【サカナクション】中毒性の高い『新宝島』のPVは必見!アーティスト性溢れる名曲を徹底解説!
楽曲のクオリティの高さからPVのセンスまで幅広く注目されるサカナクションの名曲『新宝島』。映画主題歌として書き下ろされた楽曲ですが様々な場面で耳にすることも多く、印象に強く残る1曲です。今回は、そんなサカナクションの『新宝島』について注目してみました。
数々の名曲を生み出し続けるサカナクション
2005年に結成され、そこからわずか2年後の2007年にアルバム『GO TO THE FUTURE』でメジャーデビューを果たしたサカナクション。
唯一無二のスタイルを貫き続け、その独特の世界観と音楽センスで数多くの名曲を生み出し続けるバンドです。
多くの音楽評論家から評価されサカナクションのキラーチューンとも位置付けられている『アイデンティティ』や、「モード学園」のCMソングに起用され話題となった『夜の踊り子』、「東進」のCMソングに起用された「『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』」など、彼らの楽曲は印象に強く残る強い個性を持ったものばかり。
斬新で挑戦的な彼らの音楽は常に注目を集め、多くの楽曲がファンによって分析されたり評論家によって批評されているのです。
2013年には「第64回NHK紅白歌合戦」に初出場を果たし、話題を集めました。
サカナクションは海外から見た日本の音楽の代表としても名前を上げられることも多く、過去には海外でのワンマンライブも成功させており、日本を代表するバンドとして活躍しています。
今年6月には前作から約6年ぶりとなるオリジナルアルバム『834.194』をリリース。
この『834.194』は名作として非常に高い評価を受けており、またファンにとっては待ちに待ったアルバムということで注目を集めました。
このアルバムはソフトバンクのCMソングにも起用された『忘れられないの』や『多分、風。』、『新宝島』やフジテレビ系のドラマ「ルパンの娘」の主題歌である『モス』など名作ばかりが収録された作品となっています。
中毒性のある、独創的なPVも魅力の一つ
サカナクションと言えば、音楽自体はもちろんのことPVも常に話題となり、注目されています。
”ねじれていく世界”を描かれ、ボーカルの山口が人形と踊る姿が印象的で女優の麻生久美子が出演していることでも話題となった「『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』」のPVは、スペースシャワーTVが主催する「SPACE SHOWER MUSIC VIDEO AWARDS」において「BEST VIDEO OF THE YEAR」を受賞しました。
関和亮が務め、ワンカメ・ワンカットで撮影された『アルクアラウンド』のPVなども印象的な作品です。
一発撮りのカメラワークや緻密に構成されたタイポグラフィのような置物を使った歌詞の映し方がおもしろく、楽曲自体も10年前の楽曲でありながらいまだに新しく未来的と高く評価されています。
他にも、踊り子が踊る中で和服姿のメンバーが演奏する姿が印象的な『夜の踊り子』のPVなど、とにかくサカナクションのPVは芸術性が高かったりシュールだったりおもしろいものが多く、ハイセンスで独特で不思議な世界観に惹き込まれます。
音楽のセンスだけでなくPVのセンスもずば抜けているとして、サカナクションのPVをまとめたまとめページなどもネット上では見られます。
公開されているどのPVもサカナクションらしいセンスがあふれる作品ばかりで、どれか1つでも観てしまうと他の楽曲のPVはどんなものなのか気になってどんどん漁ってしまいます。
そうするうちにこれまで聴いたことがなかった彼らの楽曲にも触れるようになり、どんどんサカナクションの世界にハマっていってしまうのです。
楽曲のPVというものは、当然ですが作ればいいというものではなくそこにもセンスが求められます。
どんなに音楽自体がよくても、PVの完成度が低いと楽曲を聴いてもらうきっかけになるPVの存在が逆効果になり魅力が伝わりにくくなってしまうこともあります。
サカナクションの楽曲のPVはそれ単体でも注目されるくらいのセンスが感じられ、そのハイセンスなPVと楽曲自体がアンバランスになっていないというのもすごいところです。
楽曲のセンスやクオリティが非常に高いため、独特で個性の強いPVを合わせても楽曲が埋もれず、むしろ魅力的に伝わります。
サカナクションの音楽は、ぜひPVも合わせて視覚と聴覚で味わってほしいです。