知っておかなきゃ恥ずかしい!ギター大手メーカー「Gibson(ギブソン)」のギターについてざっくりとまとめる

ギターを弾く方ならそのメーカー名は一度は聞いた事があるはずの老舗ブランド「Gibson(ギブソン)」です。いつかは一台は欲しい憧れのメーカーです。価格も簡単には買えない値段のギターです。その「Gibson(ギブソン)」にはどんなギターがあって、なぜ多くのミュージシャンに愛されているのかをざっくりとまとめていきます。

記事の目次

  1. 1.「Fender」を知っているなら「Gibson」も知ってて当たり前・・・?
  2. 2.相場の価格感ってどれくらい?
  3. 3.Gibson(ギブソン)社の打ち出すギター種類・デザイン一覧
  4. 4.まとめ

相場の価格感ってどれくらい?

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Gibson(ギブソン)のお値段は「新しく製造されたもの」「ビンテージもの」で大きく値段が変わってきます。普通に自分が使う事を考えた場合で値段を見ていきます。

  • レスポール:2019年製造モデルなら10〜35万円位で手に入れられそうです。ビンテージものは安くても70万円〜上は150万円位まで行きます。
  • アコギ J-45:27〜30万位です。
  • アコギ ハミングバード:40〜50万円位です。
個体により、値段は前後しますので、「大体相場はこれくらいなんだ」と思ってください。
 

Gibson(ギブソン)社の打ち出すギター種類・デザイン一覧

  • レスポール
  • エクスプローラー
  • フライング

レスポール

  • 形状について・・・丸みを帯びたデザインで、片側に切り込みがあり、角のようになっているので「シングルカッタウェイ」と呼ばれる形をしています。
  • 特徴・・・ピックアップは「ハムバッカー」と呼ばれるタイプを搭載しており、ストラトキャスターなどに使われているシングルコイルを二重に組み込んだ構造になっているのが特徴です。
  • 音について・・・「ハムバッカー」ピックアップにより、パワーあふれるサウンドとなり、ハードロック向けの厚い音が鳴ります。
  • 使用アーティスト・・・先に上げたミュージシャン以外だと、エリック・クラプトン、奥田民生、PATA(X JAPAN)、TAKURO(GLAY)が愛用者です。

エクスプローラー

  • 形状について・・・変形ギターの先駆けと言われた「エクスプローラー」です。発売当時の1958年では未来的過ぎて、売れ行きは今ひとつでした。1970年のハードロック時代に入り、ようやく追いついて来たと言われた、奇抜な形状です。
  • 特徴・・・なんと言ってもその「独特なギター形状」がエクスプローラーの特徴です。片側6連ペグを採用した「バナナヘッド」と「変形ボディ」が無骨でロックな印象を与えます。
  • 音について・・・Gibson(ギブソン)の特徴である中音域に厚みのあるパワフルなサウンドが、ハードロック、ヘヴィメタルに好まれる厚い音です。
  • 使用アーティスト・・・リック・ニールセン(Cheap Trick)、マティアス・ヤプス(Scorpions)、METALLICAのジェイムズ・ヘッドフィールドに使用されています。

フライング

  • 形状について・・・独特のV字のデザインを持つ「フライングV」は、ステージ上での演奏を前提とし、その格好良さを追求し、開発された特殊なモデルです。
  • 特徴・・・ギブソンがこれまでもチャレンジングして来た形状を更に、進化させて生まれたこの形状そのものが特徴です。
  • 音について・・・本来はネックやブリッジの振動を効率的にボディに伝える事を考慮して、ボディを開発するのが筋ですが、そこを殺し、「音」よりもデザインを優先しているので、他のモデルよりは音は弱いと言わざる得ないようです。
  • 使用アーティスト・・・マイケル・シェンカー、アルバート・キング、レニー・クラヴィッツ、ザック・ワイルド、橘高文彦(筋肉少女帯)、HISASHI(GLAY)が使用しています。

まとめ

ギブソンのギターはギタリストの憧れです。それを持つことは自分のギターへの「本気の思い」につながるものだと思います。

安く見積もっても30万円ですから、何本も変えるものではありません。

自分はどういうギタリストなのか? どういうアーティストなのか? その目指すべき方向性により、持つべきGibson(ギブソン)の種類も決まって来るんだと思います。

ハードなロッカーならギブソンのエレキギターを選ぶんだと思います。弾き語りメインにアコースティック・ギターで歌うアーティストならギブソンの「J-45」を選ぶんだと思います。

ギブソン一本選ぶ事は自分の「覚悟」を示す事につながる、大切な一本になるギターなのです。
 

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