知っておかなきゃ恥ずかしい!ギター大手メーカー「Gibson(ギブソン)」のギターについてざっくりとまとめる
ギターを弾く方ならそのメーカー名は一度は聞いた事があるはずの老舗ブランド「Gibson(ギブソン)」です。いつかは一台は欲しい憧れのメーカーです。価格も簡単には買えない値段のギターです。その「Gibson(ギブソン)」にはどんなギターがあって、なぜ多くのミュージシャンに愛されているのかをざっくりとまとめていきます。
「Fender」を知っているなら「Gibson」も知ってて当たり前・・・?
Gibson社設立から軌跡
Gibson(ギブソン)は、アメリカのテネシー州にあるギターメーカーです。
創業は1902年になります。それでも先行していた「マーチン社」に60年遅れての創業になります。創業者はオーヴィル・ヘンリー・ギブソン氏(1856-1918)です。
後にマーチンとGibson(ギブソン)はお互いにライバル視しながらギター・メーカーの頂点を目指し、現在に至ります。
Gibson(ギブソン)の特徴は「エレキギター」「アコースティック・ギター」ともに世界有数のギターを作る事に成功した数少ないブランドです。
通常はどちらか一方に力を入れる事が多いのですが、その両方で世界のトップブランドに君臨したのです。
アコースティック・ギター
1934年にフラット・トップの定番となる「Jシリーズ」と呼ばれるアコースティック・ギターの生産を、その3年後には「SJシリーズ」の生産を開始します。
この「SJシリーズ」をエルヴィス・プレスリー氏を筆頭に多くの愛用者が生まれて、
Gibson(ギブソン)は有名ブランドとなって行きます。
その後も改良を重ねて「ハミングバード」、スモールボディの「Lシリーズ」を生産していきます。
ボディ内で共鳴して生み出す、その力強い「同鳴り」がGibson(ギブソン)のアコースティック・ギターの特徴でもあります。
エレキギター
エレキギターだと大きく「ストラトキャスター」と「レスポール」の2種類のタイプがありますが、Gibson(ギブソン)と言えば「レスポール」が有名です。
レスポールは1952年に発表されてから現在まで、その人気は衰える事はありません。
レスポールの後継機として発表された「SG」も人気があり、現在はレスポールから独立し、1モデルとして販売されています。
それ以外にも「フライングV」「エクスプローラー」という特殊形状のギターも発表されています。ギブソンはギター形状の種類が多数ありますが、その「独特の形状」自体が「ギブソン」の特色と言えます。
「Gibson(ギブソン)」のギターを愛用している著名アーティスト
Gibson(ギブソン)の「レスポール」と言えば、ロックバンド「レッド・ツェッペリン」のリーダーで、ギタリスト「ジミー・ペイジ」です。あとは、マシンガン・ピッキングと称される速弾のギタリスト「ゲイリー・ムーア」が有名です。
日本だと一番有名なのはB'zのギタリスト「松本孝弘」です。世界で5人目のレス・ポール・シグネチャ・アーティストに選ばれ、日本人初のギブソン・シグネチャ・モデルを作る事が認められたのが彼です。
世界の五本の指に入り、それをギブソンから認められると言う事は「世界のギタリスト」に名を連ねるギタリストの仲間入りをしたという事です。それがどれだけ凄い事か、おわかりだと思います。正に「Mr.レスポール」と呼んでも良いと思います。
アコギだと「J-45」を使ってる「山崎まさよし」、「斉藤和義」です。「J-200」だと「忌野清志郎」が有名です。