【ドラム】自主練習に最適なドラムアプリを特徴別にご紹介!

バンドにおけるドラムの重責は、テンポ、リズムキープですね。
その練習に必要なお役立ちアプリは沢山あります。
また、よりグルーブ感のある演奏練習手助け、オリジナリティ追求の為の機能を持つものもあります。
ドラムに必要なスキルを確認しつつ、アプリご紹介をしていきます

記事の目次

  1. 1.アプリ一つでドラムの効率的な自主練ができる!
  2. 2.バンドにおけるドラムの役割とは
  3. 3.ドラムアプリご紹介
  4. 4.ドラム練習に役立つ音楽のテンポを変えるアプリ
  5. 5.ドラムアプリご紹介まとめ

アプリ一つでドラムの効率的な自主練ができる!

ドラムの要はテンポ感とリズム感ですね。

テンポは、漠然とではなく、メトロノームなどを使い、正確なものを体に叩き込む必要がありますね。

例えばテンポ150でリズムを刻むべき曲があったとしたら。
漠然と練習しているだけでは、なかなかテンポキープをできるようにするのは大変ではないでしょうか。

メトロノームを150に合わせて、曲中で難しい個所でとまどったり、途中で速くなったり遅くなったりせぬようキープする練習は必要ですね。

状況によっては、少しテンポを下げて練習し、慣れたらだんだん速くするというプロセスも必要でしょう。

また、ファンクやジャズビートでは、細かい休符絡みのリズムの背後にある、16分音符や3連符のイメージを感じながらプレイしたいものですよね。

そこで、基本拍の四分音符とともに、16分音符や3連符など、そのリズムスタイルに内在する細かい音価を、コンスタントに鳴らしてくれるアプリは便利です。

このように、ドラマーにとってとても大事なスキルを付けるため、スマホのドラムアプリは様々なヘルプをしてくれます。

スマホがこんなに台頭してくる前は、ごくごくシンプルなメトロノームや、高価なリズムマシンくらいしか選択肢がありませんでした。

が、今はスマホアプリで、テンポのキープ練習も、リズムのニュアンスをしっかり感じながら叩く練習も効果的にできます。

さらには、本格的なリズムマシン顔負けなほどに、多彩なリズムスタイルや、様々な音色を内蔵しているものもたくさんあります。

これらを聴きながら、色々なドラムパターンを一緒に叩いてリズムのストックを増やしたり、リズムの組み立てを研究することもできますね。

Photo bycamellia_sasanqua

バンドにおけるドラムの役割とは

バンドでは、「ドラム、ベース、 ギター、キーボード」のことを「4リズム(フォーリズム」といいます。

それぞれの楽器が、なにがしかのリズムの役割を分担するのでそのような言い方をします。

ドラムは、曲全体のテンポを司ることが多く、また、ベースと一丸となって曲のグルーブ(ノリとかうねりのようなもの)を出してゆきます。

また、音楽の段落が変わる前に句読点のようにフィルインを入れ「次は盛り上がるよ」とか「ちょっとクールダウンするよとか」とか音で合図を送りますね。

もちろん段落ごとの音のダイナミクスを大きく司る役割もあります。

バンドのドラムに求められることは、テンポキープは勿論、表情豊かなダイナミクスを付けられること、パターンやフィルインのボキャブラリーが豊富なこと、グルーブが良いことなどですね。

Photo byfacundohimself

ドラムアプリご紹介


スマホのドラム練習用アプリは多種多様にあります。

iOS専用、Android専用、また、どちらののOSでもダウンロードできるものなどに分かれています。

有料版は勿論、無料版でもとても充実していておすすめのものもあります。


(注)今回の記事(2020年4月22日)以降に、アプリの提供が終了したり、仕様が変わったり、無料、有料の扱いが変わることもあるかもしれません。



 

無料版

①チューナー&メトロノームSonndcorset(ios Android何れもあり)

文字通り、チューナー(音叉としても使用可)とメトロノーム機能を搭載しています

また、録音機能がついているので、自分が出した音をすぐに聞き返すこともできます。

ドラム練習に役立つ機能としては

●テンポ幅が15~500まで(Androidの場合)と広い

●四分音符だけのクリックのみならず、8分音符、16分音符、3連符、を基本拍の中に伴ったものも装備されていること

●少数だがプリセットされているリズムパターンがある

●プリセットのリズムを編集しなおし、自分の好きなリズムパターンを作って登録することができる

●テンポを、画面が光ることや、スマホの振動によって伝えることができる

などメリットがたくさんあります。

リズム練習を効果的に行いたい方におすすめです。

 

ios版ダウンロードはこちら
Android版ダウンロードはこちら

②Real Drum(ios Android何れもあり)

アプリを開くと、画面にずらりとドラムセットの並びが出てきて(一部カスタマイズ可能)、叩くとそれぞれのサウンドが出ます。
リアルでしっかりとした音色です。

キックは手で打つことになりますが、様々なリズムスタイルの骨格を、実際打つことによって体現することができます。
機能としては

●「レッスン 」約60種類のリズムが、まず「お手本」のように、使う楽器が光るのを見ながらサウンドを聞けます。
そのあとに自分で実際叩き、リズムパターンが習得できます。
ポップス全般のリズム、ロック系、ファンク系、ヒップホップ系など実に多様に入っています

●「ループ」では24種のドラム抜きの音楽が入っており、それに合わせてセッションのように叩き、曲として練習することができます

● 「曲」ではスマホ内に入っている自分の手持ちの音楽ファイルに合わせて叩く練習ができます。

実際にドラミングをするイメージをつかみたい方におすすめです





 

ios版ダウンロードはこちら
Android版ダウンロードはこちら

③Loopz-Best Drum Loops!(Androidのみ)

多機能ではありませんが、内蔵されているリズムパターンが充実しています。

幅ひろいジャンルのリズムパターン(ロック系。ファンク系、ジャズ系、ラテン系、ポップスなど)、通常の4拍子、3拍子のみならず変拍子もセットされています。

自分の使いたいリズムを選び、音量やテンポはスライダーで簡単に調整してつかう、シンプルで分かりやすい作りです。

Androidのドラムアプリの中では、ぜひおすすめの一つです。

数ある中から、自分の欲しいリズムパターンを探し、ループしつつ一緒に叩く練習するもよし。

また、「元ネタ」がわかりやすいパターンもあるので、自分の研究や、ストックを増やすの
に使うのもよしです。

音色はくっきりしていて聴きやすいです。

無料版だと、リズムジャンルによってテンポ設定の上限、下限が決まっているのが惜しいところです。

アプリ内で課金することによって

バージョンアップすることができます。

 

ダウンロード(Android版)はこちら

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ドラム練習に役立つ音楽のテンポを変えるアプリ

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