【DJ】アルバムが売れずビルボードにクレーム?!DJキャレドって何者?

豪華アーティストとの共演で大ヒットを連発するDJ Khaled(DJキャレド)。ヒップホップ界のトップアーティスト渾身のアルバムがまさかの不発で大激怒!? その経歴とディスコグラフィー、大騒動の顛末を詳しくご紹介します。

記事の目次

  1. 1.DJ khaled(キャレド)はどんな人物?
  2. 2.DJ khaledのおすすめポイント
  3. 3.DJ khaledがリリースしているアルバム
  4. 4.渾身のアルバム『Father of Asahd』が売れなくてお怒り?!

DJ khaled(キャレド)はどんな人物?

クリックするとAmazon商品ページへ飛びます

DJ Khaled(DJ キャレド)は、アメリカ出身のヒップホップミュージシャン/プロデューサーです。
一直線の前髪に顔の下半分を覆う髭、そしてつぶらな瞳が印象的な大柄な男性。童顔ですが、1975年生まれの44歳(2020年1月現在)です。

レコード会社重役や住宅用家具デザイナーなど多彩な顔を持つ彼のキャリアは、1990年代にヒップホップ専門ラジオ局のDJとしてスタートしました。その後、複数のミュージシャンのレコードのプロデュース業で名を馳せ、2006年にアルバム『Listennn... the Album』でソロアーティストとしてデビューを果たします。

デビューアルバム『Listennn... the Album』はゴールドディスクを獲得する大ヒット作となり、その後も次々とヒット作を連発。現在までに11枚のスタジオアルバムをリリースしており、そのうち2作で全米1位を獲得しています。

DJ khaledのおすすめポイント

出典: https://cdn.pixabay.com/photo/2015/02/11/21/54/concert-633110__340.jpg

DJ Khaledの作品の最大の魅力は、なんといっても超豪華なゲスト陣です。
もちろんトラック自体の完成度も超一流なのですが、アルバムに参加したミュージシャンの顔ぶれには目を見張るものがあります。

Beyoncé & JAY Z夫妻、Drake、Nicki Minaj、Justin Bieber、Lil Wayne

ここでご紹介できるのはごく一部ですが、ヒップホップに詳しくない人でも名前は聞いたことがあるであろう超大物ミュージシャンばかりです。
楽曲の良さとゲストの豪華さが相乗効果を生み、DJ Khaledの出すアルバムは軒並み大ヒット。これから聴いてみようという方のために、彼のディスコグラフィーをご紹介しましょう。

DJ khaledがリリースしているアルバム

クリックするとAmazon商品ページへ飛びます

DJ Khaledがこれまでにリリースした作品をご紹介します。


タイトル / リリース年 / 全米最高位

・Listennn... the Album / 2006 / 12


・We the Best / 2007 / 8


・We Global / 2008 / 7


・Victory / 2010 / 14


・We the Best Forever / 2011 / 5


・Kiss the Ring / 2012 / 4


・Suffering from Success / 2013 / 7


・I Changed a Lot / 2015 / 12


・Major Key / 2016 / 1


・Grateful / 2017 / 1


・Father of Asahd / 2019 / 2

渾身のアルバム『Father of Asahd』が売れなくてお怒り?!

大ヒット作を連発し順風満帆に見えるDJ Khaledですが、2019年リリースの最新作『Father of Asahd』の売れ行きを巡って騒動を起こしています。

3作連続の全米1位獲得を確信していたDJ Khaled。
しかし彼の元に届いたのは、全米初登場2位の報せでした。『Father of Asahd』を抑えて初登場1位を獲得したのは、同日にリリースされたTyler, The Creatorrの新作『IGOR』だったのです。

まさかの結果に怒り心頭のDJ Khaledはレコード会社に殴り込み。
目撃者の話によれば、物凄い剣幕でレコード会社担当者を非難していたそうです。

その翌日にはInstagramに動画を投稿。
名前こそ出さなかったものの、明らかにTyler, The Creatorrに対する当てこすりだと思われる内容の発言で物議を醸しました。(現在はすでに削除)
当のTyler, The Creatorrは動画を冷静にスルー。
DJ Khaledの大人げなさだけが目立つ結果となってしまいました。

荒ぶるDJ Khaledの怒りの矛先はチャートを主催するビルボードへ。
「チャートの集計方法に不備があった」として訴訟も辞さない構えを見せています。
彼の主張によれば、10万枚以上のセールスが不当に計上されなかったとのことでした。

1位を逃したことが相当に悔しかったのだと思いますが、裁判に使うエネルギーを創作活動につぎ込んで欲しい、と多くのファンが思っているはずです。
次回作で1位に返り咲くことに期待しましょう。

Article Ranking