誰でも出来るデスボイスの出し方!練習方法・喉を痛めないコツをご紹介!

デスボ、デス声とも呼ばれている意図的にダミ声やがなり声を出す歌唱法「デスボイス」。最近では色々なロックバンドが使用しています。最初は難しいかもしれませんが、練習すれば簡単に誰でもできるようになります。今回はデスボイスの出し方について紹介していきます。

記事の目次

  1. 1.デスボイスとは?
  2. 2.デスボイスの種類
  3. 3.デスボイスの出し方
  4. 4.デスボイスの練習方法
  5. 5.デスボイスを練習する際のコツやポイント【喉を痛めないためには?】
  6. 6.デスボイスを学びたい方は教室もおすすめ

デスボイスの出し方

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エッジボイスを習得しよう

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デスボイスのフライスクリームを出せるようになるにはまずエッジボイスの習得が大事です。「エッジボイス」は、別名で「ボーカルフライ」とも呼ばれる声のことで、声帯を閉じて発声した時に出る、ガラガラとしたような音をいいます。
イメージしにくいかもしれませんが例えるとホラー映画「呪怨」の登場人物の子供が出しているガラガラ声がエッジボイスです。
コツは声帯閉鎖をうまくコントロールすることと息をしっかり吐くことです。力みすぎないようにリラックスすることを意識しましょう。
エッジボイスはデスボイスだけでなく、ボイストレーニング全般に使われるテクニックです。これができるようになると音程の安定や高音が出しやすくなるなど様々なメリットがあります。

腹式呼吸を習得しょう

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デスボイスを出すためにはしっかりと息を吐き出す力が必要です。そのためには腹式呼吸の習得が必要です。
腹式呼吸とは、息を吸うとき肺が下に向かって膨らむように吸い、胸郭を使わずに行う呼吸のことです。そうすることで横隔膜を下げ、肺が広がり深い呼吸ができるようになるためら、歌う時に必要な多くの息を使うことができます。
腹式呼吸の基本は鼻から吸って口から吐くことです。その時お腹を膨らませて吐く時にへこませることを心がけましょう。慣れないので最初は難しく感じるかもしれませんが、繰り返し行っていくうちに無意識にできるようになってきます。
実は腹式呼吸は普段仰向けで寝ている際には無意識に行なっている呼吸方法です。最初のうちは仰向けに寝ながら呼吸して感覚を掴むのもいいかもしれません。

グロウル/フォールスコードスクリームを出してみよう

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声帯を開き大量の息を吐き出すことで仮声帯を振動させることで出すことができます。

口を丸、もしく縦に長い楕円形の形にして、お腹を使って強く息を吐き出します。イメージとしては咳払いをする時が近いです。どこか喉のあたりでガラガラした響きが感じるポイントを息の量、声を出す方向を変えるなどして探してください。
ちなみにこの方法は喉ベースと同じです。喉ベースとはYouTuberのヒカキンの挨拶「ハロー、YouTube」のあの声のことです。
ガラガラした響きのポイントを見つけたら、腹式呼吸でしっかりと発声してみましょう。しっかり音が出たらこれがグロウルです。
ガラガラ具合や、音程など声帯の開きを調整して好みのサウンドを出してみてください。

スクリーチ/フライスクリームを出してみよう

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フライ スクリームを出せるようになるにはエッジボイスを出せるようになる必要があります。このエッジボイスが出せるようになったら、裏声と合わせて出すようにしてみましょう。慣れていないうちはか細い声になったり、上手く声が出せないかもしれません。

コツとしてはしっかりと腹式呼吸を使うことです。腹式呼吸によって大量の息を声帯に送り込むことで、か細かった声が太くなります。
声帯を開くフォールスコードスクリームに対して、フライスクリームは声帯を閉じた状態で発声するため、慣れるまで声のコントロールはとても難しく時間がかかります。焦ってしまうと喉を壊してしまう恐れがあるため、少しずつ練習していきましょう。

デスボイスの練習方法

プロの真似をする

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デスボイスは、どちらかというと感覚的な部分が多いため、説明を聞いて学ぶよりもプロのデスボイスを聴いて、真似するのが上達の近道です。
自分の好きなアーティストのデスボイスを何回も聴いていくと自分との違いや、ここの部分がかっこいいなど多くの発見や気づきがあるはずです。
発声方法など映像があるとわかりやすいと思うので、ライブ映像がおすすめです。

基礎トレーニングをする

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前半でも紹介しましたが、エッジボイスや腹式呼吸など、基本的なボイストレーニングは必要不可欠です。しっかりできていないとデスボイスがうまくできませんし、何より喉を痛めてしまいます。
基礎的な部分のトレーニングはデスボイス以外の歌唱力の上達にもつながるところでもあるのでしっかり押さえておきましょう。

録音して自分の声を聴いてみよう

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うまくできているか客観的に自分の声を聴くことも大事です。少し恥ずかしいかもしれませんが、スマホの録音アプリなどで録音して自分のデスボイスを聴いてみましょう。

自分が想像していたデスボイスと客観的に聴くデスボイスは恐らく大分ギャップがあるはずです。ここは修正したほうがいいかな、など直した方いいところに気づくことができます。「デスボイス→録音→聴く→直す→…」、このループを繰り返すことによりデスボイスはかなら上達するはずです。

デスボイスを練習する際のコツやポイント【喉を痛めないためには?】

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喉に力を入れすぎない

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基本的にデスボイスは喉に力を入れる必要はありません。喉に力を入れすぎずに、リラックスして力を抜くことを意識しましょう。喉に力を入れてしまうと、喉を痛めてしまいます。

ウォーミングアップをしっかりする

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デスボイスをする前には喉のウォーミングアップをするようにしましょう。急にデスボイスをすると喉を傷付けてしまう恐れがあります。スポーツなどでも運動をする前には準備運動をしてウォーミングアップしますよね。それと同じで喉のウォーミングアップは良い声を出すための大切な要素です。

ウォーミングアップでおすすめの方法はロングトーンで、「あー」と声を出してみる方法です。その状態から「ドレミファソラシド」と大きな声で音程を変えていきましょう。次は「ドシラソファミレド」と戻っていってください。デスボイスでは低音域をずっと使うことになるので、最後はこれ以上低い音が出ないという音で「あー」と、ロングトーンで大きな声でだしてみましょう。

喉のケアをする

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練習中はのど飴や水分を練習の間にこまめにとり喉が潤っている状態を維持できるようにしましょう。喉に違和感を感じたら休憩を挟むなど対応など細心の注意が必要です。

デスボイスに限らずですが、歌は喉が命です。喉を痛めたりして声がでなくなってしまうと命取りです。普段から喉のケアをするように心がけましょう。

喉に大事なことは細菌を入れないことと、乾燥させないことです。基本的には風邪の予防とおなじです。手洗いうがいは入念にすること。そして部屋の加湿やマスクの着用をして喉を乾燥させないようにしましょう。また唐辛子を多く含む刺激物やアルコールは喉に良くないので食べ物にも気をつけましょう。

練習場所に気をつけよう

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当たり前ですが、防音が整っていない部屋でデスボイスの練習をすると近所迷惑です。他人からすると大声で奇声を発しているようにしか見えないので、最悪の場合、警察に通報をされかねません。また公園などの野外も然りです。
カラオケボックスやレンタルスタジオで練習を行いましょう。または車を運転しながら練習するのもおすすめです。
どうしても家でしたい場合は家でボイストレーニングができるように消音機能がついている便利なグッズも販売しています。こちらを活用して近所迷惑にならないようにしましょう。

PROIDEA UTAET ウタエット VOICE TRAINING TOOL ボイストレーニングツール

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デスボイスを学びたい方は教室もおすすめ

基本的にデスボイスはヤマハの音楽教室などでは学ぶことができません。デスボイスを専門としたボイストレーニングの教室を紹介します。

MyScream(東京)

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MyScream デスボイス・シャウトレッスン専門のボイトレ教室
シャウト・デスボイスレッスン専門のボイトレ教室。 今なら入会費なし。簡単にWEB予約が可能です。

レッスン場所は新宿や渋谷のレンタルスタジオでの指導のようです。こちらの教室ではデスボイスに特化しているので本格的に学べます。
遠くて足を運べない方のために、スマホ のskypeを利用したオンラインレッスンも導入しており、全国どこでも受講可能です。
講師のMAHONEさんはYouTubeチャンネルを開設しています。どんな人か気になる、実力を先に知っておきたい方はYouTubeで確認してみましょう。

書籍のおすすめ

地獄のボーカル・トレーニング・フレーズ 燃え尽きるまでシャウトせよ!(CD付き) (リットーミュージック・ムック)

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デスボイスは基本的には教則本はあまり発売されていません。2008年に発売された「地獄のボーカル・トレーニング・フレーズ 燃え尽きるまでシャウトせよ!」という本がおそらく唯一だと思います。
デスボイス専門ではなくハイトーンボイスなどメタルに使用されるテクニック全般を扱った内容です。こちらの地獄シリーズはギターやベースの教則本も販売していた人気シリーズなので評判は間違い無いですが、中級者から上級者向けに作られているので、初心者向きではありません。
初心者にはYouTube動画で一から詳しく説明しているものもあるので、動画がおすすめです。

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