【サカナクション】勢いの止まる所を知らないサカナクションの、愛され続ける人気曲ランキングTOP12
日本のロックシーンのトップを走るサカナクション。高い音楽性とポップさが同居する彼らの音楽は幅広いファンの支持を得ています。数多い名曲の中から人気曲をランキング形式でご紹介します。サカナクションの人気曲1位は何か?ランキングに注目してください!
9位:ナイトフィッシングイズグッド
いつかさよなら 僕は夜に帰るわ 何もかも忘れてしまう前に
ビルの灯りがまるでディレイのように流れてた いつまでも
2008年1月にリリースされた2ndアルバム『NIGHT FISHING』に収録されている曲です。
シングルではありませんが、ミュージックビデオが制作されています。
このアルバムまで、サカナクションは北海道を拠点に活動していました。
次作以降東京に拠点を移すことになりますが、地元を離れる最後の想いがこの歌詞に表れている気がします。
6分を超える長い曲で、序盤はフォーク調でスタートします。
サカナクションの曲はダンスミュージックの要素を持っていますが、曲の本質は山口一郎が弾き語りで作ったものだったりします。
この曲を聞くとそれがよくわかるのではないでしょうか。
中盤のコーラスパートはクイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」をオマージュしたものになっていて、ギターのフレーズも一部そのまま引用されています。
初期サカナクションを代表する名曲で、彼らのキャリアでも重要な意味を持つ曲のひとつだと思います。
8位:忘れられないの
夢みたいなこの日を
千年に一回ぐらいの日を
永遠にしたいこの日々を
そう今も想ってるよ
2019年6月にリリースされた7thアルバム『834.194』に収録された曲で、後にシングルカットされました。
1980年代のシティポップに強く影響された曲調で、これまでのサカナクションのイメージを覆すようなインパクトのある曲です。
MVも80年代当時のJ-POPを意識した映像になっています。
そしてシングルとしてリリースされたときには昔懐かしい8㎝CDとしてリリースされました。
短冊形のパッケージのシングルCDです。若い人はほとんど見たことがないかもしれませんね。
徹底的に80年代へのオマージュに満ちた曲ですが懐古趣味というわけではなく、実はこれが今世界のポップミュージックのトレンドだったりします。
カラオケにもおすすめの曲だと思います。
7位:アルクアラウンド
嘆いて 嘆いて 僕らは今うねりの中を歩き回る
疲れを忘れて
この地で この地で 終わらせる意味を探し求め
また歩き始める
2010年1月にリリースされた2枚目のシングルです。4thアルバム『kikUUiki』に収録されています。
オリコンチャート最高3位を記録し、サカナクションとって初めてのTOP10ヒットとなりました。
エレクトロミュージック、ダンスミュージックのエッセンスを持ちながらメロディーラインは情緒的でフォークミュージックの要素も感じます。
こうした異なる要素の融合がサカナクションの良さだと思います。
歌詞は若者の葛藤のようでもあり、東京で音楽をやっていく決意を固めた彼らの想いを表しているようでもあります。
サカナクションはユニークなMVを作ることでも知られていますが、その最初はこの曲でしょう。
山口一郎が歩く姿をカメラがとらえる中、特定の位置や角度でのみ歌詞の文字が浮かび上がる構成になっています。
このMVは高い評価を受け、SPACE SHOWER Music Video AwardsのBest Director賞の他多くの賞を受賞しました。
6位:陽炎
一気に鳴く鳥 遠い紅
いつになく煽る紅
いつになく泣いてるようだ陽炎 陽炎
2018年3月に公開された実写映画「曇天に笑う」の主題歌として起用されました。
ベストアルバム『魚図鑑』に収録され、別バージョンとしてアルバム『834.194』にも収録されています。
イントロのキーボードのフレーズやコーラスに日本音階を用いるなどエキゾチックな雰囲気も持つ曲です。
ライブの定番として多く演奏され、ファンの人気も高い曲です。