音楽プロデューサーの秋元康がすごい理由は…?秋元康の経歴に迫る!

秋元康のプロフィール・経歴と、天才的プロデューサーと称される理由について探ってみました。彼が携わった作品なども交えてご紹介しています。「川の流れのように」などの演歌、「恋するフォーチュンクッキー」などのアイドルソングなど、幅広い楽曲についてもコメント。

記事の目次

  1. 1.名音楽プロデューサーとして有名な秋元康とは
  2. 2.数多くのアーティストグループをプロデュース、また楽曲提供を行う
  3. 3.秋元康が作詞した代表的な作詞曲4選
  4. 4.音楽プロデューサーだけでなく、放送作家としての活動歴も
  5. 5.まとめ

名音楽プロデューサーとして有名な秋元康とは

眼鏡
Photo byPrinteboek

秋元康は、AKB48グループ、おニャン子クラブなど、人気アイドルグループを生み出した有名プロデューサーです。

近年では「秋P」や「やすす」などの愛称でも呼ばれており、AKB48メンバーのSNSにも登場しており、身近な存在になってきたのではないでしょうか。

そんな秋元康のプロフィールや、プロデュースしてきた芸能人、音楽などについてご紹介します。

秋元康のプロフィール・経歴

ノート
Photo byStockSnap

秋元康は1958年、東京都目黒区にて秋元家の長男として誕生しました。

9歳下の弟がおり、サラリーマン家庭で育ったと言われますが、教育熱心な家庭であったようです。

中学受験では名門中学の開成中学校を受験していたくらいなので、一般家庭の中でも比較的裕福な家庭で育ったのではないでしょうか。

残念ながら開成中学校は不合格となりましたが、高校受験では、名門高校の中央大学附属高校合格を果たしています。

そしてそのままエスカレーター式に中央大学文学部へ入学。当時の彼は、官僚志望していた堅実な青年でした。

そんな秋元康の夢を変えたのは、ニッポン放送のラジオ番組「せんだみつおの足かけ二日大進撃!」。

この番組でインスピレーションが生まれた彼は、せんだみつおを主人公とした「平家物語」のパロディ小説を書きあげました。

どれくらいのボリュームの文章かというと、ノート20枚分。

これをニッポン放送に送ったところ、放送作家の奥山侊伸の目に留まり、弟子入りを果たし同グループに所属することに。

中央大学の文学部進学後は、放送作家の活動に邁進し、会社員の4倍ほどの収入を学生にして得ていた、と言われています。

そんな秋元康ですが、放送作家の活動に将来性があるのかとモヤモヤを感じ始めます。

そんな彼に、転機が訪れるのは1981年ごろ。

ニッポン放送の社員であり、のちに社長となる亀渕昭信のツテで、音楽プロデューサーの朝妻一郎との出会いを果たします。

朝妻一郎との出会いを機に、作詞家としての活動を始めた秋元康は、作詞家としての活動をスタート。

処女曲は、大杉久美子が歌唱する、アニメ『とんでも戦士ムテキング』の挿入歌「タコローダンシング」。

その後も、長渕剛の「GOOD-BYE青春」、小泉今日子の「なんてったってアイドル」など様々な名曲の歌詞を生み出しました。

運も実力も兼ね備えていた男、それが秋元康といえるでしょう。

秋元康の妻はおニャン子クラブのメンバー

制服
フリー写真素材ぱくたそ

ご存知の方も多いと思いますが、秋元康は女性アイドルグループおニャン子クラブの会員番号16番、高井麻巳子を妻としています。

いうなれば、教え子を嫁にした教師のような感覚ですが、どちらからアプローチをかけたのでしょうか?

実は意外にも(?)、妻である高井麻巳子の方からだったようです!
プロポーズもなんと、高井麻巳子からだったのだとか。

高校時代には、ミス岩高にも選ばれたモテ女である嫁の高井麻巳子ですが、実はソロ曲において、秋元康作詞の作品が一曲もありません。

秋元康は、ほとんどのおニャン子クラブの歌の作詞に携わっているので、もしかして高井麻巳子がおニャン子クラブ現役だったころから付き合っていたのではないか、という噂もあるくらいです。

高井麻巳子といえば、ゆうゆこと岩井由紀子と「うしろゆびさされ組」のコンビを組むほどの人気メンバー。

そんな彼女のハートを射止め、妻にした秋元康。
高井麻巳子との間には、一女を設けており、円満な夫婦仲であることが想像できます。

秋元康は妻や娘について発言することが少ない印象ですが、それは妻のファンの思いを懸念してのことなのでしょうか……。

たまには、妻や娘に関する投稿などもツイッターなどのSNSで見てみたいものですね!

数多くのアーティストグループをプロデュース、また楽曲提供を行う

制服の女性
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秋元康は、おニャン子クラブ、AKB48関連グループなど様々なアイドルグループのプロデュース、楽曲提供を行っています。

ここでは、彼がプロデュースをしているアイドルグループについて触れたいと思います。

秋元康といえば「AKB48グループ」

皆さんご存知のAKB48グループ。

前田敦子がセンター、高橋みなみが総監督として君臨していた黄金時代には、神セブンなるメンバーが脇をかため、同性人気も獲得していたのが印象的ですね。

また総選挙を開催し、メンバーに順位がつくような試みもユニークでした。
総選挙で注目を浴びたメンバーもおり、指原莉乃などはその最たる例ではないでしょうか。

そんな本家のAKB48に始まり、以下のような姉妹グループが生まれました。

  • SKE48
  • SDN48
  • NMB48
  • HKT48
  • 乃木坂46
  • JKT48
  • SNH48
  • 欅坂46
  • 日向坂46(旧:けやき坂46)
  • NGT48
  • BNK48
  • STU48
  • 吉本坂46
  • SGO48
ジャカルタ、バンコクなど海外にもアイドルグループを生み出しているのは、天才プロデューサーたる秋元康の自信の表れでしょうか。

また、全国いたるところに姉妹グループがあり、方言を使用した歌などもファンからは人気を集めています。

また乃木坂46など、AKB48のライバル的存在であるグループを作り出したのも、天才プロデューサーならではのアイデアといえるのではないでしょうか。

「おニャン子クラブ」など、絶大な人気を誇っていたアイドルたちのプロデュースも手掛けている

秋元康のがプロデュースしたのは、AKB48グループだけではありません。

嫁である高井麻巳子が在籍していたおニャン子クラブ、少女隊、ねずみっ子クラブ、推定少女などもあります。

女性アイドルグループだけでなく、男性アイドルグループのプロデューサーも担当したことがあり、息っ子クラブや幕末塾など異色のアイドルグループもあります。

比較的新しく結成された、吉本坂46も男性メンバーが加入していますよね。

これだけプロデュースをしていたら、メンバー全員の顔と名前が一致しないのではないか……と心配になりますが、秋元康に自身の存在をアピールするためにツイッターなどで交流を持とうとするアイドルの存在も。

もちろんツイッターなどSNSだけで「このアイドルはやるな」と思ってもらえるわけではないでしょうから、指原莉乃などのようにバラエティー番組などで爪痕を残す努力も必要になりそうです。

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秋元康が作詞した代表的な作詞曲4選

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