【ドラマ】不良ドラマの火付け役「ごくせん」の主題歌はAqua Timez『虹』!一体どんな曲なのか?
人気学園不良ドラマのごくせん。その主題歌を担当したAqua Timezの虹にはどの様なストーリーが刻み込まれているのでしょうか。ごくせんの内容とマッチした主題歌で、虹を聞けばごくせんが思い浮かぶ程の印章的な歌詞や歌声。その、曲が意味するものとは。
ごくせんでは、速水もこみちのバーターで脇役だった水嶋ヒロ。最近では、あまりテレビでは見かけなくなりましたが、その後どういった経歴を辿っているのでしょうか。
ごくせんの後には、映画「BECK」の実写映画に出演し、ドラマでも2014年に放映された「黒執事」などで主演を務め活躍しています。また、2010年には「KAGEROU」という小説も書いており、類稀なる才能を発揮。
プライベートでは、2009年に歌手の絢香と結婚をしています。
また、2016年には、株式会社を設立。プロジェクトの一環として、「株式会じげん」のCLOに就任。そして、一部上場企業へ成長を果たしています。
また、現在ではInstagramなどのSNSに、娘さんの姿を投稿していて、育児や家事にも積極的に参加しているイクメンと言われています。最近、メディアでの露出があまりなかった水嶋ヒロですが芸能界という範囲での活躍に止まらず、多くの業界での活躍を果たしているようです。
爽やかな一曲、Aqua Timez『虹』が主題歌に起用された
主題歌に適用されたAqua Timezが歌う「虹」
Aqua Timezは2003年に結成され、2005年にインディーズでデビューを果たしました。代表曲の「等身大のラブソング」は80万枚のセールスを果たしました。
ごくせんの主題歌である、Aqua Timezの「虹」は数々の記録を打ち立てています。
好きな学園ドラマ主題歌ランキングでは、1位を獲得し、着うたフルは配信開始から5日間で、30万ダウンロード。この記録は、当時の最速を更新しました。配信トータルは、200万ダウンロードを突破しています。
さて、ここで数々の記録を打ち立ててきたAqua Timezのメンバー5人の簡単なプロフィールを紹介していきます。
メンバー
太志(ボーカル担当) 年齢39歳 生年月日1980年5月10日生まれ
特徴
Aqua Timezではほぼ全曲の作詞・作曲を担当しているボーカルである太志。作詞・作曲をする際のテーマは「孤独」や「ひとりぼっち」。Mr.childrenが好きで父にギターを買ってもらい高校1年生の時に音楽に出会いました。
OKP-STAR(ベース・コーラス担当) 年齢42歳 生年月日1977年3月25日生まれ
特徴
Aqua TimesのリーダーであるOKP-STAR。メタリカというヘヴィメタルバンドに憧れベースを始めました。亀田 誠治に強い影響を受けています。会話が辿々しく、メンバーやファンによくいじられることが多いようです。
大介(ギター・プログラミング・コーラス担当) 年齢42歳 生年月日 1977年4月12日
特徴
影響を受けたのはX Japanのhide。基本的にはエレキギターを演奏するが、曲調によってアコースティックギターに変わります。高校時代OKP-STAR含むバンドを結成していてグランプリを獲得した経歴を持っています。
mayuko(キーボード・ピアノ・コーラス) 年齢42歳 生年月日1977年9月18日生まれ
特徴
3歳からクラシックピアノの演奏を始めています。Aqua Timezのデビュー前にaikoのコピーバンドをしていましたが、専念するためコピーバンドをやめました。普段はシンセサイザーを特に愛用していますが、グランドピアノを弾くこともできます。
TASSHI(ドラム担当) 年齢41歳 生年月日1978年8月21日生まれ
特徴
レッドホットチリペッパーズやL'Arc-en-Cielに影響を受けています。組んでいたバンドが活動中止になり、OKP-STARに誘われAqua timezメンバーになりました。虹の曲中に入っているハンドクラップはTASSHIが考案したものです。
ごくせんの主題歌「虹」とはどどんな意味合いが込められているのでしょうか。
Aqua Timezが主題歌を務めたごくせん第3シーズン。「虹」は「決意の朝に」の次に売れたシングルとなっています。虹といえば、七色に輝くとても幻想的な気象現象ですよね。しかし、時間と共に、すぐに消えてしまうものです。
曲のタイトルである「虹」はそんな、儚くも、幻想的な虹になぞらえてつけられたのです。
この曲のキャッチフレーズは「大丈夫なんて1つもない、今必要なのは理由じゃない」ということです。
「大丈夫だよ」と始まる歌詞は、苦しいことがあってもその先には喜びが待っているという想いが込められているとAqua Timezメンバーは語っています。
ここからいくつか、歌詞を見ていきましょう。
「靴紐を結び直す時、風が僕らの背中をおす」
この歌詞が意味するところは、些細なことで不安になり、靴紐を結び直すことでその不安から逃れてしまっている自分に、風という自然現象がそっと背中を押して、「大丈夫だから」といってくれているようです。
「大丈夫だよ見上げればもう 大丈夫ほら七色の橋」
見上げるとそこには、七色の虹が現れています。その瞬間は非常に短いけれど、世界中には同じ現象を見ている人たちが何人もいます。だから孤独じゃないと言っているようです。
「別々の空を持って生まれた記憶を映し出す空」
「めぐる季節の一つのように悲しい時は悲しいままに」
別々の空という揶揄は、一人一人違う性格や、特徴を持って生まれたということを意味しています。
季節は必ずやってきます。私たちが感じる悲しみや、不安と言った感情も同じです。別にそれで良いと言ってくれている気がします。
ボーカルの太志は、友達が「大丈夫だよ」と言ってくれたことが記憶に残っているとインタビューで行っています。
体験に基づいた歌詞を作っているからこそ聞いている人たちの心に響くのですね。虹は、孤独を感じている全ての人たちに、「あなたは一人じゃない。同じ空の下でつながっているから大丈夫」という意味を、教えてくれるメッセージソングなのです。
ごくせんの歴代主題歌は誰もが口ずさむ名曲ばかり
ごくせんの主題歌はどんなアーティスト達が主題歌を担当してきたのでしょうか。
第一シーズンはV6が歌う「Feel your breez」
V6の21枚目のシングルで、オリコン1位を獲得しました。ごくせん第1シーズンの主題歌とだけあって、ごくせんといえばこの曲という根強いファンも多く、V6の曲の中でも人気が高い曲です。
第二シーズンはD-51が歌う「NO MORE CRY」
D-51はこの曲で初めて、ドラマの主題歌を担当し、歴代連続ドラマ視聴率1位のごくせんにふさわしいテーマ曲となりました。この年にD-51は紅白歌合戦への出場も果たしています。
第三シーズンは今回ご紹介したAqua Timezが歌う「虹」
実は、仲間由紀恵が主演を務めるドラマでは、Aqua Timezが主題を務めることが多いのです。とても、キャッチーで前向きな歌詞が、ごくせんとぴったりですね。
ごくせんの主題歌は前向きで明るい気持ちにさせてくれる
さてこれまで、ごくせんの偉大な功績と、主題歌を勤め上げたAqua Timezとその曲「虹」の歌詞の考察をお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
ごくせんと言えばAqua Timezの「虹」を思い浮かべる方も多いはず。「虹」の歌詞のイメージとごくせんのあらすじがぴったりとあった組み合わせですよね。前向きな歌詞とドラマの内容で、ネガティブな気持ちを吹き飛ばしてくれます。どうしても、前を向けない時はごくせんを見たり、「虹」を聞いて元気を分けてもらってはいかがでしょうか。
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