【サカナクション】バンド結成時からのメンバー岩寺基晴のプロフィールについて徹底紹介！

サカナクションは2005年に活動をはじめ、2007年にメジャーデビューをした日本のロックバンドです。「魚」と「アクション」を合わせた造語がバンド名の由来となっています。

メンバーはギター＆ボーカルの山口一郎、ギター担当の岩寺基晴、ベース担当の草刈愛美、キーボード担当の岡崎英美、ドラムス担当の江島啓一の5人です。担当する楽器の枠にとらわれることなく、コーラスをしています。

2013年にはNHK紅白歌合戦に出場しました。この時に演奏された曲は『ミュージック』です。様々なメディアでタイアップされている楽曲も多いので、どこかで耳にしたことがあるという曲もあるはずです。最近タイアップされた曲は以下の通りです。

• TBSテレビ「ニュース23」オープニングテーマ

• カロリーメイト　TVCMソング　

• フジテレビドラマ「ルパンの娘」主題歌　

• Softbank　TVCMソング

人気の理由は、フロントマンの山口一郎さんが作る文学的な詞と様々なジャンルの音楽を取り入れた曲の世界観。それぞれの楽器演奏技術が高く評価され、日本で大人気のバンドとなっています。

全国ツアーを行えば、チケットはすぐに売り切れ。野外フェスへの参加も積極的に行い、リスナーの心をつかんで離さない常に注目の的となっています。

山口一郎さんは「（自分は）音楽と結婚している」と言うほど、音楽に対する思いは強いようです。そのために強いカリスマ性があり、多くの人が山口さんの魅力に引き付けられるのでしょう。

ボーカルの山口一郎さんとギターの岩寺基晴さんは、サカナクションが結成される前「ダッチマン」というバンドを地元である北海道で組んでいました。その後2005年に山口一郎さんと岩寺基晴さんで結成されたユニットが、サカナクションです。

バンド演奏をするにあたりサポートメンバーとして参加していたのが草刈さん、岡崎さん、江島さんです。その後サポートメンバーではなく、正式にバンド加入をして現在の「サカナクション」となりました。

サカナクション名義になった今でもダッチマン時代の曲を演奏しています。人気の高い楽曲は『三日月サンセット』です。この曲を聴いただけでも、これからバンドとしてヒットする予感がします。ほかにもダッチマン時代の曲をもとにしていたり、あまり形を変えていない曲もあるので探してみるのも面白いかもしれません。

サカナクションのギターとコーラスを担当する岩寺基晴さん。岩寺さんは1981年3月11日生まれ。身長は、はっきりとはわかりませんが１６８ｃｍの山口一郎さんと比べると低いようです。「モッチ」の愛称で親しまれています。

サカナクション結成前のバンド、「ダッチマン」から山口一郎さんとバンドを組んでいます。お互いに強い信頼関係があるのでしょう。山口一郎さんの実家が小樽市で、岩寺基晴さんの実家は札幌市にあります。

サカナクションの音楽性は、ロックとテクノが見事に融合されています。サカナクション独自の「テクノ」を表現するうえで絶対に必要になる人物が、岩寺基晴さんです。

岩寺さんのギター演奏技術はもちろん高いです。ギターソロを見ればすぐにわかります。ですがそれだけではなく「ヒトリテクノ」として様々な機材を使用しその音楽の幅を広げています。その機材の数は一目見ただけでも圧巻です。本当に、音にふれることが好きだということがうかがえます。

それぞれの曲にエレキギターを合わせて弾くには、エフェクターを使いこなすことは重要となってきます。それはギタリストとしては当然のことでしょう。ですが、特に岩寺さんの音に対する情熱はすさまじいものがあります。

サカナクションの楽曲を語るうえで外せないことは、通常のバンド編成で使う楽器のほかにデジタル機器を使い打ち込みで曲を作っている点です。

PCを使用するところから始まりシーケンサー、シンセサイザー、サンプラーといった多くのデジタル機器を使用しています。デジタル機器を扱う職人といっても過言ではないです。

岩寺基晴さんは無類のゲーム好きでもあります。その縁もあって、任天堂のサウンドスタッフで「スーパーマリオブラザーズ」などたくさんのゲーム音楽を手がけた近藤浩治さんとも対談をしています。岩寺さんはこの対談で近藤さんを「神様」というほどの人物です。

ミュージシャンの視点から、ファミコン音楽の「神様」と呼ぶ人とお話が出来るとなりかなり深い話をしています。岩寺さんの音楽愛は非常に深いものといえます。またゲームミュージックを自分の音楽性に取り入れる姿勢も異色のゲーマーと言え、ゲームを職業に活かすゲーマーと言えるかもしれません。

岩寺基晴さんのギター演奏を聴くと、他の演奏者の出す音にかみつくような、まさに魚がハリに食らいつくようなサウンドを出します。それでいてテクノとロックの融合をするために、バンドとしての調和を保つようなサウンドも大切にしています。日常の趣味を越えて、ゲームの音楽ですらミュージシャンとして吸収してしまう。その姿勢は根っからの音楽好きと言えるでしょう。ぜひサカナクションのメンバー全員のプロフィールを見てください。それぞれの持つ魅力と個性に引き付けられるはずです。