イヤホンのカナル型とインナーイヤー型の違いとは?
イヤホンには「カナル型」「インナーイヤー型」といった種類があります。
この種類の差を頭に入れて置くと双方のメリットとデメリットがわかり、非常に便利なので詳しくご紹介していきたいと思います。
イヤホンをそろそろ新調したい!と思って人気のイヤホンを検索した時に、「インナーイヤー型」「カナル型」という種類の違いがよくわからないと思ったことはありませんか?
よく理解できていないままでももちろんイヤホン選びをすることはできるのですが、詳しく知っておくと非常に便利な情報です。
インナーイヤー型とカナル型の違いを知らないままイヤホン選びを始めようとしている、そんな方に向けてご紹介していきます。
カナル型のイヤホンとは?
神機降臨
— ドラゴン☆100万島いくっ! (@dragon___FX) June 11, 2020
今まで避けてairpods
Proになってカナル型になったので気になってポチ。
ノイキャンが神がかってる。
ダブステップ聴くのに低音はイマイチやけど、必要最低限はあるので必OK。 pic.twitter.com/5gnKe4wyzJ
カナル型イヤホンとは、耳栓のような形状で耳の中にイヤホンを深く入れ込んで使用するイヤホンです。
以前はインナーイヤー型を持っている人が多かった印象ですが、近年はこちらのカナル型イヤホンタイプが主流となりました。
カナル型が普及してからは、さまざまなメーカーから趣向を凝らしたカナル型イヤホンが多数発売されています。
密閉感があるので音がしっかりと耳の奥まで響き渡り、体全体に音が染み込んでいくような仕様がカナル型イヤホンです。
のちほどメリットとデメリットをまとめますが、カナル型イヤホンには深く装着するため音漏れの心配が軽減されるという利点もあります。
インナーイヤー型のイヤホンとは?
わたしがメインで使ってるイヤホンはEO320だよ
— こーばる@Minecraft(猫浜市) (@koubarunekohama) June 14, 2020
インナーイヤー型イヤホンとしては音のバランスが良くて、それでいてインナーイヤー型の長所である臨場感・開放感も優れているよ pic.twitter.com/kfbxBzbyY2
インナーイヤー型イヤホンとは、耳に浅めに入れて聴くイヤホンのことです。
以前はイヤホンといえばこちらのインナーイヤー型イヤホンが主流でしたが、時を経てカナル型イヤホンの進化にともなってカナル型以外の出回りがすくなくなってきました。
しかし、やはり軽いつけ心地やクリアな音質には衰えることない人気がついており、インナーイヤー型イヤホンを好む意味を持って選ぶファンも少なくないようです。
カナル型とインナーイヤー型の違いとは?
さきほどの段落でカナル型イヤホンとインナーイヤー型イヤホンそれぞれの特徴を紹介して来ました。
ここではカナル型とインナーイヤー型のお互いのメリットとデメリットを見比べていきましょう。
お互いに良い点と悪い点が当然あるので、イヤホンを選ぶ際に考慮していただければと思います!
カナル型メリット
今世界で最も主流な音楽の周波数特性はかなり低音寄りなので、ヘッドホンかカナル型のイヤホンでのリスニングを推奨します。 pic.twitter.com/JPf3odRXxi
— TRIVISION STUDIO (@TrivisionStudio) December 15, 2019
カナル型イヤホンは耳の穴にしっかりと入れて音を聴く仕様になっているため、音漏れしにくいのがポイントです。電車や塾など、隣に音が漏れたくないという場面ではカナル型イヤホンがおすすめです。
外部の音をシャットアウトすることも出来るので、音楽などを流していない時でも耳に入れておくと耳栓代わりにもなります。
厚みと奥行きのある音質も魅力で、ライブのような臨場感を楽しみたい時にも良いと思います。
また、耳の穴に入れ込む装着方法ゆえ耳から外れにくいのも特徴の一つと言えます。
カナル型メリット
- 音漏れしにくい
- 重厚感のあるサウンド
- 外部の音をシャットアウト可能
- 耳から外れにくい
カナル型デメリット
カナル型イヤホンのデメリットとして挙げられるのは、外部の音が聞こえないので外を歩いている時などの使用は危ないという点です。
さきほど外部の音をシャットアウトできることがメリットと挙げましたが、聞こえにくいということは聞こえなければならない音も聞こえないということ。
電車の停車駅などもあやうく聞き逃して降り損ねるということもありますので注意しましょう。
また、しっかりとした装着感と厚みのある音質から疲労を感じることもあります。カナル型イヤホンで聴いていて疲れた時は休んで調節することも大切です。
カナル型デメリット
- 外部の音が聞こえない
- 疲労感を感じることもある
インナーイヤー型メリット
新しいイヤホン買いに行ったけど「今はほとんどカナル型ですねー。音質もインナーイヤー型はもう聴ければいいってくらいのしかないですよ。」て言われてしまって押しに負けてカナル型買ったけど、やっぱり着け心地嫌いすぎて買い直した。うるせえ!私はこれが欲しいんじゃ!て言えればいいのにな…。 pic.twitter.com/7sFwtnaWY5
— いもこ@通販始めました (@imoko193) October 25, 2019
インナーイヤー型は軽く耳の穴に引っ掛けるようにして付けるので、とても軽く疲れにくいのがポイントです。かつ着脱も非常にスムーズ。
低い音よりも高い音が澄んで聞こえるので、特に長調の明るい曲などを聞いた時に晴れやかな音質が楽しめます。
外部の音が聞こえてきやすいので危なさが軽減されるというメリットもあります。(運転中や外を歩いたりする時にイヤホンをしたままだと危険なので注意しましょう。)
インナーイヤー型メリット
- 着脱しやすい
- ライトなつけ心地
- 高音の透明感
- 外部の音を拾う
インナーイヤー型デメリット
インナーイヤー型イヤホンのデメリットとしてもっとも大きく取り上げられるのは音漏れしやすいことです。
近年はインナーイヤー型にも音漏れがしにくいモデルが発売されているので、カナル型イヤホンよりもインナーイヤー型イヤホンの方が好みだという方は音漏れの心配がないかチェックしてから購入することをおすすめします。
また、耳に浅く引っ掛けるため着脱が楽ではありますが取れやすいというデメリットも。落としてしまわないように気をつけましょう。
そしてベース音やドラムなどの低音に特化して聴きたい方、音の臨場感を大切にしたいという方には軽く聞こえすぎるという点も挙げられます。あくまで高い音が聞こえやすいのがインナーイヤー型という認識ですね。
インナーイヤー型デメリット
- 音漏れしやすい
- 耳から外れやすい
- 低音が軽く聞こえる
インナーイヤー型からカナル型に変換ができる?
SATOLEX SIROINO カナルカスタム
— りょう (@King_Vermilion) October 29, 2016
インナーイヤー型をカナル型にする方法です。
私が使用したのはfinal E Type Lサイズをひっくり返したものをイヤホンに被せて軸にAcoustune HS1004付属のダブルフランジを取り付けました。 pic.twitter.com/0WcuYkCfgL
インナーイヤー型イヤホンをすでに持っていてそのまま使いたかったり、インナーイヤー型のデザインが気に入っていたりする場合にカナル型イヤホンに変換する裏技を紹介されている方がいらっしゃったので掲載します。
困っている方はぜひ。