【ウルフルズ】泣けてくる!ガチファンが選ぶウルフルズおすすめ名曲13選

デビューから25周年を超え、今もなお日本屈指のバンドとして名曲を生み出し続けているウルフルズ。ウルフルズおすすめの名曲をまとめてご紹介します。それと同時に何が聞くものの心を打つのか、その魅力や秘密にも迫ってみたいと思います!

記事の目次

  1. 1.数々の名曲を生み出したウルフルズとは?
  2. 2.ウルフルズの名曲はなぜ人々に聴かれ続ける?
  3. 3.ウルフルズの名曲の魅力を解説!
  4. 4.ウルフルズの名曲ランキングTOP10
  5. 5.ウルフルズの名曲選、いかがでしたか?

数々の名曲を生み出したウルフルズとは?

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ウルフルズは1988年に大阪で結成されたバンドです。
結成から30年以上、1992年のデビューから25年以上が経っているベテランバンドです。
メンバーはボーカルのトータス松本、ギターのウルフルケイスケ、ベースのジョンB、ドラムのサンコンJr.の4人。
長い活動期間の中でメンバーの脱退や復帰、活動休止期間などがありましたが今も現役で走り続けています。

熱狂的なファンに支持冴えるウルフルズの魅力とは一体何なのか?
おすすめ名曲ランキングの前に検証してみましょう。

ウルフルズの名曲はなぜ人々に聴かれ続ける?

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ウルフルズの曲はなぜ人々に聴かれ続けるのでしょうか?
それは当然、彼らの曲にしかない魅力があるからです。その魅力とはどういうものなのでしょう。

ひとつには、コテコテの関西弁です。ほぼ全ての作詞作曲をしているトータス松本は兵庫県出身で、歌詞も関西弁で書かれたものが多くあります。
この関西弁の歌詞が親しみやすさを感じさせるところがあると思います。

そしてウルフルズの曲のテーマとして使われるキーワードに「A・A・P」というものがあります。
この「A・A・P」とは「アホアホパワー」の略で、「ウルフルズA・A・Pのテーマ」という曲にそのエッセンスが凝縮されています。
簡単に言えば、頭を空っぽにして楽しもう!ということでしょうか。
ウルフルズの曲を聞くと元気が出るという人は多いでしょう。
細かい意味はともかく前向きなパワー、聞く人の背中を押す力がウルフルズの曲にはあるのです。
ウルフルズはジャンル的にはロックンロールでありソウルでありR&Bでありと様々な要素を持つバンドです。
しかしいろんなジャンルを飛び越え、もはやウルフルズというジャンルになっているかのようなユニークな音楽だと思います。

ウルフルズの名曲の魅力を解説!

ウルフルズのおすすめ名曲ランキングの前に、ウルフルズの曲をいくつかのパターンに分けて解説してみたいと思います。
歌詞を交えて、具体例としてご紹介します。

「かわいいひと」

1997年10月にリリースされたシングルです。
パッと聞くと普通のラブソングのように聞こえますが、タイトルにある「かわいい人」というのは母親のことなのです。
トータス松本が自分の母親に向けて作った曲と言われています。
そう思って聞くと、明るく軽快な曲なのに少しジーンと来るような気がします。
自分の母親を「かわいい人」と言えるセンスもすばらしいですが、こういうほっこりとした「感動」を与えてくれるのはウルフルズの特徴のひとつです。

「借金大王」

1994年8月リリースの4枚目のシングルです。
タイトル通り借金を返さない男をネタにした曲で、王道のロックンロールです。
初期からライブの定番曲としてよく演奏されている曲でもあります。
ウルフルズの曲の要素として重要なのは「お笑い」。
思わず笑ってしまうようなコメディ的な曲や、意味なく楽しい曲がウルフルズの魅力でもあります。

「テラセ!」

最後の要素は「応援歌」です。
つらく厳しい状況にあっても前を向いて希望を信じる。
聞く人の背中を押すような応援歌としての魅力がウルフルズの曲にはあります。
この「テラセ!」は2005年のアルバム『9』に収録された曲です。
とにかく明るく未来を照らせというメッセージは力ずくで元気が出る、出させられるものです。

ウルフルズの名曲ランキングTOP10

前の項では「感動」「お笑い」「応援歌」というウルフルズの魅力を解説しました。
これを踏まえて、ウルフルズのおすすめ名曲ランキングTOP10をご紹介します。
あの曲がない、この曲がない!とファンの方は言いたいこともあると思います。
ファン一人一人にとって大切な名曲、隠れた名曲があることでしょう。それだけ名曲の多いバンドなのです。
それではどうぞ!

【10位】泣けてくる

なんだか泣けてくる
おもわず泣けてくる
なにげない言葉が
うれしい帰り道

なんだか泣けてくる
おもわず泣けてくる
明日もがんばろうぜって
笑って歩き出す

「泣けてくる」は2007年リリースのアルバム『KEEP ON, MOVE ON』に収録された曲です。
シングル曲ではなくカップリング曲でしたが、栄養ドリンクのCMソングに起用されました。
youtubeではMVも見ることができます。
アコースティックで切々と歌い上げるミドルナンバーです。
つらいことがあっても光を信じて前を向いて歩いて行こう。歩いて行ける自分でありたい。そんな思いが歌われています。
つらい時でもうれしいことはある。意味も理由もなく自分を信じることはできる。
泣けてくることがあってもいいじゃないか、と聞く人の背中を押し勇気を与えてくれる曲だと思います。
隠れた名曲と言えるかもしれません。

【9位】大阪ストラット

梅田行きのキップ買って
紀ノ国屋で待っちきって
梅田行きのキップ買って
三番街から茶屋町
(あ、ええ感じですよね そやねー)

1995年5月にリリースされた7枚目のシングルです。3rdアルバム『バンザイ』にもアルバムバージョンとして収録されています。
トータス松本による一人しゃべりも楽しいこの曲、実はカバー曲なのです。
オリジナルは日本のポップス史に残る巨匠、大瀧詠一の「福生ストラット Part2」。福生というのは大瀧詠一が住んでいた東京の地名です。
ウルフルズはこの曲の舞台を自分たちのホームタウンである大阪に変え、見事に生まれ変わらせました。
文句なしに楽しく、元気が出る人気曲です。
歌詞の意味がわからない人は大阪の人に聞いてみましょう。

【8位】バカヤロー

人生のバカヤロー
夢なんかじゃない
笑いながら 泣きながら
道なき道をゆく
情熱のバカヤロー
怖いものなどない
寝転がって目を閉じた
道はここから

「バカヤロー」は2014年5月にリリースされた14thアルバム『人生』に収録された曲です。
シングルではありませんがアルバムのリードトラックとしてMVも製作されyoutubeで見ることができます。
1曲の中にまさに人生が詰まったような1曲です。
夢を持ち希望に満ちていた若い頃。仲間と共に希望にあふれていた未来。
いつしかその夢は破れ、現実が立ちはだかります。
誰の人生も紆余曲折、山あり谷ありでしょう。当然、トータス松本もウルフルズというバンドにとってもそうだと思います。
そんな思い通りにならない人生に対して大声で「バカヤロー」と叫ぶのです。
やけっぱちになってやさぐれているように見える歌詞ですが、曲を聞くとそうではないことがわかると思います。
ままならない人生や夢破れた情熱に対してバカヤローと叫びながら、その眼はきちんと前を向いているのです。
これもまた隠れた名曲と言えるでしょう。

【7位】サムライソウル

ひとりのひとを愛するっていうのは
いったい何を求めることなんやろ
かわいさか やさしさか
それとも振り回されたいか
カッコつけんな
欲しがる前に己がちゃんとせな
おれはアホにもほどがある
だからおまえといっしょにいたいんや

2006年1月にリリースされた28枚目のシングル。10枚目のアルバム『YOU』に収録されています。
この曲を書いた当時トータス松本は黒澤明監督の時代劇にハマっていたそうです。Youtubeで見られるPVもモノクロの映像で時代劇風の内容になっています。
歌詞は黒澤映画の主演を多く務めた三船敏郎をイメージしたと言われており、不器用な男の愛情を熱く歌いあげています。

この曲における「サムライ」は決してストイックな存在として描かれていません。
色んな欲望や迷いや葛藤がある弱い人間として歌われています。
そんな自分でもたった一人を愛する一途さを持っている、それがサムライソウルなんだと歌っているのだと思います。

【6位】いい女

お金より 見た目より 車より 心意気!!
やっと見つけたよおまえいい女
俺を困らせるいい女

元々は1992年のデビューアルバム『爆発オンパレード』に収録されていた曲です。その後、1999年リリースのベスト盤『Stupid&Honest』に新バージョンとして再録されました。
活動初期からライブの定番としてファンに愛されている名バラードです。
ウルフルズのラブソングは情熱的な想いをストレートにぶつけるものがたくさんあります。この曲は中でも屈指の名曲であり、代表曲だと思います。
不器用で照れくさそうに、それでも真摯に思いを伝えるラブソング。
これもまたウルフルズの大きな魅力のひとつだと思います。
ライブではサビの「いーいおーんなー!」を大合唱するのが定番となっています。

【5位】明日があるさ

明日があるさ 明日がある
若い僕には夢がある
いつかきっと いつかきっと
わかってくれるだろう
明日がある 明日がある 明日があるさ

「明日があるさ」は2001年2月にリリースされた21枚目のシングルで、1963年に坂本九が歌った大ヒット曲のカバーです。
2000年に缶コーヒーのCMをきっかけにリバイバルヒットしました。オリコンランキングでは最高4位を記録しています。
CMに出演していた吉本の芸人たちが結成したRe:Japanもこの曲カバーをリリースし大ヒット。2001年の紅白歌合戦ではRe:Japanとウルフルズのコラボが実現しています。
不況に苦しんでいた当時の日本において、元気が出る曲として愛されました。
トータス松本のまっすぐな歌声が多くの人に勇気を与えたのです。
ウルフルズの曲の中ではカラオケで歌われる機会も多い人気曲です。

【4位】ええねん

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ウルフルズの名曲選、いかがでしたか?

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