女性の音域平均値まとめ!各音域のボイトレにぴったりの曲もご紹介
音域ってよく耳にするけど、女性の音域平均値ってどれくらいなの?自分の声は平均値と比べて高いの?それとも低いの?自分にあった音域の曲が知りたい!など、今回はそんなあなたへ各音域のボイトレに使えるぴったりの曲をいくつかご紹介していきたいと思います。
音域別のボイトレにぴったりの曲ご紹介
低音域
春よ来い(松任谷由実)
皆さんご存知のユーミンの代表曲。
最低音は、Aメロ「淡き光たつ にわか雨」の『め』の音【ファ】
最高音は、サビ「春よ」の『は』の音【ラ♭】
この曲の最高音が【ラ♭】なので、高音がキツイという方でも、安心して出せる音域で作られています。
【ラ♭】は何度も何度も出てくる音なので、しっかり厚みのある声で歌えるように練習してみましょう。
Aメロ部分でちょっと低いかなと思ったら、キーを1つ、2つ上げてみたほうが良いかもしれませんね。
キーを合わせる時のポイントとして、【ラ♭】の部分が、自分の持っている「一番良い声」であることが大事です。
良い声とは、心に響く声、歌っていて気持ちよい声の事です。
それと、Aメロは音符の流れが速く、音程を掴みにくい部分なので、ちゃんと取れるようになるまでは、テンポを落として練習することをおすすめします。
地上の星(中島みゆき)
最低音は、Aメロ「砂の中の銀河」の『す』の音【ファ】
最高音は、サビ「教えてよ」の「て」の音【ラ】
こちらの曲も、最高音がだいぶ低いので歌いやすいかと思います。
中島みゆきもユーミンもですが、歌い方の癖が独特(クセが強い)なので、自ずとモノマネ風で歌ってしまう方も多いのですが、まず最初は自分の声でいつも通り歌ってみましょう。
変な癖がついてしまう事によって、喉を痛めてしまったり、今後高い声が出しにくくなってしまう可能性がありますので注意しましょう。
好きなアーティストばかり聞いていると、どうしても歌い方を自然と覚えてしまい、何を歌ってもそのアーティスト風になってしまうなんて事もよくある事ですよね。
本来は皆さんの持っている本来の声を生かしていかないと勿体ないので、どの音が一番よく綺麗に聞こえるか、どんな声色なのか実際録って聞いてみたり、客観的に自分の声をよく聴いて知る事が上達の近道です。
中音域
マリーゴールド(あいみょん)
若者の間で大人気のあいみょんの楽曲。
最低音は、Aメロの「心を揺さぶりすぎて」の『こ』の音【ファ#】
最高音は、Aメロの「恋しい」の「こい」の『い』の音【ド】→ほんの一瞬
サビの最高音は、「帽子のキミ」の「キ」の音【ラ】
基本的に【ラ】の音が出せれば問題ないです。
この曲は高くもなく低くもなく平均的な音域なので、まず何をやったらいいのか聞かれた場合に、ボイトレの生徒さんによくおすすめする曲です。
あいみょんの歌はブレスの位置が独特なのと、歌いまわしが早い部分があるので、なんとなく覚えて歌うと絶対Aメロでつまずきます。
まず歌詞をしっかり確認し、あいみょんの歌い方に馴れる事が大事です。
ハナミズキ(一青窈)
長年に渡って愛され続けている一青窈の代表曲。
最低音は、Aメロ「五月」の『つ』の音【ソ#】
最低音、ラストサビの「実を結び」の「す」の音【ド#】
最高音の【ド#】は一か所しか出てこないため、基本的には【シ】が出ていれば大丈夫です。
とてもしっとり聞かせられるバラードで有名ですが、歌詞の割り振りがとてもシンプルで歌いやすくなっているので、一度覚えてしまえば、誰でも簡単に歌える曲としておすすめです。
高音域
トリセツ(西野カナ)
結婚式ソングとして有名な西野カナのナンバー。
最低音は、Aメロの「どうもありがとう」の「ど」の音【ラ】
最高音は、サビの「ずっと大切にしてね」の「ね」の音【レ】
最高音はものすごく高いという訳ではありませんが、全体通して高めです。
ですので、低音は出るんだけど、高音がキツイという方は、ぜひキー下げしてチャレンジしてください。
この曲は、とにかく可愛く歌う事がポイントです。
口角を上げて笑顔で歌ってみましょう。
ヒカリヘ(miwa)
最低音は、Aメロの「理想現実」の『り』の音【レ】
最高音は、サビ「切ないほどに」の『ど』の音【ミ】
音域の幅はあまり広くないのですが、とにかくmiwaの曲は平均的に高いです。
西野カナよりも高いです。
中島みゆきやユーミンに比べたら偉い差でビックリします。
分かりやすく説明するために、こんな感じで紹介し比較してみましたが、いかがでしたでしょうか?
今回触れませんでしたが、音域が広い歌手もいるので、そういう人の曲をいきなり歌うのはハードルが高いです。
例えば、MISIA、ドリカム、superfly、夏川りみなど。
まずは、自分の音域に近いアーティストを探す所から始めてみてくださいね。
きっと何かヒントを得られるはずです!
- 1
- 2