【サカナクション】CMソングとしても数多く起用される大人気ロックバンドサカナクションの名曲をご紹介!

日本のミュージックシーンのトップに立つ大人気バンド、サカナクション。ポップでおしゃれな彼らの曲はCMにもよく使われています。この記事ではサカナクションの人気CMソングを厳選するとともに、おすすめの名曲についてもまとめてご紹介します!

記事の目次

  1. 1.CMにも多く起用される大人気ロックバンド、サカナクション
  2. 2.【5選】サカナクションの人気CMソングをご紹介
  3. 3.サカナクションの東進ハイスクールCMソング
  4. 4.CMソングだけじゃない!サカナクションの名曲をご紹介
  5. 5.サカナクションのCMソング・名曲まとめ

CMにも多く起用される大人気ロックバンド、サカナクション

サカナクションの経歴

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サカナクションは現在の日本のミュージックシーンのトップを走るバンドです。

2005年に結成され、2007年にアルバム『GO TO THE FUTURE』でデビューしました。
そのサウンドはダンスミュージックとJ-POP、歌謡曲などを繋げたユニークなものです。
ボーカルの山口一郎がほぼすべての作詞作曲を行っていますが、そのソングライティングも高く評価されています。

2013年のアルバム『sakanaction』でサカナクションは初のオリコンアルバムチャート1位を獲得します。
その年の年末には紅白歌合戦にも出場し、音楽ファンだけではなく一般的にも広く知られる存在となりました。

サカナクションはライブにも定評があり、これまでも多くのライブDVDをリリースしています。
武道館や幕張メッセでもライブを行うなど、日本でトップクラスの人気を誇っています。
サカナクションのライブでは照明や音響などにもこだわり、アリーナクラスの大きな会場でも
6.1chのスピーカーシステムを導入するなど、画期的な試みを行っています。

音楽性の高さとキャッちーさを兼ね備えたサカナクションの曲は、様々な映画の主題歌やCMにも起用されてきました。

この記事ではサカナクションのCMタイアップ曲に加え、彼らの代表曲や名曲をまとめてご紹介します!

「アルクアラウンド」 アルペンkissmarkのCM でブレイク

まずはCMソング5選からは惜しくも漏れましたが、絶対に外せない名曲「アルクアラウンド」をご紹介します。

この曲でサカナクションを知った人も多いのではないでしょうか。
2009年からアルペンkissmarkのCMソングとして起用されていました。
この頃ではまだ珍しい、アルバム発売に先立ってデジタル配信で先行販売された曲です。2013時点ではダウンロード数10万回を達成し、CDからデジタル音源に移行し始める音楽業界に先駆けた記録を残しています。

ダンスミュージック的なサウンドにフォークソングのような歌詞をのせた曲は、アナログな手法で撮られたMVでも話題を集めます。
このMVは高い評価を受け、SPACE SHOWER Music Video AwardsのBest Director賞の他多くの賞を受賞しました。

【5選】サカナクションの人気CMソングをご紹介

ソフトバンク 制限速度マン編 「忘れられないの」

女優の広瀬すずが出演するソフトバンクのおなじみのCMシリーズ。2019年にサカナクションの「忘れられないの」が起用されました。こちらは楽曲のみならずボーカルの山口一郎も出演しています。
「忘れられないの」は2019年にリリースされたアルバム『834.194』に収録されています。

CMの為に書き下ろされた曲だけあって、春らしいポップなメロディーが新生活をテーマにしたCMの内容とぴったり合っていると思います。CM出演の広瀬すず曰く”オシャレで面白い曲”とのことで、出演者の方々にも好評だったようです。

80年代のシティポップを彷彿とさせるようなアレンジも魅力的で、MVもわざと映像を荒くするなどレトロな雰囲気を醸し出していました。メンバーのファッションも懐かしい感じです。

MVではCMに引き続き、嶋田久作扮する制限速度マンも登場しています。ほんの10秒ほどですが振り付けや強烈な存在感がまさに「忘れられないの」といった感じでした。
 

大塚製薬 カロリーメイト 「ナイロンの糸」

ソフトバンクのCMとほぼ同時期、2019年にはカロリーメイトのCMで「ナイロンの糸」が起用されました。2019年のアルバム『834.194』に収録されています。

カロリーメイトのCMは過去にもレミオロメンの「3月9日」や、米米クラブの「浪漫飛行」を出演者が歌うバージョンで使用されていました。どれも名曲ばかりです。
最近では米津玄師が起用されるなど、話題を集めています。

このカロリーメイトのCMも上記のソフトバンク同様、山口一郎本人が出演しています。オーストラリアの砂漠をバックに”砂の海”の中を幻想的な”サカナ”と共に彷徨っています。

海をイメージして作られた曲は、サカナクションのもう一つの面である静かでゆっくりと音が溶け合うような曲となっています。

曲自体は山口一郎が20歳の頃すでに出来ていたもので、改めて歌詞を書いて発表されたそうです。

HONDA INSIGHT 「years」

2018年にはHONDAのハイブリットカー”インサイト”のCMで「years」が使われました。

2011年に「バッハの旋律を夜に聴いたせいです。」のカップリングとして発表された曲です
その後2015年に発表された裏BEST盤ともいえる「懐かしい月は新しい月 〜Coupling & Remix works〜」にも収録され、その際映像特典としてMVが制作されました。さらにその後2018年にCMに起用されるという、少し変わった経緯を持った曲です。

そしてCM商品のインサイトは初代1999年~2006年、二代目2009年~2014年、三代目2018年登場とホンダのハイブリット専用車にその名が冠されたモデルです。

時代ごとに刷新される曲のイメージと車のイメージがあったから起用されたのかは分かりませんが、似たような経緯を持った曲と車が共演するというのも面白いですね。

次世代のハイブリッドカーと、サカナクションの持つ未来的なイメージが合致したと言えるかもしれません。

資生堂 anessa「多分、風。」

毎年夏になると流れるアネッサのCM。
2016年にサカナクションの「多分、風。」が起用されました。
2016年にリリースされたシングル曲で、2019年のアルバム『834.194』にも収録されています。
過去にはBONNY PINKやケツメイシ、星野源など錚々たるアーティストの曲が起用されています。ポカリスエットと並びヒット曲の多い夏のCMではないでしょうか。

80年代のテクノダンスミュージックを彷彿とさせる曲は、歴代のCM曲同様”熱く刺激的な夏”という商品イメージにピッタリでした。

モード学園 「夜の踊り子」

「夜の踊り子」は2012年にリリースされたシングル曲で、2013年のアルバム『sakanaction』にも収録されています。
モード学園のCMソングに起用されヒットしました。

メロディーやアレンジに「和」のエッセンスが盛り込まれていて、MVでも演奏するメンバーは着物など和服を着ています。
和洋折衷のおしゃれなセンスがモード学園のCMにも合っていたと思います。

跳ねるようなビートとサビの盛り上がりが印象的な曲で、ライブでもクライマックスに演奏される人気曲です。MVで踊っている着物のダンサーの映像がライブでも使われることが多いです。

サカナクションの東進ハイスクールCMソング

全国約1000校を展開する大学受験予備校の東進ハイスクールは、過去サカナクションの曲をCMに起用してきました。
その数は4曲。CM企業とアーティストの組み合わせとしてはかなり多いと思います。ここではその4曲をまとめてご紹介します。

アイデンティティ

2010年8月にリリースされた3枚目のシングルです。
5thアルバム『DocumentaLy』に収録されています。

ライブでは鉄板の盛り上がりを見せる人気曲で、ほぼ間違いなくクライマックスに演奏される曲のひとつです。
サビの「どうして」の部分や間奏のコーラスは会場全体での大合唱となり、サカナクションの曲でも最もライブでの一体感を感じることのできる曲のひとつです。

歌詞はタイトルの通り自分のアイデンティティに悩むことを歌っているのですが、大学受験に悩む若者の心理とシンクロする部分があるのかもしれません。

ルーキー

4枚目のシングルとして、2011年3月16日にリリースされました。

エレクトロミュージックの色の強い曲で、ライブではこの曲に合わせて会場をレーザー光線が縦横無尽に飛び交う演出がおなじみになっています。
ライブのクライマックスを飾る定番曲です。

歌詞には「ルーキー」という言葉は出てこなく、歌詞全体を見てもルーキーという意味は受け取りにくいです。
このタイトルは「こんな曲を作る新人バンドがいたら嫌だな」という意味で山口一郎がつけたとも言われています。

ただ、これから大学に入学して「ルーキー」となる受験生にとってはぴったりのタイトルだったかもしれません。

バッハの旋律を夜に聴いたせいです。

2011年6月リリースの6枚目のシングルです。
タイトルも非常に印象的ですが、その曲自体もとてもユニークなものです。

ダンスミュージックの形をとりながら途中でバンドサウンドに移行し、曲中のブレイクでは実際にバッハの曲が引用されていたりします。
この部分ではキーボード岡崎英美のピアノが聞きどころです。

MVでは山口一郎が人形と共に踊る姿がインパクト抜群です。
意味はともかく、彼らにしか作れない曲であるのは間違いありません。
サカナクションのファンには人気が高い曲です。

さよならはエモーション

2014年にリリースされたシングル曲で、「蓮の花」との両A面シングルでした。
2019年のアルバム『834.194』にも収録されています。

暗い夜の中、どこに行けばいいのかわからずに彷徨う心情を描いたとても内省的な曲です。
決して明るくポジティブな曲ではないですが、合格を信じて勉強している受験生には響く曲だったのかもしれません。

CMソングだけじゃない!サカナクションの名曲をご紹介

紅白にも出場したヒット曲「ミュージック」

2013年1月にリリースされた8枚目のシングルで、6thアルバム『sakanaction』に収録されています。
「自分たちがどのように音楽に向き合っていくのかを曲にした」と山口一郎が語っているように、とても内省的な歌詞になっています。
しかし曲は非常にキャッチーで、彼らが目指すポップスとエレクトロミュージックの融合が最も素晴らしい形で実現された曲のひとつだと思います。

アルバム『sakanaction』は彼らにとって初のオリコンアルバムチャート1位を獲得。年末の紅白歌合戦に出場しこの「ミュージック」を演奏しました。

ライブでは曲の前半でメンバー5人全員がMacの前に立って並ぶ姿が定番となっています。

映画音楽にも進出した「新宝島」

2015年9月にリリースされた11枚目のシングルです。
ベース・草刈愛美の出産のため一時活動休止していたサカナクションにとって約1年ぶりの新曲となりました。

待望の新曲であると同時に、人気マンガの実写映画化である「バクマン」の主題歌としても起用されヒットしました。
イントロの印象的なフレーズとどこかレトロな雰囲気を持つアレンジがこの曲のキモだと思います。

漫画をテーマにした映画の主題歌ということで、歌詞にも「描く」「線」などの単語がちりばめられています。
タイトルはマンガの神様と呼ばれる手塚治虫の名作「新宝島」から引用されたもの。

ライブでも演奏されることが多い人気曲です。
「ドリフ大爆笑」のオープニングを思わせるMVも話題となりました。

大ヒット映画の主題歌「陽炎」

2018年に公開された、福士蒼汰主演映画『曇天に笑う』の主題歌として書き下ろされた曲です。

2018年リリースのベスト盤『魚図鑑』に「movie version」が収録されています。その後2019年のアルバム『834.194』にも収録されました。

某テレビ番組でも「人気音楽プロデューサーが選ぶ2018年ベスト」に選ばれるなど、サカナクションの高い音楽性を示した曲です。

印象的なイントロは山口一郎が「ゴダイゴの「モンキーマジック」をイメージした」と語ったようにどこかオリエンタルな印象を受けます。
イントロのみならずこの曲のメロディーは「ペンタトニック」と言って5音階のスケールのみで作られており、それが独特の雰囲気につながっているのでしょう。

サカナクションのCMソング・名曲まとめ

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サカナクションのCMソング、そしてその他おすすめの名曲をご紹介しました。

CMに起用されるということは商品や企業のイメージに合っていることはもちろん、世代を問わず多くの人にアピールする魅力があるということです。

ミュージックシーンの先端を行くサカナクションの曲はこれからも多くのCMに起用されていくでしょう。

CMで気になった曲をきっかけに、サカナクションの素晴らしい音楽をさらに深く聴いてみるのもいいと思います。

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