リップロールは何秒続けばいいの?続かない場合どうする?

ボイストレーニングでよく使われるリップロール。簡単そうで意外に難しいものです。ボイストレーニングとして何秒ぐらい続くと良いのでしょう。また、長く続けるにはどうしたらよいのでしょう。今回はリップロールを何秒続けたら良いのかという疑問についてお答えします。

記事の目次

  1. 1.リップロールは何秒続けばいいの?
  2. 2.リップロールが続かない原因と対処法は?

リップロールが続かない原因と対処法は?

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リップロールがブルブルっと数秒で終わってしまう。リップロールが5秒以上続かない。

リップロールを長く続けたい方がぶつかる壁です。どうしてリップロールが長く続かないのでしょう。

また、どうしたらリップロールを長く続けられるのでしょう。

息の量が足りない

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ブルブルと唇を震わせられない時は、息の量が足りないということが考えられます。
ある程度の息の量がないと、唇をブルブルと震わせることはできません。

息の量を増やし、ブルブルと唇を震わせられるように、勢いよく息を出してみましょう。
下腹部を押して息を出すと、勢いよく息が出ます。

口の周りや喉、頬に力が入っている

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ブルブルと唇を震わせることはできるけど、リップロールが長く続かない方は、口の周りや喉、頬に力が入っていることが考えられます。
お腹で支えられないから、リップロールを長く続けようと、喉や口で支えようと頑張ってしまうためです。

両頬を人差し指で軽く押してみながらリップロールをしてみましょう。
リップロールが少し楽にできるようになります。

お腹の支えが足りない

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リップロールを長く続けたい時、大切なのはお腹の支えです。
お腹でしっかりと支えることができれば、口の周りの力を抜いて、長く唇をブルブルと震わせられます。

お腹でしっかりと支えるためには、まず、リップロールの時に下腹部が凹んでいることを感じてください。
そして、リップロールを続けているあいだ、きゅっと下腹部の内側の方に力を入れ続けてみましょう。

口の周りに力が入ったら、もう一度力を抜いてやり直してみてください。
力を入れるのは、下腹部の方です。

息が横に広がっている

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リップロールが長く続かない時は、息が横に広がってしまい、息を使いすぎてしまっているかもしれません。
唇の両端を人差し指で押さえてみましょう。
息が中央に集まって効率よくリップロールを続けられます。

人差し指を離しても、程よく唇を引いて、息を中央に集めて前に出せるようにしてみましょう。

リップロールのやり方と出来ない場合の対処法を紹介!のイメージ
リップロールのやり方と出来ない場合の対処法を紹介!
ボイストレーニングのレッスンでも活用することが多いリップロールのやり方が、分からなくて困っている方は多いです。マスターすれば実際に歌う前のウォーミングアップにもなりますし、歌唱力アップも望めます。できない時の対処法も含め、リップロールのやり方をまとめました。

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