【tricot】3選!メジャーデビュー曲の独特なリズム感にトリコ♪
今年、ついにメジャーデビューを果たしたtricot。耳コピは不可能と言われる難解な変拍子が特徴のバンドですが、聴けば聴くほど中毒になって抜け出せなくなる魅力を持っています。今回は、そんなtricotについて注目してみました。
tricotのギターを担当するキダ モティフォ。1989年5月29日生まれ。本名は木田素子。
高校が中嶋イッキュウと同じで、中嶋の先輩であるそう。このことから「先輩」の愛称で親しまれています。
ヒロミ・ヒロヒロ
tricotのベースを担当するヒロミ・ヒロヒロ。1988年5月22日生まれ。本名は相根宏美。
tricotを結成する前には、ギターのキダ モティフォとインストバンドを組んでいました。
吉田雄介
tricotの唯一の男性メンバーでドラムを担当する吉田雄介。1986年6月25日生まれ。
tricotに加入したのは2017年。現在もさまざまなアーティストのサポートを担当したりして活躍しているドラマーです。
過去にはkomaki♂が脱退・・脱退理由は?
サポートを務めた後、2011年からは正式メンバーとしてtricotのドラムを務めていたkomaki♂。
彼のドラムの実力は相当なもので、tricotファンからも高く評価されるドラマーでした。変拍子のリズムが特徴的なtricotの音楽において、リズムを司るドラムは非常に重要な役割を果たす存在となります。
そんな中で実力、センス共に優れていたkomaki♂ですが、2014年3月27日の梅田AKASOでのライブを以って脱退することとなりました。
脱退理由は音楽性の不一致とされており、tricotとkomaki♂がお互い前に進むための決断であったとも語られています。
中嶋イッキュウは、「音楽に対して根本的にすれ違うところがありました」と述べており、メンバー同士で何度も話し合いを重ねた結果、komki♂の脱退という決断となったようです。
tricotの難解なリズムを支えるドラマーとしてファンからも人気だったkomaki♂の脱退にはいろんな声が寄せられ、これからのtricotがどうなるのかと心配する声もたくさんあり、次のドラマーによってtricotの今後は左右されるとまで言われていました。
YouTubeに公開されているMVにもkomaki♂を惜しむコメントもたくさん寄せられており、ファンにとってどれだけ愛され評価されていたドラマーであったかが伺えます。
現在は、komakiとしてさまざまなアーティストのサポートやレコーディングを手掛けており、ドラマーとして幅広く活躍しています。
tricot初心者におすすめの曲3選
【1】爆裂パニエさん
荒々しさと精密さが両立し、イントロからガツンと来る『爆裂パニエさん』。
ライブでも人気が高く、tricotの代表曲とも言える楽曲です。
プランクトンに侵された感情
溺れて消えた
深海で終わらせようとしたんだ
嫌い 白い肌の生暖かさ
痛いくらいが僕には調度良いと
以来、それは君だけの感覚
違う違うもっと 仕様が無いと言いたい
水の中や水面を漂うプランクトン。そんな浮遊するようなフワフワとした感情は結局溺れて消えてしまう。
「深海で終わらせようとした」という部分の幻想的なサウンドが印象的で、まさに美しく深い海の中が思い浮かびます。
生ぬるい中途半端な魅力じゃ足りなくて、痛みを伴うくらいの刺激が欲しい。
体の内側から溢れ出るような熱量が、tricotらしい世界観で表現された楽曲ではないでしょうか。