【映画】くるりが主題歌を務める映画は名作ばかり?!「ジョゼと虎と魚たち」について徹底考察

くるりが主題歌を務めた映画『ジョゼと虎と魚たち』。名作と評価されるこの映画の主題歌に起用された『ハイウェイ』とはどんな曲なのでしょうか。今回はくるりの名曲『ハイウェイ』や映画『ジョゼと虎と魚たち』についてご紹介していきたいと思います。

記事の目次

  1. 1.大人気バンド、くるり
  2. 2.「ジョゼと虎と魚たち」でも主題歌をつとめる
  3. 3.くるり『ハイウェイ』とはどんな曲?
  4. 4.まとめ

映画『ジョゼと虎と魚たち』の主題歌に起用されたのは、くるりの『ハイウェイ』という楽曲です。

くるりは主題歌だけでなく、この映画の劇中歌を担当。

2003年11月5日にはサウンドトラックもリリースされています。

『ハイウェイ』はもともとサウンドトラックに収録されていて、その後シングルカットされた楽曲となっています。

このサウンドトラックは、映画公開から16年経った今年の11月、LPとしてリリースされることにもなりました。

韓国で映画『ジョゼと虎と魚たち』がリメイクされたことをきっかけにアナログ盤の要望がありLPのリリースに至ったようで、映画も楽曲も長年に渡って愛され、評価される作品となっています。

『ハイウェイ』はフジテレビの『みんなの鉄道』シリーズのエンディングテーマにも起用されました。

YouTubeに公開されたMVは2019年11月現在で、再生回数166万回を突破。

PVには映画『ジョゼと虎と魚たち』の主演を務めた妻夫木聡が出演しており、くるりの結成20周年を記念したオールタイムベストアルバム『くるりの20回転』をリリースした際には、楽曲『ハイウェイ』について妻夫木聡がコメントを寄せるなどもしています。

僕が旅に出る理由はだいたい百個くらいあって
ひとつめはここじゃどうも息も詰まりそうになった
ふたつめは今宵の月が僕も誘っていること
みっつめは車の免許とってもいいかな
なんて思っていること

私はこの『ハイウェイ』という楽曲や映画『ジョゼと虎と魚たち』を通して、人生にはそんなに大袈裟にドラマチックなことなんてそうそう起こらないということを感じさせられるな、と思いました。

しかし、だからと言って決して人生がつまらないものであると悲観的になるのではありません。

頭の中で妄想しているようなドラマチックなことなんてまず起こらないけど、それでもなんだか人生って、生きるっていいよね、なんてことを思わせてくれるのです。

たとえば「僕が旅に出る理由」について「ひとつめ」と「ふたつめ」はちょっとそれらしい気取ったことを言っているけど、でも結局現実的な理由は「みっつめ」の「車の免許」だけ。

けど、そんな小さなきっかけで充分なのです。

たとえば初めて自転車に乗れるようになったときに、意味もなくどこまでも遠くへ行きたくなるような。

何かでっかい事してやろう
きっとでっかい事してやろう

なんでも出来るような気がしていた若い頃。

特に具体的な構想はなくても、「何かでっかい事してやろう」と息巻いていて、でもそんな日々だって青春です。

僕には旅に出る理由なんて何ひとつない

大人になって、いろんなことを諦めなければならなくなって、何にもできない自分にふと気付く。

歌い出しから順に見ていくと、一つの物語を見ているような奥深さを味わえる歌詞となっています。

結局「旅に出る理由なんて何ひとつない」のですが、でもそれでいいのです。

旅に出るために特別な理由なんてはなから必要ありません。

この曲を聴くと、「何かでっかい事をしてやろう」と未来に希望を抱いていた昔を思い出してどうしても感傷に浸ってしまうのですが、不思議と聞き終えると、理由なんてないけど旅に出るし、何かでっかいことをしてやるんだ、と前向きな気持ちになれます。

それは、自分にもそんな力強い過去があったことを思い出させてくれるからではないでしょうか。

人生捨てたもんじゃないな、と思わせてくれて、静かだけど生きていく力をくれる名曲です。

まとめ

Photo bymurakumo28

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