【DJ】DJかつ音ゲープレイヤー!自給自足ごりらDJ Genkiとは一体?

ここ十数年で、音楽ゲームは時代とともにぐんと進化しましたね。
このジャンルでで不可欠の音楽をけん引する一人DJ Genkiについて解説します。
ゲームミュージックは勿論、CMやアニメタイアップ曲など、幅広く活躍するDJ Genkiについて探っていきましょう。

記事の目次

  1. 1.DJ Genkiの本名・年齢・プロフィールは?
  2. 2.DJ Genkiが注目される3つのポイント
  3. 3.DJ Genkiの人気曲3選
  4. 4.DJ Genkiが好きな方はこんなDJもおすすめ!

DJ Genkiの本名・年齢・プロフィールは?

DJ Genkiの本名は「彦田元気」1990年7月生まれの30歳です。

作曲を始めたのはなんと高校生の時だそうです。
オフ会で、既に活動していたDJ Norikenと知り合い、DTMでともに音楽を作っていこうとアプローチされたのがこの道に進むきっかけです。

本格的に彼が音楽活動を始めたのは2009年から。

クラブミュージックやDJイベントの現場でどんどん頭角を現し、HARDCORE TANO*Cレーベルに所属となります。

2012年には、あの有名なコナミの音楽ゲームbeatmaniallDXに楽曲提供しました。

そののち、DJアーティスト達とのコラボレーションや「ごくせん」のテーマの公式リミックスなどを経て、株式会社一二三の作曲家として動き始めます。

2016年には、大ヒットをのフィギュア・スケート・アニメ『ユーリ!!! on ICE』のEDテーマ「You Only Live Once」の作編曲で大いなる注目を集めます。

2017年には、アニメの「ひとりじめマイヒーロー」の主題歌「ハートシグナル」を手がけました

また、「アイシティ」「SHOPLIST」などのCM楽曲も手がける等、多岐にわたるフィールドで活躍中です。

DI gennkiの名だけでなく、「gram」という別名義でアルバムリリースをしたり、本名の「彦田元気」名義で他アーティストとコラボをしています。
また、かめりあ/Ba、寿司(Massive New Krew)/Dr、Yukacco/Voでとともにギタリストとして「元気くんバンド」結成したりと、実に多岐にわたる活動をしています。

他アーティストとの交流や、自分のプロジェクトは、随時ツイッターで発信し、アクティブに動いています

 

DJ Genkiが注目される3つのポイント

①自給自足ごりら

ちなみに、「自給自足ごりら」とは、音楽ゲームの上級者(ゴリラと形容されるらしい)が自ら難曲を作曲しそれをクリアしていることを形容したものだそうです。
「ごりら」がひらがなになることもさながら、面白い表現ですね。
家庭用IIDXという環境下で、冥(SPA)や卑弥呼(SPA黒A)Sをiフルコンボしてしまうとか。
自作のSigmundのレジェンダリア譜面をもクリアしてしまうという、音ゲープレーヤーとしても、つわものです。

②あの大ヒットフィギュアスケートアニメから認知度が広まる

フィギュア・スケート・アニメ『ユーリ!!! on ICE』は、深夜アニメのみならず、映画やインターネットにまでメディア」が広がる大ヒット作になりました。
魅力あるスケート選手のキャラクターや、スケートシーンの美しさもヒットの要因でした。
エンディングテーマの作編曲で、このアニメとともに愛される楽曲の作者として、注目されました
音ゲーファンのみならず、深夜アニメファンにも彼の名が知れ渡ることになる大きなきっかけです。

 

③「葛西ハーコーズ」のようなひねりの効いた異業種コラボ、

選手かめりあ、C-show、監督ヒトマスモドル、マネージャーYukaccoという音楽仲間つながりの、葛西ハーコーズ。
2016年にできた高校の野球チームを模した音楽ユニットです。

メンバーは全員葛西出身ということで、「これはもう何か面白いことをやるっきゃない」ということで生まれたユニットということです。
「葛西西高校野球部」という設定のもと、テーマソング、応援歌、校歌まで、面白真面目につくりあげ、ライブではなんとメガホンまで出るそうです。

2017年には「葛西ハーコーズ プロリーグへ」とのキャッチコピーで、様々なチームとの対戦楽曲が楽しめる作品がリリースされました。

これに限らず、彼は幅広いフィールドの中で、名義も、表現方法も自在に変化しながらクリエィティブな活動を続けています

葛西ハーコーズ「サイクルヒット」

DJ Genkiの人気曲3選

ハートシグナル

2017年に放映された、少女漫画原作のボーイズラブ「ひとりじめ マイヒーロー」の主題歌です。
「彦田元気」名義で、作曲編曲を担当し、シンガーの羽田野渉が歌っています。

打ち込み系のサウンドですが、音ゲーとはちょっとテイストが変わった、軽やかなサウンドです。
きらびやかなシンセサイザーサウンドで、オープニングにふさわしい明るい楽曲です。

 

Rainbow Dream

2019年7月、DJ Genki feat. Yukacco - Rainbow Dreamということでゆかりの何かと深い、yukaccoのボーカルをフューチャーしています

HARDCORE TANO*Cからリリースされた、ドラムのビートや音色感が、いかにも王道のテクノサウンドです。

yukaccoのキュートなボーカルとともに駆け抜けるような疾走感が爽快な一曲です。

Einherjar Joker

DJ GENKIが持つ名のひとつ「gram」とは、彼の脳内にある、北欧神話に出てくる謎の人(者)のイメージだそうです。

そのイメージ名義で2017年に「The  Requiem」というファーストアルバムをリリースしました。

音ゲージャンルにおいては、色々と音楽スタイルが異種融合し独特なものになるということですが、常になにか新しいものを創りたい彼の意欲がうかがえます。

この「Einherjar Joker」は2020年にシングルでリリースされました。
壮大なストリングスサウンドから始まり、一転して激しいビートをたたき出すドラマティックな楽曲です
 

DJ Genkiが好きな方はこんなDJもおすすめ!

DJ Noriken

彼が、音ゲープレーヤーだけでなく、音楽制作の道にも進むきっかけになったアーティストです。
DJ GENKIとは同世代で、コナミの音楽ゲーム「SOUND  VOLTEX」や、「beatmaniaⅡDX」に楽曲を提供しています。

HARDCORE TANO*Cからリリースされた「hydrus」や、最近は「horse」なども話題です。

DJ Noriken「hydrus」

DJ myosuke

ハードコア系のDJで、日本のみならず,海外での評価も高いアーティストです。

2013年からは、音ゲーにも数多く楽曲が提供されています。

2020年春に、DJ GENKI 、Kobaryoとの三人で、「こげみょー屋」という破壊的ユニットを結成しています。

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