【DJ】世界大会優勝したDJ松永は何者?クリーピーナッツR-指定との関係性
DJ松永はクリーピーナッツのDJを務めています。2019年にはDJの世界大会DMC で優勝を果たします。トレンドにもなったDJ松永ですが、経歴やその凄さについては分からない人も多いでしょう。今回はクリーピーナッツのDJ松永について掘り下げていきます。
DJ松永は2019年の大会で優勝していますが、実は過去にも何度かDMCの大会に出場しています。
初めて参加したのは2010年。松永が19歳の時でした。DMC JAPAN FINALで入賞はしたものの、優勝は出来ませんでした。
その後はスキルを磨く日々が続きます。クリーピーナッツを結成後に再度大会に参加しますが、2016年に2位、2017年に3位と、惜しいところで世界大会まで進む事は出来ていません。
松永は2019年の大会を自身の再度の大会にすると決めます。なぜ最後なのかと言うと、DMCはインパクトも重視されるので、何度も参加するとインパクトが薄れ、優勝から遠ざかっていくからです。
そして2019年のDMC JAPAN FINALのバトル部門で悲願の優勝を果たし、松永は世界大会へと駒を進めます。
DMC World DJ Championships 2019
松永は1回戦でギリシャ代表のDJ KITSOSを、2回戦でアメリカ代表のAS-ONEを破って決勝に進みます。
決勝の相手はニュージーランド代表のK-SWIZZ。昨年の覇者でした。松永はパフォーマンスでオーディエンスを魅了させます。審査投票の結果7対4で悲願の優勝を果たしました。
こちらが決勝の時の映像です。実は松永は1本目でミスをしていますが、2本目でパフォーマンスを多く取り入れる事で、見事逆転を果たします。
松永が優勝した事は、ニュースでも取り上げられます。DJ松永はなんとトレンド入りを果たし、大きな話題となりました。
余談ですが、DMCで日本人が優勝する事は特別珍しい事ではありません。2004年にはバトル部門でDJ Akakabe、2006年にはDJ CO-MAが優勝しています。注目すべきは2017年のDJ RENAでしょう。松永を抑えて優勝した彼はそのまま世界大会でも優勝。12歳で世界の頂点に立っています。
とは言え松永が2019年の段階で世界一のDJになった事は間違いありません。
DJ松永のここがすごい!抑えるべき3つのポイント
ターンテーブリストとしてのスキル
DJ松永は高校を辞めてDJに没頭しただけあり、スクラッチ、ジャグリング、エディット…DJとして求められる技術は全て併せ持っています。
DJと聞くとクラブで皆を盛り上げている人をイメージするかもしれませんが、松永はターンテーブリストと呼ばれ、自分が作ってきた音楽をその場で演奏するタイプのDJを得意としています。先程の動画を見たと思いますが、全て計算して操作しているのは凄いですよね。
マルチな音楽活動
松永はクリーピーナッツの活動の傍ら、多くのアーティストに自身のトラックを提供しています。活動の幅が広がる一方で、かなり不摂生な生活もしているようですが…。
ちなみにバンドも組んでおりメンバーは
吉澤嘉代子
弓木英梨乃(KIRINJI)
澤村一平(SANABAGUN.)
ハマ・オカモト(OKAMOTO'S)
DJ松永(Creepy Nuts)
となっており、かなり豪華なメンツです。松永はDJを担当しています。バンド名はLALLAであり、2019年から本格的に活動を始動させているようです。
今後も彼の活動については要チェックです。
バラエティでも大活躍
松永はトークがとても面白く、2019年4月からTBS系列のラジオ「ACTION」にてレギュラー番組も持っています。最近ではクリーピーナッツはメディア露出も増え、HIPHOPを知らない人からも知られる事が増えてきました。
ネタにも事欠かず、
・私生活でも常にスーツを着用しており、これは自分の完成形である。
・束縛するような女性が好き 等
話をする度に、新たな松永の魅力が伝わってきます。DJとしてだけでなく、人間的な魅力も抑えるべきポイントです。
DJ松永とR-指定が組むクリーピーナッツの代表曲
最後にクリーピーナッツの代表曲を紹介しますね。ここで紹介した以外にも多くの名曲があります。『HIPHOPってあまり分からない』って人も、是非聴いてみてくださいね。恐らく今年もフジロック等、多くのフェスでも彼らを観る機会は多いと思いますよ。
助演男優賞
彼らの代表曲です。CDTVやワイドショーのパロディから、偽クリーピーナッツの二人の登場等、とにかく楽しませてくれるPVです。
松田優作や森山未來等、多くの主役達を用いたリリックもあり、思わずクスリとさせられます。
スポットライト
R-指定のリリックも素晴らしいですが、イントロから松永のトラックも素晴らしいです。ライブではスクラッチ等も多用し、PV以上にその場を盛り上げてくれる名曲です。
よふかしのうた
ストリートにおけるHIPHOPシーンや、クラブにおいては夜更かしや徹夜は当たり前かもしれませんが、それを知らない人からすれば未知の世界です。
この楽曲はあえて夜更かしを『よふかし』と表記する事で、HIPHOPシーンをマイルドにしていると思います。クリーピーナッツはHIPHOPを知らない人達にも紹介しやすい理由だと思います。
個人的にはR-指定がラップをしている時に、後方で何もしていない松永がツボですね。
他にも沢山の名曲があるので、是非聴いてみてください。
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