シェイカーとはどんな楽器?おすすめ3選を紹介!
シェイカーは主にアコースティック音楽を演奏する時に使われ、気軽に始められる楽器の1つです。リズムを刻むだけではなく環境音も表現できる自由度の高さが人気の理由でもあります。今回の記事はシェイカーがどのような楽器なのか簡単な解説と、おすすめのモデル3選の紹介です。
シェイカーとはどんな楽器?
シェイカーは振ることによって鳴る音でリズムを刻んだり、環境音を表現したりする際に使われる楽器です。
密封された中空の物体に砂や小石やビーズなど細かい粒が入っており、それらが擦れ合うことによって音が鳴ります。
従来はラテン音楽で主に使われていましたが、現在ではアコースティック・サウンドの音源やライブで重宝されるようになりました。
片手で演奏でき持ち運びにも不自由しないため、手軽に始められる楽器としても人気です。
奥が深いのも魅力の1つで基本はリズム楽器でありながら、オーシャンドラムやレインスティックのように水の音を表現するなど、自由な使い方もできます。
今回は奥が深いながら、気軽にはじめられる楽器「シェイカー」についての簡単な解説と、おすすめモデル3選の紹介です。
マラカスとの違いは?
シェイカー同様に、密封された中空の物体に細かい粒を入れて演奏するのがマラカスです。
この2つは非常によく似ており、どういった定義で分類されるのか疑問に思っていた方も多いのではないでしょうか?
棒が付いているのがマラカスで、付いていないのがシェイカーという分け方をしている方もいるようです。
実際のところ2つは別種類の楽器として分けられているわけではなく「シェイカーに分類される、たくさんの楽器の1つ中にマラカスがある」とされています。
中空の物体の中身に細かい粒が入っていて、振ってリズムを鳴らすのであれば、だいたいの楽器はシェイカーの1つとして考えられるようです。
シェイカーの楽器のおすすめ3選
シェイカーは見た目も音も、形状もさまざまです。
購入する時は中身の粒の量や響きに注目するとよいでしょう。
あまりに粒の量が適度でないと鳴らすのが非常に難しく、響きが悪いとライブなどの時に周りの音に埋もれてしまいます。
また片手で持って演奏することが多くなるため、自分の手のひらに馴染みやすいかどうかも購入する際に確認すべき大切なポイントです。
直接楽器店で購入する時は実際に手にとって確認しましょう。
ネットで購入する時は商品の詳細や口コミをチェックしてください。
楽器「シェイカー」のおすすめ①:SR-SK35/Schlagwerk
Schlagwerk(シュラグヴェルク)のSR-SK35は、アコースティック・ミュージックでお馴染みの打楽器、カホンの打面材を用いて作られました。
サイズは45mmx45mmx145mmのミディアムサイズで程よい大きさなため、いろいろな奏法ができます。
角ばっているため演奏するのが難しいという意見もありますが、サウンドの良さに高い評価を得ている、本格派のシェイカーです。
楽器「シェイカー」のおすすめ②:SET540-2/NINO
卵型のシェイカーは手によく馴染みます。
色のバリエーションも豊富で、サウンドはもちろん見た目も好評で、小さい子どものオモチャにも購入されているようです。
キッズ向けとある通り扱いやすく、パーカッション初心者の練習用にもおすすめのモデルになります。
楽器「シェイカー」のおすすめ③:FS-LMN/PLAYWOOD
リーズナブルに入手できるレモン型のシェイカーです。
他にもキウイやミカンなどのフルーツや、ドングリ・ミニトウモロコシなどさまざまな形のモデルが販売されています。
かなり小振りなので手が大きい人には物足りないかもしれませんが、見た目の愛らしさからは想像できないくらい、しっかりしたサウンドです。
シェイカーの振り方はどうやるの?
シェイカーの演奏はただ振っているだけのように見えて、かなり奥が深いことでも知られています。
基本的な振り方に慣れると無駄のない動きでリズムキープしやすくなり、良いサウンドを鳴らすことが可能です。
まず自分の目線と床との平行線上に、シェイカーを持ちます。
持つのは指先で、シェイカーが安定する程度に指の幅を広げましょう。
振り方のコツはヒジを軸に、前後に振ることです。
楽器の中にある粒を意識しながら、しなやかで自然な動きになるようにしてください。
まとめ
シェイカーは奥が深いながら気軽にはじめやすい楽器で、おすすめモデルも紹介した通り、入手しやすい値段になっています。
サウンドはもちろん見た目もおしゃれなものが多いので、長く続けられるでしょう。
この機会に、ぜひ1つシェイカーを入手し演奏してみてください!