【tricot】3選!メジャーデビュー曲の独特なリズム感にトリコ♪
今年、ついにメジャーデビューを果たしたtricot。耳コピは不可能と言われる難解な変拍子が特徴のバンドですが、聴けば聴くほど中毒になって抜け出せなくなる魅力を持っています。今回は、そんなtricotについて注目してみました。
『tricot』はどんなバンド?
2010年9月1日に結成されたロックバンド、tricot。バンド名の読み方は「トリコ」。中嶋イッキュウ、キダモティフォ、ヒロミ・ヒロヒロの3人で結成され、当初はサポートメンバーとして活動していたkomaki♂が後に正式メンバーとして加入することとなりました。
komaki♂は2014年に脱退、現在は吉田雄介が正式メンバーとして加入して活動を続けています。
2011年、自主レーベルである「BAKURETSU RECORDS」を設立。
2015年、イギリスの音楽総合サイト「NME.COM」で取り上げられ、そこから海外で注目を集める存在となりました。
メディアへの露出は少ないものの、その実力や音楽センスは評価されていて国内でも大型ロックフェスに多数出演しており、世界を股にかけて活躍するロックバンドです。
2019年にはavex/cutting edge内にレーベルを設立することを発表し、9月25日にはメジャー1stシングル『あふれる』をリリース。リリース当日にはNHK-FMで放送されている『赤い公園・津野米咲のゆうがたパラダイス』の生放送にも出演。
9月29日にはフジテレビの『Love music』でコメントがオンエアされました。
結成からずっとインディーズバンドとして活動していたtricotですが、結成9年目にしてついにメジャーデビューを果たすこととなり、これからますます注目される存在となること間違いなしのバンドです。
掴めたかと思ったらまた不規則で掴めない。
そんなリズムの移り変わりが心地よくて癖になる『あふれる』。
tricotらしさを残しながらも、メジャーデビューを果たし確実に進化した姿も見せてくれる楽曲となっています。
ボーカル・中嶋イッキュウの素朴な雰囲気から妖艶な雰囲気までをこの1曲で味わうことができ、煽るようなリズムから幻想的なサビへと解放される瞬間の切り替えの気持ちよさがたまりません。
2019年10月には、tricotとyonigeのツーマンツアーが開催され、名古屋クラブクアトロ、梅田クラブクアトロ、恵比寿リキッドルームでの東名阪ツアーは大成功を収めました。
2020年にはワンマンツアーの開催も予定しており、tricotの快進撃はまだまだ留まるところを知りません。
『tricot』のバンドメンバー
中嶋イッキュウ
tricotのボーカル兼ギターを担当する中嶋イッキュウ。1989年5月29日生まれで、本名は中嶋郁美。
中嶋郁美という本名から、中嶋193、中嶋一休さん、中嶋イッキュウという芸名になったそうです。
ロックバンド・ジェニーハイのボーカルとしても活動しており、ジェニーハイをきっかけとしてtricotの楽曲を聴きファンになる人も少なくありません。