【ドラム】叩き方も重要!ドラム練習の際に意識する叩き方ポイントはこれ!

ドラムには正しく音を出すための、叩き方のポイントがあることをご存じですか?ドラムは初心者でも比較的始めやすく、バンドで最も目立つカッコイイ楽器であると言う人も多いです。今回はドラム練習の際に意識したい叩き方のポイントを紹介します。

記事の目次

  1. 1.ドラムは叩き方・魅せ方でも盛り上げられる
  2. 2.ドラム練習の際に意識したい叩き方のポイント
  3. 3.ドラムで基本のビートを叩くコツ
  4. 4.ドラムでビート以外の基本フレーズを叩くコツ
  5. 5.ドラムのクロスハンド・オープンハンドとは?
  6. 6.まとめ

ドラムの基本のビートの叩き方③:16ビート

16ビートも1小節に16回音を刻み叩くパターンです。

8ビートで叩いていたハイハットをまずは倍にして、16回叩いてみてください。

そこから5回目・13回目のみハイハットではなく、スネアを叩くようにしましょう。

さらにバスドラムを1回目・9回目・11回目のハイハットと同時に鳴らします。

これが16ビートの基本です。

早く叩けることよりも、ゆっくりのテンポから正確に演奏できることを大事に練習しましょう。

早く叩こうとして悪い癖がつくと、後で直すのが大変になります。

ドラムの基本のビートの叩き方④:頭打ち

8ビート・4ビート・16ビートとお話してきましたが、頭打ちはスネアの数の違いになります。

1小節の中でハイハットを叩く回数を基本として、何ビートか決まるということをお話しました。

たとえば8ビートの頭打ちの場合、スネアも1回目・3回目・5回目・7回目と、奇数の回数の時に叩きます。

4ビートの場合も奇数の回数の時に鳴らしましょう。

最初に頭打ちを練習する際は8ビートで、ハイハットが6回目・8回目の時にバスドラを加えるパターンでやってみてください。

頭打ちはいろいろなリズムと組み合わせやすく聴きやすいです。

早い段階で練習しておくとよいでしょう。

ドラムの基本のビートの叩き方⑤:裏打ち

今度は裏打ちですが「裏」というのは、拍子同士の間のことです。

8ビートのハイハットで叩いていた1回目・3回目・5回目・7回目の奇数が表、2回目・4回目・6回目・8回目の偶数が裏になります。

裏打ちの場合のハイハットは偶数部分だけ叩いてください。

スネアは3回目・7回目のみ鳴らします。

さらに奇数の1回目・3回目・5回目・7回目にバスドラムを踏みましょう。

これが裏打ちの基本形です。

ちなみにこの裏打ちは「縦ノリ」と言われることが多く、J-POPでも多用されています。

ドラムでビート以外の基本フレーズを叩くコツ

Photo by BERRY.L

ビート以外にも基本のフレーズがいくつかありますが、特に多く登場する2つを紹介します。

ドラムのビート以外の叩き方①:フィルイン

フィルインは歌やギターソロがはじまる時やサビ前などに演奏される、大まかにいうと盛り上げたりシーンが変わったことを分かりやすくするためだったりに使用される奏法を言います。

基本ビートの紹介の際に話に出て来なかったシンバル・タムですが、フィルインはシンバル・タムを使うことが多いです。

ビートとフィルインを叩くことができれば、1曲演奏することも可能になります。

たとえばサビの1小節前の5拍目に右手でスネア、6拍目に左手でハイタムを、7拍目に右手でフロアタム、8拍目に左手でもう1度フロアタムを叩いてみましょう。

簡単なフィルインの例になります。

まずはこれから練習してみましょう。

ドラムのビート以外の叩き方②:リムショット

リムショットはおもにスネアに使う奏法で、膜ではなく銀の枠(リム)部分を鳴らします。

もっともスタンダードで簡単なのは銀の枠を、スティックで単純に叩くもの。

また片方のスティックをリムに掛け、もう片方のスティックを振り下ろし、スティック同士の「カッ」という音を鳴らす奏法です。

銀の枠と膜を同時に叩く演奏方法は、オープンリムショットと呼ばれています。

逆にクローズリムショットは、膜面に手を置いたまま親指・人差し指でつまんだスティックで銀の枠を鳴らす奏法です。

ドラムのクロスハンド・オープンハンドとは?

Photo by dennis

ドラムの演奏方法は、かなり大まかに分けるとクロスハンド・オープンハンドの2つあります。

それぞれには、それぞれのメリットがあるようです。

クロスハンド奏法とは?

いわゆる一般的で通常使われるフォームがクロスハンド奏法です。

ドラムを演奏する時は両手が交差することがありますが、その際も叩きやすいようスネアとハイハットの高さに差をつけているのが特徴でしょう。

バランスよく演奏できるのがクロスハンド奏法です。

オープンハンド奏法とは?

オープンハンドは左右の手をクロスさせない奏法で、メリットとしてはスネアが叩きやすく、身体の重心が安定します。

クロスハンドではできなかったフィルインもできるようになるため、個性を出しやすくなるでしょう。

ただしオープンハンド奏法は何と言っても左手が難しく、フロアタム・ライドシンバルが叩きづらくなります。

左利きの方には向いているかもしれませんが、右利きの方がオープンハンド奏法をマスターするには、かなり練習が必要かもしれません。

まとめ

Photo by bigdrumthump.com

今回はドラムを練習する際に、意識すべき叩き方のポイントをご紹介しました。

バンドをやる上で最も目立ち、全体のサウンドを統べるのは、実はドラムだと言っても過言ではないと思います。

演奏する際にはリズムキープだけではなく、ご紹介したようにスネア・ハイハット・タム・ライドシンバル・バスドラムのそれぞれに叩き方があることを押さえておきましょう。

基本のビートの叩き方もご紹介しているので、この記事を参考に自分だけのかっこいいサウンドを鳴らせるよう練習してみてくださいね!

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