【DJ】Pioneer DJが撤退って本当?今後はどうなるの?
Pioneer DJは日本初め、世界のクラブシーンにおけるDJ機材のトップシェアを誇るメーカーです。
そんなPioneer DJに「撤退」の2文字が報道されました。
今回は、Pioneer DJ撤退の話は本当なのかをお伝えします。
世界のクラブシーンを支えるPioneer DJ
Pioneer DJは日本発のメーカーで、日本国内のみならず世界中のクラブ/DJシーンを支えるトップメーカーです。
世界中のクラブでもPioneer DJの機材が採用されており、DJといえばPioneer DJ抜きに語ることはできません。
現在主流のPCDJコントローラをはじめ、リミックスの原点であるアナログターンテーブルやDJミキサーなどDJを始めるならPinoeer DJの機材ですべてがまかなえるほどです。
特にDJシーンの世界的な権威を誇るDJコンペティション「Red Bull Thre3Style」では、Pioneer DJが公式パートナーとなり各国の大会に機材を送り込み、大会を大いに盛り上げています。
今回は、そんなPioneer DJについてお話します。
パイオニア(Pioneer)とは
パイオニアは昭和12年にスピーカーのメーカーとして始まりました。
1960年代から1970年代にかけての日本の高度成長期に火がついたオーディオブームに合わせ、当時のパイオニアは山水電気(現在はそ存在しない)、トリオ(現在のJVCケンウッド)と並んでオーディオ御三家と呼ばれ、「サン・トリ・パイ」と評されていました。
家庭用オーディオのほか、車載用の「カーオーディオ」ブームにも大きく貢献しました。
同社のカロッツェリアはまさにカーオーディオの代名詞であり、世界のトップメーカーにまで成長しました。
しかし、アナログレコードがCDになり、またバブル経済の破たんも影響し、オーディオブームに影を落とすようになると、同社も大きく影響を受けてしまいます。
結局、同社の起源となるスピーカーはじめオーディオ・ビデオ部門はオンキョーとの子会社に移管。
現在は、光学ドライブとカーナビゲーション「カロッツェリア」を主軸として事業を展開しています。
Pioneer DJの機材を紹介【初心者向け】
全くの初心者の方向け
DJに必要な機材は、DJミキサーと音源であるCDJまたはターンテーブル、ヘッドホンです。
中でもミキサーとCDJが中心になると思いますが、いろいろ集めるとどうしてもお値段が高くなってしまいます。
でも、これから始めるという方には、ミキサーも音源もオールインワンのPCDJがおすすめです。
パソコンにDJソフトを入れて、DJコントローラーをつなぐだけでMIXできるので手軽に始められます。
各種PCDJコントローラーの中でも初心者におすすめなのがこの1台です。
DJコントローラー DDJ-400(Pioneer DJ)
【限定特典付き】 Pioneer DJ DDJ-400 パーフェクトガイド&audio-technica ヘッドホンセット DJコントローラー [ rekordbox DJ]付属 【パイオニア DDJ400】
参考価格: 29,700円
あの伝説のDJコントローラーDDJ-RBの後継機種である新製品のDDJ-400です。
なんといっても、PCDJの定番ソフトrekordbox djが無償で使えるというのが大きいです。
同価格帯のコントローラーに付属するDJソフトが簡易版が多いながら、この機種ではプロユースにも耐えるrekordbox djが使えますので、これだけでも手に入れる価値ありです。
各種コントローラの配置もPioneer DJのプロ用機種の設計思想が採り入れられており、この価格ながら本格的なDJプレイができるようになっています。
ここに紹介したものはヘッドホンと教本もバンドルされていますので、こういったスタータータイプのものですと、届いたその日からDJを始められますので、ご一考されてはいかがでしょうか。
まずはこの機種でコントローラーの使い方とDJの基本を学び、上位機種へグレードアップするのも良いですね。
ある程度MIXできる中級者向け
ある程度DJに慣れてきたら、こちらの機材もおすすめです。
このXDJ-RX2は、DDJ-400のようにパソコンとつないでコントローラーとして使えるほか、USBメモリに保存された曲を直接読み込んで、再生できるプレーヤーとしての機能も搭載していて、これ1台でDJミックスができるオールインワンシステムです。
PCDJでMIXを行っていると、たまにPCの重さで曲がフリーズしてしまう経験がありませんか?
やはりPC任せでは不安だよ、と思い始める方もいらっしゃるかと思います。
そうなると、CDJプレーヤーが欲しくなるわけですが、どうしても2台セットで購入する必要があり金銭的もアマチュアには敷居が高くなってしまいます。
そうした要望に応えたモデルがミキサーにプレーヤーを搭載したオールインワンシステムです。
また、プロ用のCDJ-2000NXS2やDJM-900NSX2の操作性を受け継いでおり、クラブに近い環境でMIXが可能になります。
日本のDJの平均年収は200~300万円と言われています。
(ちなみに海外で最も稼いだDJの年収は4800万ドル、日本円で約53億円です!)
その中で両者CDJ×2台にミキサーを個人で購入しようとすると80万を超えてしまいますが、XDJ-RX2であれば20万円前後で同じ環境が手に入ります。
これから本格的にDJデビューしたい方は、こちらの機種を狙ってみてはいかがでしょうか。