【DJ】名古屋発のベテランDJ RYOWはDJ夫婦?!今話題のDJに迫る!
名古屋のベテランDJである「DJ RYOW」は、人気ながら謎に包まれている部分が多いようです。特に2018年に入籍を発表した際「嫁は誰?」と気になった方が多いでしょう。彼を語る上で外せないtokona-xとの関係も調べ、DJ RYOWについてまとめました。
DJ RYOWの基本プロフィール
1980年2月16日生まれで岐阜県の大垣市出身のDJ RYOWは、ヒップホップDJでありプロデューサーです。
拠点は愛知県の名古屋市で、DJ歴は20年以上というベテランになります。
選曲・ミックスのセンスが素晴らしいと定評があり、東京や海外でもDJプレイを披露するようになりました。
現場で叩き上げるタイプのDJであり、2010年には30の都市をプレイし周るツアーも開催していたようです。
またDJ以外にも東海地区のラジオFM局にてMIX SHOWをつとめたり、中部日本放送の開局から60周年を記念して作られたテーマソングをプロデュースするなど、幅広く活躍しています。
海外で有名なDJとの親交も深く、共作なども発表しました。
もちろん国内でのコラボレーション作品も複数あり、DJ界で非常に注目されているようです。
「THE MIX TAPE VOLUME #2 -RAP CITY 2015-」
DJ RYOWは『THE MIX TAPE VOLUME』というタイトルのオリジナルMIX CDを5枚リリースしています。
その中でも2枚目の『RAP CITY 2015』は、参加アーティストを含めて大変注目されました。
42曲目にMIXされているKOHHの『ビッチのカバンは重い』という楽曲は、そのユニークな歌詞がファンの間で話題になっています。
タイトルも物凄いインパクトですが、ゆったりとしたリズムで『ビッチのカバンは重い』と何度も連呼するのが印象的です。
20曲目にはMakerの『無重力ピエロ』もMIXされています。
Makerは岐阜県出身の実力派ラッパーです。
『無重力ピエロ』はタイトルの通り、宙に浮いているようなふわふわした、鬱蒼とした雰囲気を感じるサウンドになっています。
「THE MIX TAPE VOLUME #5 - 4eva Young -」
『THE MIX TAPE VOLUME』シリーズの5枚目のMIX アルバムが『4eva Young』であり、2017年9月27日にリリースされました。
11曲目には東京都出身の有名ラッパーJinmenusagiの『どうだ明るくなつたろう』がMIXされており、話題になっています。
『どうだ明るくなつたろう』はもともと、2016年12月14日にリリースされた『はやいEP』という、Jinmenusagiのアルバムの中に収録されている楽曲です。
このアルバムは他にも、次世代を担うであろう当時のヒップホップシーンの最先端を行くアーティストたちの楽曲がMIXされた、パワフルな1枚になります。
「20th ANNIV. MIXTAPE」
DJ RYOWの、オリジナルMIXアルバムのベスト盤が『20th ANNIV. MIXTAPE』です。
43曲収録されており、特に注目されたのは女性シンガーRIRIとコラボでした。
RIRIは世界的に有名なプロデューサーであるZeddが手掛けた『Stay』という楽曲を、日本人ではじめてカバーしたことで有名です。
さらにラッパーの般若と漢 a.k.a. GAMI & R-指定とのコラボ曲『ビートモクソモネェカラキキナ』の リミックスの2016年版も話題を呼び、注目を集めました。
漢 a.k.a. GAMI & R-指定は「漢 a.k.a. GAMI」と「R-指定」の、この楽曲の際の名義であり普段はそれぞれ別で活動しているラッパーです。
ちなみに「漢 a.k.a. GAMI」と聞くと「i wanna be a gami」を思い出した方も多いかもしれません。
「i wanna be a gami」はゲームの名前ですが、漢 a.k.a. GAMIの「GAMI」とは無関係です。
DJ RYOWの嫁はだれ?
2018年3月7日にDJ RYOWのインスタグラム・Twitterなどで入籍したという発表がありました。
その時の写真はお嫁さんとの2ショットではなく、地元である大垣のイオンの駐車場で撮影された愛犬「ゴマ」とのものです。
「DJ RYOWの嫁はだれなのか?」ですが、調べてみたところ残念ながらインターネット上にはUPされていませんでした。
音楽関係者なのか一般の女性なのかも、残念ながら明らかになっていないようです。
インスタグラムに上がっているDJ RYOWのプライベート写真を見ると、愛犬との写真が多くなっています。
奥さんやお子さんの写真や動画は一切ありません。
伝説のラッパー故tokona-xとDJ RYOWの関係性は?
tokona-x(トコナエックス)は1978年10月20日生まれで、神奈川県横浜市出身のラッパーです。
家庭の事情によりDJ RYOWが活動の拠点とする、愛知県名古屋市近くの常滑市に移住しています。
名古屋を代表するラッパーとして、彼の名前は知られていたようです。
しかし2004年11月に熱中症が原因で、26歳の若さで亡くなってしまいました。
DJ RYOWはtokona-xを心底リスペクトしており、一緒に活動していたこともあったそうです。
SNSにはtokona-xの墓参りをしている写真が、過去にUPされていました。
tokona-xへのリスペクトが表れたアルバム
tokona-xが亡くなってから5年後の2019年に、DJ RYOWはAK-69や”E”qualらと『BEST OF TOKONA-X』というアルバムをリリースしています。
このアルバムはtokona-xが披露してきた楽曲や未完成の楽曲をMIXしたものであり、37曲の歌が収録されました。
さらに2018年には『NEW X CLASSIC』 という10枚目のアルバムを発売しています。
DJ活動をはじめて20周年の時にリリースされたものであり「活動当初から根本は変わらずにやれている」という、活動を振り返って生まれた想いも大事に制作されたようです。
彼の活動を語る上でtokona-xの存在は、絶対に欠かすことはできません。
アルバムタイトル『NEW X CLASSIC』の「x」は、DJ RYOWにとって「10」枚目のアルバムであることと、tokona-xの「x」からきているそうです。
「活動の集大成」という意味と「tokona-xへのリスペクトの意味」がふんだんに詰まっている、熱い一枚になっています。
TOKAI X bullshit(トウカイ・ブルシット)
DJ RYOWは活動拠点の名古屋で毎年「TOKAI X bullshit(トウカイ・ブルシット)」というライブを開催していました。
トウカイ・ブルシットとは名古屋を代表するラッパーtokona-xを追悼し、その遺伝子を継承するために生まれたものです。
毎年名古屋で開催されていたトウカイ・ブルシットですが、2016年には遂に渋谷HARLEMにて開催されました。
渋谷はヒップホップの聖地と言われており、このことは大きな伝説となったそうです。