される表現力。実は点数にかなり影響されているって知っていましたか?90点以上取りたい!というときには表現力は必須になります。今回はカラオケで高得点を取るために表現力をあげるコツを伝授したいと思います。
カラオケの採点の表現力とは?
カラオケの採点の表現力というのは、機種によって異なりますが、抑揚・しゃくり・こぶし・フォールの4つの項目になります。
また、機種によりどの程度までを表現力というのかがまちまちなので、まずはどのようなテクニックが表現力に含まれているのかを下記にて説明いたします。
LIVE DAMの場合の表現力について
まず、LIVE DAMの分析採点についてお話します。
LIVE DAMといえば、よくテレビでカラオケバトル!のような番組で使われている機種になりまして、プロの歌手でもLIVE DAMでカラオケをすることが多いみたいです。私もカラオケに行く際には絶対にDAMを選びます。
LIVE DAMに実装されている採点は「精密採点DX-G」と「精密採点DX」という種類があり、「精密採点DX-G」のほうがバージョンアップしております。
「精密採点DX-G」での表現力の項目は「抑揚・しゃくり・こぶし・フォール」の4つになります。
抑揚の大きさ,こぶし,しゃくり,フォールの3つは回数で採点されます。「精密採点DX-G」と「精密採点DX」での表現力の9割が抑揚の点数です。しゃくり、こぶし、フォールは微々たる点数しか入りませんが、100点取りたい!などと点数を詰めていく際には重要な採点基準になってきます。
また、諸説ありますが、しゃくり30回まで、こぶし10回まで、フォール5回まで、ビブラート30回まで点数に反映されるといわれています。
表現力の点数は採点が終わり、点数が表示された後に詳細が見れますので、そちらで確認して次回の課題点や表現力の出し方について修正できます。
以下に実際に私がカラオケに行った際に「精密採点DX-G」で採点機能を利用した時の画像を載せますので、見てみてください。
こちらレミオロメンさんの粉雪を歌わせていただいた時の採点ですが、表現力が97点取れています。総合得点は98.5点です。
また、ビブラートの回数などが出る前に写真に収めておりましたので、そちらが確認できずに申し訳ないのですが、音程が90点と約9割ほどの正答率で表現力が97点を取るだけで98点が取れるということがお分かりいただけると思います。
JOYSOUNDでの表現力について
次にJOYSOUNDの採点基準についてお話します。
JOYSOUNDの機種の特徴として、MVが多いことが挙げられます。また、少しマイナーな曲になるとLIVE DAMはないことがありますが、JOYSOUNDは曲数が多いため、あることが多いですよね。
さて、JOYSOUNDの採点の種類ですが、「分析採点マスター」というのがメジャーなものになります。
こちらの「分析採点マスター」では、表現力という言葉は使われておらず、「音程・安定感・抑揚・ロングトーン・テクニック」の5つになります。
以下が点数配分になります。
- 音程 40点
- 安定感 30点
- 抑揚 15点
- ロングトーン 10点
- テクニック 5点
この中で表現力といえるのは抑揚とロングトーン、テクニックの3つの項目になります。約30点とLIVE DAMと比べて表現力に対する評価が少々厳しいみたいです。その反面、音程や声のハリに関する評価が高く出ます。
私はJOYSOUNDの「分析採点マスター」で何度か歌ってみたのですが、DAMで慣れているせいもあり、恥ずかしながら93点が限界でした。
カラオケの採点の表現力を上げるコツ
実際にカラオケに行った際に実践できる表現力の上げ方をご紹介します。
LIVE DAMで以下の方法を実践すると高得点が狙えます。
カラオケのマイクの持ち方
見出しにもあるように、まずはマイクの持ち方を少し変えてみましょう。
口の真正面にマイクを置き、声をよく拾うようにします。
また、曲にはAメロやサビなどがありますよね。基本、Aメロはゆっくり目で歌い、少し抑え気味、サビは盛り上がるので結構大きめの声で歌うと思うのですが、LIVE DAMの抑揚は6つの演奏区間すべてで声の大きいところ、小さいところを作らなければ抑揚の点数が上がりません。
ですが、歌っているときに声を大きく、小さくは難しいので、歌っているときにここは盛り上がるところだ!というときはマイクを口元に近づけ、穏やかに歌うところを少し遠ざけてみる、ということを実践してみてください。
私が実際に実験した際には、米津玄師さんのLOSERをマイクを動かさずに歌うのと、動かして歌う上記の方法とでは採点結果に3点ほど差が出ました。
テクニック面を意識してみる
LIVE DAMでは、抑揚・しゃくり・こぶし・フォールの4つの項目が重要ということをお話しましたが、こちらをすべてバランス良く出していくことが表現力を上げるのに最も重要な方法になります。
仮にしゃくりだけが30回ほど、そのほかのビブラートやこぶしが1,2回ほどなどでは、出だしの音が不安定ということで点数が上がるところか、音程の面で点数が下がってしまいます。
曲によって黄金比は異なりますが、だいたい下記の比率に近くなる回数を目指してみましょう。
- しゃくり 10~15回
- こぶし 3~5回
- フォール 1.2回
- ビブラート 20回
カラオケの採点の表現力を上げるのにおすすめの練習曲
下記にて表現力を上げるためにこれを歌うといいよ!というものを厳選してみましたので、機会があればお試ししてみてください。
アイネクライネ/米津玄師
米津玄師さんのアイネクライネです。カラオケの人気曲ランキングでは常に上位をキープしていますよね。今ではほとんどの方が聞いたことある!または歌えるよ!という感じではないでしょうか。
アイネクライネはゆったりとしたテンポで、サビでは一気に盛り上がっていくので、表現力が上がりやすいのが特徴です。
私も歌ってみた結果がありますので、その時の採点結果を載せておきます。
惜しくも100点いかずです汗
ですが、表現力を意識することにより、表現力ボーナスが入っていますので、100点に到達する可能性が0ではなさそうです。
私としてもとても歌いやすく、高得点が狙える曲だと思いますのでおすすめです!
シャルル/バルーン
バルーンさんのシャルルになります。こちらもここ数年カラオケ人気ランキングでは上位を独占していますね。
シャルルは音程を取る難易度は上がってしまうのですが、元々強弱が強い曲になりますので、自然と表現力が高くなります。
粉雪/レミオロメン
冒頭でもありましたが、レミオロメンさんの粉雪です。
幅広い年代に愛されている粉雪ですが、サビの高音など案外歌うことが難しくなっています。
ですが、音域が広がり、歌えるようになりますとシャルルと同じく自然と表現力が上がる曲になっていますので、とてもおすすめです。
私自身も粉雪で100点を目指しています。
まとめ
いかがでしたか?たかが採点、されど採点という感じですよね。
採点機能はとても奥が深く、歌うにつれて面白さも増えてきます。また、点数も上がることによって目標の達成感も味わうこともできますので、表現力を上げることによってもっと楽しいカラオケライフを送ってください!
以上、カラオケの採点の表現力とは?表現力の上げ方のコツを紹介!でした。