MacでMMDするなら絶対におすすめする「nanoem」導入方法ご紹介!
MacでのMMDに「nanoem」をおすすめするのには理由があります。初心者でも簡単に使いこなせるのはもちろん、無料でダウンロード可能です。今回はMacでMMDする際に絶対おすすめしたい「nanoem」の導入方法を紹介します。
MacでもMMDできる!
Macを使っていても、無料ソフト「nanoem(なのえむ)」を利用することでMMDはできます。
初心者でも簡単にダウンロードでき使いこなせるので、最近は「nanoem」を自分のMacに導入する人も増えているようです。
今回は最近話題になっている、MacでMMDする際の「nanoem」の導入方法を中心に紹介します。
そもそもMMDとは?
MMDとは「MikuMikuDance」のことで、3Dモデルを操作してPCなどでアニメーションを作成できるソフトのことです。
初音ミクなどのボーカロイドのキャラクターが使用できたり、自分でキャラクターを作成したりすることもできます。
デフォルトでキャラクターが用意されているため、初心者でもアニメーションを作成するまでに時間がかかりません。
YouTubeなどで3Dアニメーションのキャラクターを用いた、バーチャルYouTuber(VTuber・Vチューバー)が流行っていることにより、MMDの一般利用者も急増しています。
初心者でも簡単!「nanoem」導入方法ご紹介
Mac利用者でもMMDできる、初心者でも簡単な無料ソフト「nanoem」の導入方法を紹介します。
Potmumのサイトより最新版のリリース情報も確認可能です。
導入前に見てみるとよいでしょう。
「nanoem」の導入方法①:ダウンロード
まずは「nanoem」をダウンロードします。
ダウンロードサイトにアクセスし「以下の SNS アカウントに対応」の項目から、Twitter・Facebookなどにログインしてください。
SNSアカウントにログインすると「Download」のボタンが表示されます。
そのボタンを選択し「保存」しましょう。
以上でダウンロードが完了します。
「nanoem」の導入方法②:インストール
次にMac内へインストールします。
ダウンロードした「nanoem」の圧縮フォルダを解凍してください。
解凍した「nanoem」のフォルダをそのままアプリケーションフォルダへコピーし起動して、操作画面が表示されるのを確認しましょう。
「nanoem」もそうですがMac App Store以外のアプリは、システム環境設定を操作する必要があります。
「セキュリティとプライバシー」より、インストールの許可をしましょう。
「nanoem」の導入方法③:使い方
「nanoem」をダウンロード・インストールした後は、いよいよMMDを使っていきましょう。
簡単な手順を紹介します。
「nanoem」の使い方(1):モデルをダウンロード
「nanoem」の利用は最初にMMDモデルを用意しなければなりません。
自分で作成するのはかなり時間がかかるので初心者の場合は、無料のバーチャルYouTuberであるキズナアイのダウンロードがおすすめです。
ダウンロードサイトを開き「ダウンロードはこちら」のボタンを選択すると保存されます。
「nanoem」の使い方(2):モデルをインポート
「nanoem」のメニューの「ファイル」から「モデル」を選択します。
「kizunaai.pmx」とあるので、開きましょう。
「nanoem」の画面にモデルが起動・表示され、動かすことも可能になります。
「nanoem」の使い方(3):モーションデータのダウンロード
モーションデータをダウンロードすることによって、モデルにさまざまな動きを習得することができます。
自分でオリジナルの動きを作成することも可能ですが、はじめはデフォルトであるものを使って慣れていきましょう。
無料のサイト「なつきのおもちゃ箱」より「おなかすいたぬき」のモーションデータをダウンロードしてみてください。
「なつきのおもちゃ箱」というサイトにアクセスし「MMDモーション」から「モーショントレース作品一覧」を選択します。
下までスクロールしていき「おなかすいたぬき」の右下にある▽の表示を選択してください。
「View More」のボタンをクリックするとダウンロードできます。
「nanoem」の使い方(4):モーションデータのインポート
ダウンロードした後は「nanoem」にインポートしていきます。
「nanoem」のメニューにある「ファイル」の中の「モーション」を選択し「モデル」から「モデルモーション」をクリックしてください。
「onaka_gumi.vmd」とあるので開きましょう。
これでインポートが完了します。
MacでMMDは不向き?
Macのパソコンユーザーも「nanoem」を使用すれば簡単にMMD可能ですが、基本的にはあまり推奨されていないようです。
MacでMMDするのであれば「nanoem」をダウンロードする前に、次のことを踏まえておきましょう。
MacでMMDが不向きな理由①:Mac非対応のソフトが重要
MMDの動画を作成するのであれば外部ソフトを使用しなければいけません。
質感を変えたり音声と唇の動きを同期したり、他にもモデルを自在に動かすためのソフトが必要になります。
その際にMacだと使えないソフトが多く、しかも重要な機能を持ったものばかりです。
MacでMMDが不向きな理由②:できることが制限される
「nanoem」でもある程度まではMMD可能ですが、できることには制限があります。
身振り・手振り・声でモーションを作ることができるkinectの利用ができなかったり、再生しながらのカメラ(視点)位置を変更できなかったり、書き出しもグリーンバックのものは不可能です。
MacでMMDが不向きな理由③:そもそもWindows向き
無料の「nanoem」でなくても有料であれば、できることの制限がなくなるのではないかと考えた方もいるでしょうか。
しかしMacに対応しているMMDのソフトは残念なことにありません。
Windowsならばソフトも存在し、アニメーション作成にかかる時間もMacよりも少ないです。
MacでMMDをするのはかなり非効率といえるでしょう。
Windowsでの作成が断然おすすめといえます。
まとめ
MacのPCでMMDしたい場合は、無料の「nanoem」を正しく導入してください。
紹介したようにかなり簡単なので、初心者でも気軽に利用できます。
ただし紹介したように「nanoem」でのMMDには制限が多いです。
本格的にMMDする前のお試しとして利用するのが、ベストと言えるでしょう。