【26選】ヘッドホンはコスパも音質も外したくない!欲張りなあなたにオススメする26選
低価格なヘッドホンは音質の良さをそこまで望めないと思われがちですが、最近ではコスパの高いモデルがたくさん販売されていることをご存じでしたでしょうか?低予算で満足いく買い物ができます。今回はコスパの高いヘッドホン26選をまとめました。
安ければ良いわけではない!品質も大事にしたいヘッドホン
ヘッドホンを日常的に使用している場合、安い製品を購入して失敗したことがある方は多いのではないでしょうか?
その経験を生かして入手する際には、ある程度の値段のするものを選ぶようにしている方もいると思います。
しかし昨今のヘッドホンはコスパ(コストパフォーマンス)とともに高音質なものが非常に多いです。
もちろん高額なものの方が確実な品質を高確率で望めますが、口コミなどを試しにみて頂いても、低価格で充分なモデルがたくさんあることが分かると思います。
今回はコスパが良い上に高音質なヘッドホン26選を、購入する際の選び方のポイントもふくめてまとめてみました。
高音質なヘッドホンとは?
そもそも高音質なヘッドホンとは、どのような条件のものなのでしょうか?
それぞれの好みもありますが、基本的に次のことに注意して探してみると良いサウンドの製品に出会えるので、参考にしてみてください。
高音質なヘッドホンの特徴①:周波数
できる限り再生周波数が広いものを選びましょう。
ヘッドホンを購入する際、説明書きなどに再生周波数が書かれている場合があります。
この周波数は各ヘッドホンが鳴らせる音の範囲のことで、Hz(ヘルツ)という単位で表記されているはずです。
人が正確に聞き取れる周波数はだいたい20Hz~20,000Hzで、この範囲が広ければ広いほど、細やかな音を聞きとれる製品ということになります。
高音質なヘッドホンの特徴②:ノイズキャンセリング
ノイズキャンセリング機能があるヘッドホンは外の音を遮断してくれるため、少しの音量で音楽に集中でき、耳に負担がかからないのでおすすめでしょう。
ヘッドホンについているマイクが外の音を取り込んで、逆の周波数を流すことによって、騒音を打ち消すという機能です。
また音楽を再生しないでノイズキャンセリング機能の付いたヘッドホンを使用すると、耳栓代わりにもなります。
高音質なヘッドホンの特徴③:ハイレゾ
ハイレゾに対応しているモデルのものは非常に細かい音を再生でき、加工や圧縮されたような音ではなく、原音に忠実なサウンドを楽しめるので高音質といえます。
しかし低価格でBluetooth機能の付いたヘッドホンには、通常はハイレゾに対応していません。
「LDAC」という最新のコーデックに対応していれば別ですが、現状だとほとんどハイレゾ非対応なためBluetoothかハイレゾか、どちらを優先するかを選択する必要があります。
高音質なヘッドホンの特徴④:重低音
好みもあると思いますが、重低音が高性能なヘッドホンで音楽を聞きたい方は、重低音を売りにしているヘッドホンを選択するのが良いです。
どのような方法でどのくらい重低音を強化しているのか、確認してから購入しましょう。
安いヘッドホンの中には高音域・中音域が強いものが非常に多いので、気を付けてください。
ヘッドホンの値段別の特徴
安いヘッドホンを求めているとはいえ、最低どのくらいの価格なら満足できるものが手に入るのか、不安に思っている方が多いようです。
今考えている予算より少し低価格のヘッドホンにしたいものの「これ以上安いモデルだと失敗しそうで怖い」という、考えがよぎっている方もいるのではないでしょうか?
各モデルによりますが大まかに、値段ごとのヘッドホンの特徴をまとめました。
値段別ヘッドホンの特徴①:2000円以下
原価が2000円以下のヘッドホンにもそれなりの音質のものは望めるものはあります。
しかし、良い製品を見つけ出すのは非常に難しいでしょう。
デザインや着け心地も劣り、音漏れもするものもあります。
購入する前にインターネットの口コミや、お店で試せる時には必ず手に取って実際に聞いてみたりしながら確認しましょう。
値段別ヘッドホンの特徴②:2000円~5000円
2000円~5000円ほどの値段になってくると、高音質なものは増えてきます。
望んでいるような品質のものに当たる確率も50%ほどと言ったところでしょうか。
見た感じのデザインも良いものがあります。
確実性はないものの、低価格のものでも充分だと考えている方にとっては、かなり満足のいくヘッドホンが入手できる範囲内の値段です。
値段別ヘッドホンの特徴③:5000円~10000円
5000円~10000円になるとハイレゾ・ノイズキャンセリング機能の付いた商品も出てきます。
コスパも良いものが多く、このくらいの予算で購入を考えている人が一番多いでしょう。
知識があまりない方で後悔しない買い物がしたい場合は、こちらの範囲の価格で探すことをおすすめします。
値段別ヘッドホンの特徴④:10000円~50000円
安いヘッドホンを探している方にとっては少々手が出しづらい価格範囲ですが、長く使用することを考えればこちらの値段がおすすめになります。
ハイレゾ・ノイズキャンセリングはもちろん、他にも便利な機能が搭載されているものが多いです。
耐久性にも優れ、着け心地もとても良いので頻繁に使用している人にも最適と言えるでしょう。
値段別ヘッドホンの特徴⑤:50000円以上
50000円以上のヘッドホンはプロの音楽関係者や音楽マニア、インターネット配信者や動画投稿者が持っているような、高品質・高音質なものばかりになります。
安いヘッドホンを探している方には向きませんが、音にこだわりたいのであれば、高額でもこのくらいの額のものを購入した方がよいでしょう。
ハイレゾ・ノイズキャンセリング機能のような基本的な機能はもちろん、ほとんどのモデルに付いています。
コスパ・音質が高いヘッドホンの選び方
ヘッドホンを購入する際の予算を決めたら、次は何に重きを置いて選ぶべきかのポイントをおさえましょう。
高音質なヘッドホンの条件や価格ごとの大まかな特徴で選ぼうと思っても、かなりの種類のモデルがあるため、何を購入したらよいか分からなくなってしまうと思います。
選び方のポイントを紹介しますので、自分が求めているものに合う製品を見つけ出す、参考にしてみてください。
コスパ・音質が良いヘッドホンの選び方①:接続方法
接続方法は大きく分けて有線・無線(Bluetooth)の2つです。
両者の特徴をふまえ、自分が使うシーンや場所などに合わせて選ぶのがよいでしょう。
ヘッドホンの接続方法による違い(1):有線
有線のヘッドホンはケーブルを音楽機器に差し込んで接続します。
メリットとしては高音質であり、直接つなぐので遅延もなく、ケーブルに不具合がない限り音が途切れることはありません。
デメリットはケーブルが邪魔に感じたり、断線の心配があることでしょうか。
ケーブルが断線すると使用できないので、耐久性も低くなります。
服や体に触れた時の音がケーブルを伝って、ノイズとして聞こえることも、気になる方にはわずらわしいかもしれません。
ヘッドホンの接続方法による違い(2):無線(Bluetooth)
無線はBluetooth機能を使用し、ケーブルがないワイヤレスの状態で接続します。
ケーブルがないので、わずらわしく思ったり断線したりすることもなく、服や体などに触れた際のタッチノイズもありません。
デメリットは充電する手間がかかることと、音の遅延や途切れが発生することです。
またハイレゾに対応していないものが多いことも難点といえるでしょう。
コスパ・音質が良いヘッドホンの選び方②:型
ヘッドホンには密閉型と開放型の、2つの型があります。
2つは形状が違いそれによって、双方ともにメリットとデメリットが生じるため、購入前に把握しておいた方がよいでしょう。
ヘッドホンの型による違い(1):密閉型
密閉型は名前の通り、耳をしっかり密閉している型のことです。
これによって周囲の音をしっかりシャットアウトしてくれるため、外の雑音に影響されにくく、パワフルな重低音が楽しめます。
ノイズキャンセリング機能を持ったタイプも多くみられるでしょう。
一方デメリットは音がこもりやすく、空間的な表現に関しては劣る点です。
耳への圧迫感もあるため長時間の使用が困難でもあります。
自宅より外出先で使用するのに向いていると言えるでしょう。
ヘッドホンの型による違い(2):開放型
開放型のヘッドホンは音がこもりにくく、抜けの良い自然なサウンドです。
これはドライバーの背面が、空気が入りやすい作りになっているためで、それにより空間表現力も高くなります。
臨場感あるサウンドが期待できるでしょう。
デメリットとしては音漏れしやすいことと、低音が弱いことです。
どちらかというと外出先ではなく、自宅用に適しています。
コスパ・音質が良いヘッドホンの選び方③:メーカー
安い値段でも高品質な、いわゆるコスパの良いヘッドホンを多く販売している傾向にあるメーカーから、好みのものを選択するのもよいでしょう。
次に紹介する3つのメーカーのモデルは、音楽の専門家も御用達の商品が多いです。
コスパが高いヘッドホンメーカー(1):SONY
SONY(ソニー)は音楽やオーディオ機器に詳しくなくても、知っている方は多いのではないでしょうか?
自宅など身近にあるゲーム機やスマートフォン、カメラやテレビなどを確認してみると、SONYのものだったという方も多いはずです。
プロの音楽系のレコーディングで、最もコスパがよいスタンダードなヘッドホンを販売しているのもSONYで、多くの人から高い信頼を得ています。
迫力ある重低音が魅力的なモデルが多いです。
コスパが高いヘッドホンメーカー(2):audio-technica
audio-technica(オーディオテクニカ)は音響・映像機器を主に販売しているメーカーで、バランスの良さの面でかなり評価が高いです。
音質の面でのコスパは抜群で、100種類以上のヘッドホン・イヤホンを製造しています。
安くてできる限り音質のよいものを入手しようと考えているけれど、どれにするかどうしても決められない場合は、audio-technicaの中から選ぶのもよいでしょう。
コスパが高いヘッドホンメーカー(3):Pioneer
Pioneer(パイオニア)もSONY同様、自宅や周囲の電化製品を幅広く製造しているメーカーです。
音楽機器もそうですが、特にカーナビでPioneerのものを使用している方が多いのではないでしょうか?
Pioneerのヘッドホンは音声通話機能に長けた、ノイズキャンセリング機能が付いたモデルが多いです。
音楽鑑賞から、通話に切り替えやすいヘッドホンを求めているのであれば、非常におすすめのメーカーと言えるでしょう。
コスパ・音質が良いヘッドホンの選び方④:折りたたみ
自宅用ならあまり関係ないかもしれませんが、外出先でヘッドホンを使用したい場合、折りたたみ式のものは非常に便利です。
イヤホンと違って、ヘッドホンはかさばるものです。
小さい鞄だとそれだけで他のものが入らなくなってしまうでしょう。