ストリーミングサービスとは？ダウンロードとの違いを解説！

ストリーミングとは簡単に言えばインターネットに接続した状態で、映像・音楽を再生する仕組みのことです。

YouTubeやGYAO!で動画を見たり、SpotifyやLINE MUSICで音楽を聴いたりしている人も多いと思います。

こういったアプリ・サイトは全て、ストリーミングを使用したサービスです。

この記事を読めばストリーミングサービスと、ダウンロードの違いが分かります。

最後まで読んで頂ければストリーミングサービスを利用するメリット・デメリットが分かるので、今以上に使いこなせるようになるため、いろいろなジャンルの映像や音楽をよりいっそう楽しめるようになるでしょう。

ストリーミング配信とはインターネットに接続した状態で楽しむ仕組みで成り立っていますが、ダウンロードはインターネットを使わない、オフラインでの再生が可能です。

ストリーミング配信の場合かなりのデータ容量を使用しますが、ダウンロードしてしまえばそれを節約することができます。

またインターネットの通信環境が悪くても、ダウンロードを事前にしているものは、いつでもどこでも再生できます。

「ダウンロード機能があればストリーミングは不要なのでは？」と感じる方もいるかもしれませんが、実はストリーミングがあるからこそ、著作権のあるデータを楽しめるのです。

ストリーミング配信とは何なのかをより深く知るためには、メリットとデメリットをチェックしておく必要があります。

メリットとデメリットを知れば、ストリーミング機能を使うべき時とダウンロード機能を使うべき時を、明確にすることが可能です。

ダウンロードとストリーミングを使い分けて、より快適に動画・音楽サービスを利用しましょう！

ストリーミング配信の機能で映像・音楽を再生すれば、パソコンや端末側にデータを完全に保存するわけではないので、空き容量は圧迫されません。

ストリーミングは、目的の映像や音楽の全てをダウンロードするのではなく、少しずつ「一時的に」ダウンロードしながら再生されていく仕組みです。

だいたい200MB～300MBの容量を確保してさえすれば、ストリーミング再生は可能になります。

ストリーミングの仕組みを使えば、販売されたその日のその時間、すぐに映像や音楽を楽しめます。

CDやDVDを店舗やネットショップで購入するのであれば、入手するまでの時間が必要です。

ストリーミング機能を使えば、スマートフォンやパソコンを操作するだけの時間しかかかりません。

ストリーミング機能を使えばアプリなどにダウンロードする時間が不要なので、すぐに再生することができます。

インターネットの通信速度やデータの大きさしだいでもありますが、1本の映画をダウンロードする際に10分以上かかる場合もあるものです。

ストリーミングの仕組みを使えば、気になったその時に1タップ・1クリックするだけで、映像や音楽が再生されます。

音楽ストリーミングとは登録されている音源を楽しめるサービスですが、これを標準音質で1時間使うと約100MBかかり、毎日積み重なれば月に3Gほどの大量の通信量がかかります。

通信制限があるモバイル通信やポケットWi-Fiでストリーミング機能を使うのであれば、毎日は厳しいです。

もし毎日ストリーミング再生を使用したいのであれば、無料のWi-Fiスポットか制限のないインターネット回線を使用できる環境に身を置く必要があります。

ストリーミングサービスはアプリなどのサービスそのものにダウンロードできる機能はありますが、パソコンやスマートフォンには保存できません。

画面録画や音声録音をしようとしても、できないようになっています。

ストリーミングは十分な通信速度がなければ、途中で停止してしまうことがあります。

4Gや5Gなどのモバイルデータ通信はとてもスピードが早いですが、最近でもフリーWi-Fiなどでは途中で停止し、なかなか先に進まなくてイライラした経験がある人は多いです。

ストリーミングサービスサービスを利用するのであれば、安定したスピードのインターネット通信を使用しましょう。

映像のストリーミングサービスと音楽ストリーミングサービスの両方を、それぞれの特徴をまとめました。

映像ストリーミングとは映画やドラマ、アニメなどを楽しめるサービスで、音楽ストリーミングとは主に登録された音源を再生できるサービスです。

各ストリーミングサービスの特徴を見て、自分にあうものを見つけてみてください。

より快適に映像や音楽を楽しむために、気になるものアプリをダウンロードしたり、登録したりしてみましょう。

YouTube(ユーチューブ)は世界最大の動画ストリーミングサービスであり、ユーザー数は10億人を越えています。

有料のライブ配信を除く動画は基本的に無料であり、登録不要で視聴可能なサービスです。

登録してチャンネルを作成し条件を満たせば、報酬を得られるシステムを利用することもできます。

全体の動画数は今も激しく変動しており、具体的に何本あるかの記録はありませんが、1日のあたりに閲覧される動画数だけでも40億本以上です。

無料で使用できるため、アニメや映画などの著作権がある動画は配信できなくなっています。

GYAO!(ギャオ)ストアはレンタル動画と言われる有料動画のサービスですが、GYAO!は動画に掲載されている広告費で運営されているため、無料で視聴可能になっています。

ただし人気のドラマやアニメなどは1話のみ観れるか、全話まるまる視聴できないことも多いです。

さらにGYAO!のサービス自体に、ダウンロード機能はありません。

U-NEXT(ユーネクスト)は月額2,189円で利用できるサービスで、映像データは20万本以上と、国内最多といわれています。

さらに80誌以上の雑誌も読み放題です。

作品の更新のタイミングが早く、頻度も高いので、動画作品をより多く楽しみたいのであればU-NEXTが最も便利でしょう。

定額料金内でも毎月1,200ポイント付与され、1ポイント=1円の価値があります。

このポイントを動画の視聴に使用できるのはもちろん、映画館でチケットと交換することも可能です。

31日間の無料お試し期間もあります。

Hulu(フールー)は7万本以上の映像が登録されており、アメリカ発のサービスなので、海外ドラマが多く配信されています。

テレビ放送の見逃し配信も多いため、テレビ好きにもおすすめです。

14日間の無料お試し期間があり、月額1,026円で利用できます。

Netflix(ネットフリックス)は画質と同時視聴できるデータ数ごとに月額が違い、低画質かつ低額な順から880円・1,320円・1,980円の3パターンがあります。

国内ドラマ・アニメは少ないですが、海外ドラマの種類が豊富です。

多くのテレビでも利用可能なところも、人気の理由でしょう。

無料お試し期間は、その時々や登録者の条件によって変わってくるので、アプリや公式サイトなどで確認する必要があります。

Amazon(アマゾン)プライムビデオは、月額500円か、年会費4,900円のプライム会員になれば利用できるサービスです。

このプライム会員になると、Amazonでの買い物の特典を利用できる他、音楽なども楽しめます。

3.5万本以上のドラマやテレビ番組、映画などを再生でき、全てではないですがダウンロード機能もあります。

無料お試し期間は30日間です。

Spotifyはスマートフォン版であれば、楽曲を無料でフルで聴けるサービスです。

ただし無料版は曲間に広告が入る詩、シャッフル再生のみでスキップ機能も使えません。

これらの制限をなくすためには、月額980円(学生は480円)の有料プランに入る必要があります。

登録されている楽曲は、5,000万曲以上です。

LINE MUSICの利用プラン月に20時間までの再生制限付きのものと、無制限のものの2つあります。

20時間までの場合は月額500円(学生は300円)で、無制限の場合は月額980円(学生は480円)です。

登録されている楽曲は6,200万曲以上で、無料お試し期間は3ヶ月になります。

Apple Musicは月額980円(学生は480円)で利用可能です。

ファミリープランといって、家族6人までを月額1,480円で使えるプランもあります。

ダウンロード機能もついており、iTunesに取り込んだ音楽やiTunes Storeーで入手した音楽を、全てまとめて再生する機能も便利です。

登録楽曲数は6,000万曲以上で、3ヶ月間の無料お試し期間もあります。

動画ストリーミングサービスと音楽ストリーミングサービスの両方の比較を、簡単な表にまとめました。

無料で利用できるものや、無料お試し期間があるもので料金や特徴、楽曲数を見ながら、1度再生してみましょう。

■動画ストリーミングサービスの比較■

インターネット通信を利用しながら使用するストリーミングサービスは、ドラマや映画を鑑賞したり、音楽を楽しむのに便利です。

データ通信を使うため再生の途中で途切れたり、通信量の制限がある場合は毎日利用するのが難しかったりとデメリットもありますが、その問題をクリアすれば豊富なメリットを得られます。

この記事を参考に、どういった時にストリーミング再生を利用すべきなのかを明確にして、今以上に動画や音楽を快適に楽しんでください！