【長渕剛】まだ長渕剛を知らない人へ!ファンがオススメする名曲13選

若い音楽ファンの中には、長渕剛の存在は知っていても、曲は知らないという方もいるかもしれません。強面なイメージですが、創り出されるその作品は力強くも繊細で、数多くの名曲があります。今回はそんな長渕剛の名曲をご紹介して、その魅力に触れていきたいと思います

記事の目次

  1. 1.名曲を生み出し続ける長渕剛とは?
  2. 2.なぜ長渕剛の名曲は時代を超えて人々に聴かれ続けるのか
  3. 3.長渕剛の名曲・人気曲ランキングTOP10
  4. 4.長渕剛の隠れた名曲バラード
  5. 5.長渕剛さんの名曲、いかがでしたか?

【8位】 myself

「myself」は1990年のアルバム「JEEP」のラストを飾る名曲です。これもまた、ライブでは定番となっている人気曲ですね。「寂しさに涙するのは お前だけじゃねえ」とは長渕的名言が飛び出します。

離れていく者と 離したくねえ者とが
思いどうりにいかなくて
ひとときの楽しさに 思いきり身をゆだねたら
なおさら寂しくて 涙も枯れ果てた
 

「myself」はファンの間でも非常に人気の高い曲で、この様な名曲集のランキングでも必ず上位に顔を出してくるバラードです。

苦しみや悲しみを抱えながら、それでも前を向いて生きていきたいと思っている人に、長渕の名言の様な歌詞が心に響くのでしょう。

【7位】 順子

名曲集7位にランキングされたのは、若い頃の長渕剛の名曲「順子」です。「とんぼ」以降の長渕剛のイメージとは違う、線の細い可愛らしい青年といった感じで、この頃の長渕の方が良かったというファンも多い様です。

歌い方も優しく丁寧ですが、現在は表現の幅がもっと広くなってきているのでしょうね。

1979年のアルバム「逆流」に収録されている曲です。有線ランキングで全国各地で1位を獲得し、シングル化されオリコンチャートで8週連続で1位となるミリオンセラーとなった曲です。
 

終りさ みんな終りさ
僕のひとりよがり
君へつないだ心の糸は
今プツリと切れた

この曲の生放送中に「失恋の曲だから、手拍子はやめて」という名言と共に、演奏をやり直したという伝説的なシーンがあります。外見は変わりましたが、妥協を許さない姿勢は当時も今も変わりません。

「順子」もおそらく架空の失恋相手の名前と思われます。「勇次」などの様に曲名に人名を使用する事も好きなようです。

【6位】 しあわせになろうよ

名曲集ランキング第6位に登場するのは、「とんぼ」や「マイセルフ」の様にカラオケでもよく歌われている「しあわせになろうよ」です。

2003年に36枚目のシングルとしてリリースされ、大ヒットしたナンバーです。

 

出会った頃の二人に
も一度戻ってみよう
そして二人で手をつなぎ
しあわせになろうよ

とてもシンプルで真っ直ぐな歌詞が心に染み入ります。「しあわせになろうよ」と曲の中で何度も繰り返される大切なメッセージ。「出会った頃の二人に も一度戻ってみよう 」と素敵な提案でこの曲は始まります。

長く連れ添った恋人や、家族に向けたものでしょうか。人生の荒波を大きな海に例え、一緒に乗り越えていこうと誘います。そして、一緒にしあわせになろうよと結びます。素敵ですね。

 

【5位】 巡恋歌

5位にランクインしたのは、デビュー曲の「巡恋歌」です。若い頃の長渕剛の綺麗な歌声に心が洗われる思いです。編曲ははっぴいえんどのギタリスト、鈴木茂で、エレキギターのパートも担当しています。

デビュー曲にして、今でもライブで大いに盛り上がる長渕剛の代表曲です。実は、これより以前にも長渕剛は「ながぶち ごう」として「雨の嵐山」というシングルをリリースしています。あまり知られていませんが、これも美しい曲です。

しかし、本人の理想とは違うレコード会社の売り出し方に違和感を感じ、一度は故郷に帰りますが、再起をかけて書いた曲がこの「巡恋歌」です。
 

だから私の恋はいつも
巡り巡って ふりだしよ
いつまでたっても恋の矢は
あなたの胸には ささらない

一人暮らしで寂しい思いをしている女性の視点で描いた、切ない恋の歌です。ハーモニカの音色が印象的で、胸に迫ります。丁寧に歌い上げる初期の長渕剛のボーカルもとても魅力的です。

この曲も殆どのライブで演奏されている定番曲です。ライブではギターとハーモニカだけで演奏され、エンディングに向けてハーモニカを激しく吹き、ギターをハイスピードでかき鳴らすシーンがクライマックスの一つとなっています。
 

【4位】 しゃぼん玉

1991年発売された24枚目のシングルで、主演を務めたドラマ「しゃぼん玉」の主題歌にも使われました。オリコンのシングルチャートで1位にランクインするなど、長渕剛のシングルの中で最も売り上げた曲です。

アルバム「JAPAN」の3曲目にも収録されています。この頃の長渕剛らしい、フォークロック的な曲調で日本のボブ・ディランといった雰囲気もかんじます。

儚く消えゆくしゃぼん玉を、人生の夢になぞらえて、それでもまた前を向いてしゃぼん玉を打ち上げようとする様を表現しています。

 

淋々と泣きながら はじけてとんだけど
もっと俺は俺で ありますように
いったい俺たちはノッペリとした 都会の空に
いくつのしゃぼん玉を 打ち上げるのだろう?

「とんぼ」の兄弟曲といってもいいくらい、世界観や曲調が似ていて、この頃の長渕剛が最高だったというファンの方はかなり多いようです。

初期・中期・現在と分けるのであれば、この辺りは中期にあたりまして、ブレない世界観を感じます。

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長渕剛の隠れた名曲バラード

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