【DJ】音ゲー界の伝説DJ YOSHITAKAって一体何者?〈5選〉

音ゲー(音楽ゲーム)業界で絶対的な支持を得ているDJ YOSHITAKAという人物をご存じですか?音ゲーをプレイするゲーマーならば彼を嫌う人はいないというくらい、間違いない音楽センスと才能を持っています。今回はDJ YOSHITAKAの紹介です。

記事の目次

  1. 1.DJ YOSHITAKAとは?
  2. 2.DJ YOSHITAKAが人々を魅了する3つの理由
  3. 3.DJ YOSHITAKAこと西村宜隆さんのプライベートに迫る
  4. 4.DJ YOSHITAKAの代表曲【5選】
  5. 5.まとめ

DJ YOSHITAKAとは?

DJ YOSHITAKAは本名を西村宜隆(にしむらよしたか)といい、長崎県出身であり1982年2月9日生まれです。

愛知県に本社がある大手ゲーム・パチンコ機器メーカー「コナミアミューズメント」に所属している作曲家・音楽家で、DJ YOSHITAKAという名前の他にDJ Yoshitaka・lucky vacuumという活動名も持っています。

ハウス系DJとして活動していたところを、ゲームクリエイターの前田尚紀に認められて音ゲー(音楽ゲーム)の楽曲提供をしデビューしました。

また楽曲によっては自身で歌唱したりラップを披露しています。

Sota Fujimori・肥塚良彦というコナミ所属の作曲家とそれぞれユニットを結成しており、DJ YOSHITAKAは両ユニットで作詞とボーカル担当です。

プロデューサーやディレクターとしても活躍しており、2015年3月にはコナミの第1制作部の部長を、2019年4月には本部長に就任しています。

同事務所には有名な作曲家である佐々木博史・Tatshが所属していましたが、過去に退社しているようです。

2人が退社した際にもDJ YOSHITAKAが彼らの跡を継ぎ、数々の名曲を生み出して話題になりました。

DJ YOSHITAKAが人々を魅了する3つの理由

Photo by kazamatsuri

DJ YOSHITAKAはコナミで活躍していた歴代のクリエイターの中では珍しく、外で活動していたところをスカウトされ、同メーカーに所属しています。

DJ YOSHITAKAは周囲が放っておけないほど、鋭い感性や音楽的才能を当時から持っていました。

ただ彼の場合は感性・才能だけではありません。

サウンドに対する考え方もまた今の地位を築き上げ、人々を魅了している要因になっているようです。

彼が多くのファンをとりこにしている理由を、調べてみました。

DJ YOSHITAKAが人々を魅了する理由①:常にチャレンジ

フリー写真素材ぱくたそ

コナミ自身が常にチャレンジしていく姿勢の企業ではありますが、DJ YOSHITAKAはその中で更にチャレンジ精神旺盛な活動を見せています。

彼が手掛ける楽曲を聴いても常に、時代の流れを組んで制作されていることがうかがえるサウンドです。

プロデューサーが時代の変化を的確に捉え行動を起こすことによって、コンテンツも自然と動くということと、そのことの重要性を語っている彼のインタビュー記事がありました。

昨今のゲームの、クオリティの更新速度は凄まじいものがあります。

その流れに遅れをとらないスピードで、常に新しいことにチャレンジし続けるDJ YOSHITAKAの楽曲は、ユーザーたちを飽きさせることがありません

DJ YOSHITAKAが人々を魅了する理由②:発見は現場で

Photo by TFurban

新しいことにチャレンジし続けるDJ YOSHITAKAですが、一方で「アナログな面を見失ってはいけない」「新しい発見というのはデータだけでは限度がある」と語っています。

常にゲームセンターに足を運び、現場から学ぶことの大切さも彼は重視しているようです。

そう思ったきっかけは、彼が経験から得た考え方でした。

かっこいいものを追い求めて作ったものの良さがユーザーに伝わらず、近寄りがたいだけのものになってしまったことがあったようです。

その時ゲームセンターという「現場」に直接足を運んだDJ YOSHITAKAは「学生も親しめるポップな音楽にしなくてはダメだ」と気づきました。

若い世代にも馴染みやすいサウンドに変えると、たちまちゲームが人気になったそうです。

DJ YOSHITAKAが人々を魅了する理由③:「楽しい」を最重要視

Photo by TFurban

DJ YOSHITAKAは過去に「常識にとらわれない柔軟性を持った人たちと仕事をしていきたい」とコメントしています。

音ゲーが隙なことやゲームセンスが高い人、上手にプレイできる人がゲーム企業では採用されがちです。

その素質は、もちろんとても大切なことでもあります。

ゲームを上手くプレイできる人は知識も豊富ですし、開発する上でたくさんのアイデアを思いつくものです。

しかしDJ YOSHITAKAは、それ以上に「楽しい!」をいかに生み出せるかを最重要視しています。

作り手が「楽しい!」を追求することが、ユーザーの「楽しい!」につながることを彼は説いていました。

ユーザーの立場になることを忘れることなく「楽しい!」ゲームをひたすら追求するからこそ、DJ YOSHITAKAは音ゲーファンを魅了し続けているのでしょう。

DJ YOSHITAKAこと西村宜隆さんのプライベートに迫る

DJ YOSHITAKAのプライベートについて調べてみましたが、SNSで「DJ YOSHITAKA」や「西村宜隆」で検索しても、別人のアカウントがヒットしてしまい本人のものはありませんでした。

できる限りの手を使い西村宜隆さんのプライベートを調査してみたところ、一番聴いていた音楽はゲーム音楽ではなくR&BとHouseミュージックだったこと、昔馴染みの友人から「よっくん」と呼ばれていることなどがわかっています。

ちなみにファンからは「よしくん」と呼ばれているそうです。

一時期は仕事が多忙すぎて頬がやつれており、心配するファンの声も多く寄せられていました。

いずれにしても、プライベートのほとんどは謎に包まれているようです。

DJ YOSHITAKAの代表曲【5選】

DJ YOSHITAKAの楽曲はtwitterなどでも、かなり評価が高いようです。

DJ YOSHITAKAの名前を検索すると、たくさんのファンのツイートがあります。

ネットをよく利用している、いわゆるネット民やゲーマーたちはクリエイティブな感性が高く、時に辛口な傾向にあります。

その中でもDJ YOSHITAKAの楽曲に対する批判はかなり少なく、むしろ彼のサウンドを「神曲ばかり」と讃える声しかありません。

twitter上のファンの辛口ツイートも参考に、DJ YOSHITAKAの名曲を厳選して5曲紹介します。

flower

2011年リリースのアルバム『jubeat knit APPEND SOUNDTRACK』に収録されている楽曲です。

『flower』は結婚式でも使用されている楽曲としても知られており、速いテンポが心地よく気分が上がる1曲になっています。

結婚式の披露宴でこの楽曲を長せば、明るく楽しい雰囲気を演出できるでしょう。

ジャンルはトランスコアです。

jubeatという音楽系のビデオゲーム内の曲であり、DJ YOSHITAKAの代表曲になっています。

I'm so Happy

2011年リリースの『cyber beatnation 2 -Hi Speed conclusion-』というアルバムに収録されている楽曲です。

この曲は「Lucky Vacuum」名義で歌唱参加しています。

作曲はゲーム音楽の作曲家である中原龍太郎こと「Ryu☆」です。

MIRACLE MEETS

2010年リリースのアルバム『beatmania IIDX 17 SIRIUS Original Soundtrack』に収録されている楽曲です。

『MIRACLE MEETS』もDJ YOSHITAKAとしてではなく「Lucky Vacuum」名義で歌唱参加しています。

トリッキーな曲として知られており、ゲーマーの間でも難易度の高い楽曲として有名です。

The Lonely Streets

2009にリリースされた『dancedanceRevolution X & フルフル♪パーティー Original Soundtrack』のアルバムに収録されました。

歌が引き立っている楽曲で、R&Bの要素を強く持つダンスミュージックです。

SPECIAL SUMMER CAMPAIGN!

REFLEC BEATという、日本だけではなく香港や韓国でも人気のゲームで使用されている楽曲です。

アップテンポなトランスミュージックで、ジャンルも「buchiage trance(ブチアゲ・トランス)」になっています。

DJ YOSHITAKAとしてではなく「Lucky Vacuum」名義で制作された楽曲です。

まとめ

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音ゲーファンの間で絶対的な支持を得ているDJ YOSHITAKAですが、彼について調べれば調べるほど、その才能と高い人気を誇っている理由がわかった気がします。

謎な部分も多いDJ YOSHITAKAですが、日々ゲーマーの身になって楽しいゲームを追い求め、新しいサウンドを生み出していく彼はまだまだ大きな活躍を見せてくれるでしょう。

今後のDJ YOSHITAKAの活動に注目です!

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