【サカナクション】ファンが選ぶ、聞くべきサカナクションの名曲11曲をご紹介!
結成から14年が経っても今なお音楽シーンの最前線をひた走るサカナクション。様々なアプローチで様々な楽曲を制作し、その都度話題とヒットを飛ばしている。今回はファンとして是非とも聞いて欲しい11曲を、サカナクションの変化と共に紹介していこう。
ドキュメント
サカナクションの楽曲制作は非常に時間がかかる事で有名だが、この曲は1日で制作された。DocumentaLyの最後に収録されており、「今までの僕の話は全部嘘さ」から始まるフレーズが印象的。ギターも終始不安定なアルペジオとなっており、アイデンティティや当時制作されたスローモーションン等に代表される混沌さが見える。
この曲の最後は「愛の歌 歌ってもいいかなと思っている」で締められており、新しい始まりを予感させる。隠れた名曲だと思う。
ミュージック
この曲は2013年にリリースされ、「sakanaction」にも収録された。このアルバムはサカナクションを初めて聴かせるのにもおすすめのアルバム。この曲以外にも隠れた名曲は多い。
この曲は「dinner」と言うドラマの主題歌だった。またミュージックで紅白にも出演しており、この曲はサカナクションを知らない層でも聴いた事のある人が多いと思う。そして彼らの代表曲である。ミュージックは昔からのファンの中でも根強い人気曲であり、初めて聴かせる時にもおすすめである。
「振り返った季節に立って 思い出せなくて嫌になって」という歌詞に現れるように、山口の上京してからの苦悩がこの曲には垣間見える。ただその後で「だらしなくて弱い僕だって 歌い続けるよ」と続く事で新たな始まりを予想させる。
ユリイカ
ミュージックで多くのファンを得たサカナクションが2014年にリリースした曲。ユリイカとはギリシャ語が語源で、何かを発見した事を喜ぶ感嘆詞の事。映画「ジャッジ!」のエンディング曲。PVは女性の身体と東京の景色が交互に映る前衛的な作品となっている。
山口一郎はユリイカのPVにインパクトを出させる事で、サカナクションを受け入れてくれるかという間引きの目的もあったとの事。女性の身体のラインは感情の起伏や心のダイナミクスを表しているらしい。もしかしたら離れたファンもいたかもしれないが、結果的には新たなファンを増やした曲だと思う。
新宝島
2015年にリリースされ、映画「バクマン。」の主題歌として起用された。カラオケのランキングでも上位の曲であり、MVは1億回を突破した。サカナクションの中でも人気曲であり、おすすめである。
歌詞は今まで以上にそぎ落とされているが、歌にした時のノリの良さは今までの楽曲の中でも上位だと思う。出だしのリフを含め、曲の細部に印象的なリフが組み込まれている。クラブ音楽を踏襲しながら、間奏では岩寺のギターソロも印象的。
この曲がサカナクションを更に有名にしたと思う。
スローモーション
スローモーションはルーキーのB面であり、2015年にリリースされたB面&未発表音源集「懐かしい月は新しい月 〜Coupling & Remix works〜」に収録された。MVはB面でありながら制作されており、こちらのクオリティも高い。
サビでスローモーションと歌う時に少し音程が下がる部分が印象的。
モス
こちらは最新アルバム「834.194」に収録されている。ドラマ「ルパンの娘」の主題歌となっている。出だしから印象的なコーラスと、クラブ系の要素が組み合わされており、早速カラオケのランキングでも上位に位置している。
最近のサカナクションは80年代の音楽を取り入れており、ここにきてもなお進化を続けている。
まとめ
テレビ朝日「ミュージックステーション」
— サカナクション (@sakanaction) August 23, 2019
今回はここ最近とは異なる趣向での演出での「モス」披露となりました!
特設のXスタジオで一緒に楽しんでいただいた皆さん、テレビをご覧いただいた皆さん、そして、いつも様々な演出にご協力いただいている番組の皆さんも、ありがとうございました! #Mステ pic.twitter.com/REsGllTU0H
いかがだっただろうか。サカナクションはその時期にとって楽曲の雰囲気は全く異なっている。しかしどの曲もクオリティが高く、サカナクションらしいと言えるだろう。勿論今回紹介出来なかった曲以外にも「バッハの旋律を夜に聞いたせいです」「ユリイカ」等、おすすめの曲は沢山ある。またカラオケやYOUTUBEの再生ランキング等も参考にしながら、自分にとってのベストな曲を見つけて欲しいと思う。